畳の上にフローリングシート — 血液ガス分析と酸素化【あなたは苦手意識を持っていませんか?】 | Pi+Icu Nurse Book
畳の上にフローリング
【DIYシリーズ】素人1人で、和室を洋室(フローリング)に格安リフォーム!畳の上にフローリングマット! - YouTube
医学生からいよいよ社会人として勤務し始めた、 初期研修医1年目 。 医師として勤務する長い人生の中でも、今後のすべての基本となる時期であるため、多くのことを吸収すべき最も大切な時期であるといっても過言ではありません。 この時期の後輩たちから必ずといっていいほど聞くのは、 「何の参考書を買ったらいいでしょうか…?」 という質問です。 今回は、 初期研修医1年目が研修医生活中に読むべき、選りすぐりの参考書7冊 をご紹介します! 初学者にとって最も最適な参考書は 各分野の入門書 であり、ここから段階を踏んで応用を学んでいくのが最も効率が良いのではないかと思います◎ これから何の勉強をしようか迷っている方は、是非参考にしてみてください。 これからご覧いただく医学書レビューは、 これまで研修医時代に100冊以上の医学書を読み、 その中でもオススメの医学書のレビューを月5冊以上書いている ある救急科専攻医のレビューです。 医学生や研修医、各分野の初学者の気持ちが痛いほどわかるので、 是非この一冊を手に取ってみたいと思っていただけるようなレビューを心がけています! 1.『内科レジデントの鉄則』 あまりに有名な参考書であり、冗談抜きに日本中の研修医は必ず一冊持っているのではないかというこの本。 内科分野の初めに読む教科書としては間違いなくこの一冊をお勧めします! 【酸素解離曲線とは?】血ガスにおけるPaO2とSaO2の基準値・関係・違いについて! | Re:wordblog. 【基本情報】 タイトル:内科レジデントの鉄則 第3版 著者:聖路加国際病院内科チーフレジデント (編集) 出版社:医学書院 発行年月日:2018/4/16 【分野】 内科 総合内科 プライマリケア 【タイプ】 症例・疾患ベース 【ターゲット層】 国家試験終了後の医学生~初期研修医1年目(特に前半) 【推定読了期間】 10-12時間程度 【本書で学べること】 ●現場でよく遭遇する症候の鑑別 例)入院中の患者の発熱で見逃しやすい、想起すべき原因は? (7つ) ●内科救急の具体的初期対応 例)高Kの重症度判定と具体的な治療薬は? (投与量も含め) ●悩ましい入院患者の管理 例)refeedingで想定すべき電解質異常は? 【評価】 必要性:★★★★★ 本の薄さ:★★★★☆ わかりやすさ:★★★★* 面白さ:★★★*☆ 継続使用度:★★★*☆ オススメ度:★★★★★ ※Amazon評価:★★★★* 【本書のまとめ】 研修医が良い臨床研修を始める上で必須の参考書の一つである!
