千 と 千尋 釜 爺
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「千と千尋の神隠し」の釜爺が千尋に優しいのは何故ですか? - 釜爺は... - Yahoo!知恵袋
!ってびっくりしてる湯婆婆尊い… 突然関西弁になる湯婆婆も尊い… — ツルツルカニマンジュウ (@tururukanimanju) September 10, 2018 強面で不気味な容姿の釜爺ですが、作品を見てわかる通り実は とても優しい です。 ボイラー室にやってきたリンが千尋を見つけた時も「 ワシの孫だ 」と咄嗟にバレバレの嘘をついて千尋をかばい、仕事を与えてもらえるように根回しをします。 他にも釜爺は 眠った千尋に布団をかけてあげる 千尋に電車の乗車券をあげる ボロボロになったハクを手当てする など、登場するたびに優しさを全開にして千尋たちに接していました。 ただし千尋を甘やかすことはせず、間違っていれば叱り、助言をし、千尋の心の成長に重要な役割を果たしたと言える存在でしたね。 しかしなぜ釜爺は、こんなに優しいのでしょうか? その理由は2つ考えられます。 1つは単純に、釜爺が子供好きな心優しいおじいさんだから。 年を取れば経験も多く積んでいますし、少しは人に優しくなれるもの。 釜爺の年齢は不明ですが、恐らく孫を見るような目で、千尋を見ていたのではないでしょうか? 「千と千尋の神隠し」の釜爺が千尋に優しいのは何故ですか? - 釜爺は... - Yahoo!知恵袋. ちなみにハクも川の主ということで結構な年でしょうが、見た目は千尋と変わらないので釜爺はハクにも優しいです。 2つ目は釜爺の正体によるもの。 釜爺は人間の顔と虫の体を持ったちょっと変わった存在です。 ですから、「 外からきた人間 」という、同じく異質な存在である千尋に対して似たようなものを感じたのではないでしょうか? 「 他人と違う 」ということで拒絶、排除される悲しみや辛さを知っているからこそ、千尋をかばい、応援し、導いてあげた、そう思うと釜爺の悲しい過去が思われます。 しかし、釜爺に負けず劣らずの個性的な見た目のキャラクターもたくさんいますし、そこまで暗い過去を持った雰囲気もないので、単純に 釜爺が心優しく、幼く可愛い千尋を放っておけなかった という線が濃厚でしょう。 釜爺が残した名言の数々 えーんがちょ、千!えーんがちょ!! (「千と千尋の神隠し」釜爺 — ジブリ名言集 (@kazenotanide1) August 13, 2019 心優しき年長者の釜爺は、作中で多くの名言も残しています。 いくつかご紹介しますね! 手出すならしまいまでやれ! ススワタリの仕事を手伝おうとした千尋に言った台詞です。 その後「 気まぐれに手出して、人の仕事を取っちゃならねー 」と更に厳しい台詞で千尋を叱ります。 釜爺登場シーンでもあったので、かなり恐いお爺さんだな、という印象を与えましたが、この世界でのルールや釜爺の仕事に対する姿勢が伝わってきますね。 ワシの孫だ 前述の通り、リンに見つかった時に言った台詞です。 絶対孫ではないのに孫だと言い張るのには、リンとの関係の良さも窺えます。 この一言に、釜爺の優しさとユーモアのセンスがあふれていますよね。 グッドラック リンに連れられて湯婆婆のところへ向かおうとする千尋に放った一言です。 何気ない一言に、「応援しているよ!」という気持ちと、緊張する千尋の心を和らげてあげようという気遣いを感じます。 エンガチョ 釜爺と言えばこれですね!
ハンコにかけられた魔法の虫(? )を千尋が踏みつぶした時に出た台詞です。 当時は学校で結構流行りました。笑 わからんか?愛だ、愛 苦い団子を食べて人間の姿に戻ったハクですが、意識が戻らず苦しい状態となっていました。 そんなハクを助けようと、危険な道へと進もうとする千尋を前に、状況を飲み込めていないリンに対し、意味ありげに放った台詞です。 まとめ 今回は「 千と千尋の神隠し 」の釜爺について考察しました。 釜爺は油屋のボイラー室で働くお爺さんで、そのモデルは6本脚の昆虫「座頭虫」です。 声を演じたのは、今は亡き超大御所俳優の菅原文太さんで、釜爺の台詞が名言となったのは、菅原さんの演技力あってこそのものでしょう。 時に厳しく、時に優しく千尋に接し、愛情の限りを尽くした釜爺のおかげで、千尋は精神的にとても強くなれたのだと思います。 そんな釜爺の優しさや、千尋とのやりとりにも注目してみてくださいね。