川島 隆太 スマホ が 学力 を 破壊 する
(笑) そして、うつ症状が 「危険な世界から身を守るための脳の戦略」 なのだとまで言われて、多くの読者は 「目からウロコの思い」 で先を読み進めることになる 。(笑)「そっかー、うつ病にも適者生存の意味があったんだ!」(笑) うつ病のひとにとっては、みずからの "ネガティブで非活動的な生活パターン" をそのまま正当化してくれるような、 "天からの福音" ではないか! (笑) 精神科医という肩書を有する著者は、実際に何百人、何千人もの自分のうつ病患者にこうした説明をして彼らを安心させ、喜ばれ、感謝され、そして、熱く支持されてきたに違いない。(笑) 「真実の光! 先生、ありがとう!」(笑) それならば、同じ論理で、ぜひ "自閉症"、"睡眠障害"、"摂食障害"、"てんかん"、"発達障害" も、実は狩猟採集時代にも存在して、それぞれ 「危険な世界から身を守るための脳の戦略」 であったという説明もお願いしたいものだ。(笑) 「うつ病」 について言えるのなら、"自閉症" についても言えないわけがないだろう。どうだろうか? (笑) それぞれ生存戦略上の意味やメリットについての "おとぎ話" を紡ぎだせば、救われるように思ってくれる患者はもっともっと増えて、大いに "人助け" になるのではなかろうか? 川島 隆太 スマホ が 学力 を 破壊 するには. (笑) さらに、"精神病" について "進化論的適応説" が当てはまるのならば、"身体的な病気" については、なおさら当てはまるはずではなかろうか? (笑) そして、"胃潰瘍" "アトピー性皮膚炎"、"肺がん"、"前立腺炎"、"白血病" も、生存上意味のある身体の反応だという理屈も "進化論的適応説" を使えば十分に成立するはずだろう。(笑) この精神科医にすべて任せれば、もはや医者などは要らなくなるかもしれないではないか? (笑) "リウマチ"、"糖尿病"、"花粉症" も石器時代には生存の確率を高めるための人間の身体の戦略だったと言えば、そうした患者は目を輝かせて納得してくれるかもしれないぞ。(笑) うつ病1つに限定することはないだろう!(笑)ケチケチしないで、もっと大奮発したらいい!
「スマホの使い方」を家族で話し合ってみませんか |
もともと学力の低い子がスマホいじりすぎなだけ?【違います】 ここまででわかったことは、 ということではない! ということです。 次に考えたのは、上の 『原因と結果が逆なんじゃない! ?』 ということです。 つまり、上の図の矢印の方向が逆なんじゃないかということです。 そこで次に行ったのが「数年間生徒たちのスマホ使用時間と学力を調べ続けよう」というものです。 その結果わかったことが、次のことです。 これはヤバい!!! スマホが諸悪の根源みたいな結果になりました(笑) このことからわかったことをまとめると なぜスマホをいじるとバカになるのか? では、なぜスマホをいじると学力が低下するのでしょうか?何がいけないのか?
この議論について、終止符を打ちます。 というより、すでに数年前に結論が出ていました。 ぜんぶわかりやすく解説していきます。 【結論】スマホは学力を低下させます 結論からお伝えします。 見出しの通り、出オチしてますが、 スマホは学力を低下させます。 具体的には、偏差値10下がります。 一方で、良い報告もあります。 スマホをやめると偏差値10上がります。 ニンテンドーのゲームソフト「脳トレシリーズ」で有名な、東北大学教授・川島隆太氏の研究で明らかになっています。 川島教授が7年間、毎年7万人(49万人)の子どもたちの脳を調べて、明らかになった結果です。 つまり、 信憑性が超高い研究結果 です。 このあとは川島隆太氏著『 スマホが学力を破壊する 』などの内容を参考に、スマホと学力の関係をお伝えしていきます。 スマホをいじると記憶が消える!? 以下のグラフは 1.数学のテスト結果 2.平日の学校以外の勉強時間 3.平日のスマホの使用時間 の関係を表したものです。 この図からすぐにわかることは ✓スマホの使用時間が長い子ほど点数が低い ことです。 そして、よく見るとおもしろいことがわかります。 それは 『ガリ勉スマホあり VS ノー勉スマホなし』では、『ノー勉スマホなしの方が成績が高い』 ということです。 ヤバくないですか? (笑) 2時間以上の勉強も、3時間のスマホ使用でチャラになるどころではなく、ノー勉より頭が悪くなる ということです。 ヤバすぎます・・・ 同じ勉強時間でも、スマホを使えば使うほど点数が下がっています 。 ノー勉でスマホをめっちゃいじってる子は、もうどん底行きになってます。 これらのことから、 スマホを使用することによって、勉強して学び得た記憶が消えている 可能性があることがわかります。 (このグラフは数学のみですが、その他の教科においても学力が下がることがわかっています。この後の説明でも触れています。) スマホいじりすぎな人は睡眠不足だから?【違います】 これが最初に考えた原因でした。 長時間スマホをいじっているということは、夜中も起きていると考えられるからです。 実際、文部科学省が毎年行っている調査から、睡眠時間が短い人ほど、学力が低いことがわかっています。 これは昔から言われていることです。 ただ結果は・・・ 違いました。 実験の結果は 『十分な睡眠をとっていようが、睡眠不足であろうが、スマホの使用時間が長ければ長いほど、成績が下がる』 ということです。 『しっかり寝てても、スマホいじってる時間が長い時点でダメ』 ということです。 ちなみに、 睡眠時間が6時間未満 の人は、スマホの使用時間に関わらず成績が悪い です。 ですので、 睡眠時間は超大事!