保育園以外の児童福祉施設で働くにはどうすれば良いですか?①|求人・派遣などの総合保育サービス【明日香】
福祉施設って何?働くときの資格は必要?【わかりやすく解説します】 | Manabi-Crew
はい。 その通りです。 産後サポートがないお母さんがほとんどになりますので、主な仕事は生まれたばかりの赤ちゃんのお世話になります。 保育園で担当した0歳児クラスとは異なりますか? 保育園では、どんなに小さな0歳児でも生後2ヶ月からの預かりになるため、生後0日から面倒を見るというのは仕事としては初めてかもしれません。 オムツを代えたり、ミルクを飲ませたりは同じでも、沐浴や体調不良時などの対応も大切なお仕事になります。 保育士としての関わりというよりは、「母親」の代わりという仕事が多いかもしれませんね。 なるほど。仕事時間はどのようになるのでしょうか? 助産施設は365日24時間の体制で運営されています。 そのため、働く人にもシフト制で夜勤などが発生します。 パートやアルバイトの場合は、日勤のみ、夜勤のみなどの時間が区切られていることもありますし、1ヶ月前にシフト提出ということもあります。この辺は働く助産施設によっても異なりますね。 求人はたくさんあるのでしょうか? 施設の数自体が少ないことと、受け入れられる人数が少ないこともあり、求人自体はかなり少ないといえるでしょう。 表1:助産施設の仕事内容などについて 施設名 仕事内容 生まれたばかりの乳幼児の保育 勤務時間 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある) 施設数 387 求人数 少なめ 乳児院 助産施設と同じく0歳からの赤ちゃんが入所する乳児院にもパートやアルバイトの仕事はあります。 仕事内容としては、助産院よりは少し月齢は上がりますが、母親の役割が求められる仕事であるということについては同じですね。 乳児院での保育士の仕事については、「 乳児院の保育士の仕事内容とは?求人の傾向や探し方について 」の記事に詳しくまとめてありますので、こちらも合わせて読んでみてください。 同じようなシフト勤務になりますか? こちらも24時間365日生活をする場になりますので、常に保育者として子どものそばに寄り添っている大人が必要です。 パートやアルバイトであっても、子どもの生活全般に責任をもつ大変重要な仕事です。 時給は高いのですか? 夜勤なども含んだ金額になりますので、一般的な保育園の保育士の相場よりは多少高くなりますが、施設にもよりますので、求人をよく確認してみてください。 表2:乳児院の仕事内容などについて 乳幼児の保育 138 母子生活支援施設 生活支援で共通するのが、母子生活支援施設です。 この施設は、18歳未満の児童を養育している母子家庭を支援する施設で、乳児から高校生までの子どものお世話をします。 母親が一緒にいるのであれば、保育士はどんな仕事をするのでしょうか?
情緒障がいのある子どもを短期入所、もしくは通所させ、治療の上、社会での活躍援助をする施設です。 保育士はどんなことをするのですか? 生活指導が主です。 子どもを認め、自信を育み、愛情を持って接することで、集団生活の中でも情緒を安定させることをねらいとしています。 医療的な資格も必要ですか? もちろんある方が有利でしょう。 しかし、基本的には愛情を持って自己肯定感を伸ばしていくという仕事なので、保育士の基本理念と同じと考えても良いでしょう。 まだ全国に46箇所程度しかない施設なので、求人も多いとは言えません。 お住いの近くにあるか確認し、求人情報をチェックしてみてください。 表2:児童心理治療施設の仕事内容などについて 情緒障がいのあるこどもの保育 365日24時間のシフト制(施設によっては日勤のみ夜勤のみもある) 46 児童自立支援施設 児童自立支援施設とは、窃盗や障がい、家出、薬物など、素行に問題がある児童、また、不登校や引きこもり、虐待を受けた児童などを自立支援する施設です。 何歳くらいのお子さんが入所されているんですか? だいたい小学生から原則は18歳までで、必要であれば20歳までが入所可能です。 児童自立支援施設には児童用語法で保育士の資格をもった人がなることのできる児童支援員の設置が義務付けられています。 保育士が行う支援の内容は、主に生活指導です。 生活態度や、集団行動の指導、言動のチェックは食事マナーや服装にまで及びます。 また、個人の健康管理や家庭や児童相談所とのやりとりも仕事の一つです。 保育士として行ってきた仕事とはかなり異なりますね。 そうですね。 すでに意思を強く持っており、少し心に闇を抱えた子が多い施設になりますので、保育園で子どもたちと接するのとは違うことが多いでしょう。 しかし、一人ひとりと対話し、信頼を持って成長を促すという点では共通点があると思います。 児童自立支援施設自体が各都道府県と政令指定都市に1箇所と少ない施設ですので、求人自体は少ないです。 興味がある場合は地域の施設の求人情報をこまめにチェックした方が良いでしょう。 表3:児童自立支援施設の仕事内容などについて 小学生から18歳(希望があれば20歳)までの子どもの支援 58 児童家庭支援センター 最後にご紹介するのが、児童家庭支援センターです。 児童家庭センターとはどんな施設ですか?