【酸素解離曲線とは?】血ガスにおけるPao2とSao2の基準値・関係・違いについて! | Re:wordblog
血液ガス分析検査とは? 血液ガス分析検査は ガス交換 と 酸塩基平衡 の指標 となります。また数分で検査結果がでるため超急性期の場面では 電解質バランスを把握 するために活用されます。 血液に酸素(O₂)、二酸化炭素(CO₂)、窒素(N₂)などのガスが溶け込んでいます。これらのガスに加えpHやHCO₃⁻(重炭酸イオン)などを測定することにより、 肺や心臓、腎臓などの臓器の体液の状態を知る ことができます。 動脈血液ガスと静脈血液ガスの違いとは? 動脈血液ガスと静脈血液ガスの大きな違いは CO₂分圧とO₂分圧の違い にあります。 呼吸機能の状態を知るためには動脈血液ガス分析が必要 となります。 ただし電解質やベースエクセス(BE)を知りたい場合は動脈、静脈に大きな差はないため 酸塩基平衡の状態だけ知りたい場合は静脈血液ガス分析でも可能 です。 酸塩基平衡の見方 1、pHをみる 私たち人類の体内は pH7. 35~7. 45 で保たれています。 pHが7. 35より低くなると酸性 に傾いており(アシデミア)、 pHが7. 45より高くなるとアルカリ性 に傾いている(アルカレミア)ことを表しています。 2、pHの変化の原因が呼吸性か代謝性かみる 体内にはpHを調整する因子が 「酸であるCO₂」「酸を中和するHCO₃⁻」 の2つ存在します。 Co₂が原因の場合 CO₂が増えると体内で酸の割合が増えるため、酸性が優位となりpHは酸性(7. 35以下)になります。このようにCO₂が原因で酸性に傾くことを 呼吸性アシドーシス と言います。 反対にCO₂が減ると体内で酸の割合が減るため、アルカリ性が優位となりpHはアルカリ性(7. 45以上)になります。このようにCO₂が原因でアルカリ性に傾くことを 呼吸性アルカローシス と言います。 HCO₃⁻が原因の場合 HCO₃⁻が減ると体内で酸の割合が増えるため、酸性が優位となりpHは酸性(7. 35以下)になります。このようにHCO₃⁻が原因で酸性に傾くことを 代謝性アシドーシス と言います。 反対にHCO₃⁻が増えると体内で酸の割合が減るため、アルカリ性が優位となりpHはアルカリ性(7. 45以上)になります。このようにHCO₃⁻が原因でアルカリ性に傾くことを 代謝性アルカローシス と言います。 3、代償変化をみる 先ほども説明したように私たち人類の体内は pH7.
※2021/3/31内容改訂 血液ガス分析は,ガス交換や酸塩基平衡の指標です. そこから得られる病態の情報は,(とくに集中治療・救急治療領域において) 非常に有用 です. でも,なんとなく「難しそうで,とっつきにくい」と思っている方も多いのではないでしょうか. ところが,手順通りに調べていけば, 血ガスの評価は誰にでもできます . 今回は,救急医療や集中治療が好きで循環器を専攻することにした私が,日々現場で用いている血液ガスの見方を,わかりやすい手順にして解説します. 「今さら,血ガスがよくわからない,とか言い出しづらい」と思っている方も含め,是非,今回の記事を参考にしてみてください. 血液ガスの読み方:3STEPのチェックをするだけ 方法は簡単です. 実際の血液ガスデータを下のチャートに当てはめるだけです. ※このチャートは動脈血の正常値で作成しています. 正常値だけは覚えるか,メモを持ち歩くかしてください. 血液ガス分析 正常値 Drぷー 血液ガス検査に触れることが多い人は自然に覚えてしまうと思います. ちなみに,酸素化以外の指標は 静脈血でも 評価できます. 私は研修医の途中まで,"血液ガス=動脈血の検査"だと勘違いしていました... 以下では,チャートの構成を3STEPで解説していきます. STEP① pH:アシデミアかアルカレミアか 動脈血でいえば pH≦7. 35はアシデミア pH≧7. 45はアルカレミア という簡単な話. まず, アシデミアとアシドーシス , アルカレミアとアルカローシス という言葉と区別できますか? "~ミア" は 状態そのもの で, "~シス" の方は "傾向" です. "雪が積もっている"という状態,"雪が降っている"という積もる傾向,みたいなものです. 例えば pH<7. 36の代謝性アシデミア であっても, 呼吸性アルカローシスが併存する ことは,しばしばあるんです. (代償機構としてよく併存します.) STEP② HCO 3 - の変化(代謝性),pCO 2 の変化(呼吸性) 次に, STEP① で確認したアシデミア,アルカレミアの原因を考えます. HCO 3 - <22は代謝性アシドーシス HCO 3 - >26は代謝性アルカローシス pCO 2 >45は呼吸性アシドーシス pCO 2 <35は呼吸性アルカローシス アシドーシス・アルカローシスが併存していた場合は?