クレジットカードを悪用(不正利用)されたら?保証されないケースも - クレジットカード審査のチカラ
クレジットカードの不正利用があっても補償されないことがあるの?利用明細票の確認が重要
ミレニアル女子のための新しいお金との付き合い方101のルール<46> A子さん、もし、次のようなメールが来たらどうしますか? 〈クレジット会社名〇〇〇です。クレジットカードに関するご案内がございます。電話xxx-xxxx-xxxxまでご連絡をお願します。受付時間9時~18時〉 なになに、「個人情報を聞き出すワナかもしれないので無視する」? なるほど! クレジットカードの不正利用があっても補償されないことがあるの?利用明細票の確認が重要. 守りを固めるのはいいですが、もし誰かにクレジットカードが不正利用されていた場合、すでにカードが使えなくなっている可能性がありますよ! 連載46回目となる今回は、「クレジットカード会社から突然、「不正利用」の連絡が。どう対応すればいい?」についてお伝えします。 前回の「100万人のお祭り騒ぎは損か得か。投資家が見た渋谷ハロウィン騒動」編はこちら 突然連絡がきたクレジットカードの不正利用 こんにちは。億万長者の生方(うぶかた)です。 実はさっきのメッセージ、先週、僕のところに実際に届いたものなんです。 表示されている電話番号に連絡を入れると、対応したオペレーターから「本日の午前1時頃、USJのチケットを5万5000円分購入されましたか?」との問いかけが。USJって大阪にあるアミューズメントパーク? いや、僕は行かないからチケットは買いませんよ。 つづけてオペレーターはこう言ったんです。「その後の2万8000円分の同チケット購入に関しては、コンピューターが不正利用と判断したため決済にはいたっていません」。つまり、僕のクレカを使って誰かが勝手にUSJのチケットを買ったというのです(汗)。 カード会社は不正利用のパターンをつかんでいる!? クレカ決済をコンピューターが不正利用と判断したのが夜中の1時過ぎ。カード会社からメッセージが届いたのが16時過ぎ。タイムラグは約15時間。不正利用があったと判断したにもかかわらず、なぜすぐに連絡が来なかったのかは大いに疑問です。 不正利用されたとき、たまたま日本にいたから連絡がついたけど、もし海外に出かけていたら……。連絡があったことにも気づかないので、突然カードが使えなくなることになっていたはずです。怖いですよね~。 もう1つ気になるのが、カード会社はなぜ今回のチケット購入を不正利用と判断したのかということ。オペレーターにたずねてみたものの、「調査中」とのことで明確な回答は得られませんでした。しかし、カード会社が不正利用だと判断したのは、次のような「不正利用のパターン」に当てはまっていたからかもしれません。 ・チケットなど換金性が高いものを購入した ・短期間で連続利用しようとした ・カード契約者と届け先住所が違う ・普段利用しないショップで買っている ・深夜から早朝に利用している 不正利用で決済されてしまった支払いは誰が払うの?
クレジットカードが不正利用されたときの対処法と被害に遭わないための対策 | タビーカ | Jalカード
クレジットカードを使っていると、時々不正利用防止のためにカード会社へ電話連絡するといったケースがあります。大きな買い物をする際に家電量販店にてよく見られる光景ですが、カード会社は不正利用対策を徹底させていることが分かる位置権です。しかし、クレジットカードの不正利用は巧妙化しているので、カード会社だけの対策では難しい現状があります。では、クレジットカードを不正利用されたかもしれないと思った時には、警察への届け出から返金条件まで、どのような対応が求められるのでしょうか。 クレジットカードの不正利用は警察への届け出が必要なのか クレジットカードを不正利用された形跡が見つかった時には、警察への届け出とカード会社への連絡のどちらを先に行うべきなのでしょうか。クレジットカードの不正利用には、種類があることを知っていれば警察とカード会社どちらへの連絡を先に行うべきかが分かります。 クレジットカードの不正利用には2種類ある クレジットカードの不正利用には、大きく分けて2種類あることを知っておく必要があります。なぜなら、クレジットカードは本人のみが使用可能なカード会社から貸与されているカードであって、あくまでもクレジットカードの所有権はカード会社にあるからです。本人の名義がカード券面に印字されているからといって、あくまでも貸与品だからこそクレジットカードの保管状況管理は本人の責任となります。 1. クレジットカード自体を盗難・紛失した場合にはカード会社へ先に電話連絡してから警察へ届け出る 2.
ところで、不正利用された分の利用料金は、どうなると思いますか? 実は、クレジットカードには盗難保険が付帯されているので、不正利用をされても契約者に落ち度がなければ保険会社が補償してくれるのです。だから、今回の場合も午前1時に決済されてしまった5万5000円分については、請求されませんでした。ただし、カード会社が「不正利用」だと判断しなかった不正利用に関しては本人から申告する必要があります。 つまり、本人が気付かないところで不正利用をされて引き落としが済んでいる場合は、被害にあったことも露見しない場合もあるということ。だって、利用者全員がカード利用明細を内訳までは見ていないでしょ? カード会社によりますが、一般的に不正利用の補償期間は60日~90日に設定されていて、これを過ぎると補償してもらえなくなるので要注意です。 僕の場合は毎月、利用履歴をレシートと1枚づつ照らしあわせて確認しているから大丈夫ですが、あなたは大丈夫ですか? また、暗証番号をメモした紙を盗まれたり、誕生日など予測されやすい暗証番号を設定していたりしたことで、その番号を何者かに入力されて不正利用された場合、「契約者側に落ち度があった」と見なされて補償してもらえなくなる可能性が高くなります。どんな場合でも補償してもらえるわけではないので、油断は禁物です! カード再発行よりも面倒なことは……? 不正利用されたクレジットカードは、即、利用停止になります。だって同じ番号のままなら再度不正利用をされてしまいますから。 それから、電気料金や携帯電話料金の支払い、キャッシュレス決済や航空会社、Airbnbなど、支払いに紐付けてあるクレジットカードの登録情報はすべて変更する必要があるので、お忘れなく。「面倒くさい」なんて、そのままにしておくと引き落としができなくてサービスの利用停止になっちゃいますよ。 ●今回のまとめ ・普段のカード利用と違う使い方をした場合、不正利用と判断されることがある ・毎月、カード明細を確認することは不正利用を発見することに役に立つ ・カード番号が変更になったら速やかに、各支払先の登録情報を変更する A子さん、クレジットカードの利用明細は確認したほうがいいですよ。身に覚えのない請求が紛れているかもしれませんから。もし、不正利用がなかったとしても、自分の無駄遣いの多さに気付くことになるので、お金の使い方を振り返るよい機会になるはずですよ~ (次回に続く)