子どものころから、どんなに慌てている時でも、スニーカーのかかとを踏むと怒られる世代です。学生靴しかり、上履きしかり、靴のかかとを踏むのは勇気がいるし、許されないと思って育ってきました。しかし、昨年スニーカーに関してはかかとを踏んでも OK!という ものを教えてもらったところ、それがたいそう便利なんですよ。ナイキのフライニット。 ひとりっぷ ® 先輩が大推薦してくれた時には、かかとがニットでできているなんて、スニーカーの革命だ!と大喜びして、黒と派手色を 2 足買いしました(ちなみに先輩はすばらしすぎて、色違いで 5 足を保持! )。絶賛するのは、旅先でも便利だからです。理由その1、スリッパ代わりにもなり、軽くてらくちん。その2、ぎゅっとつぶれるので、スーツケースの中でも、手荷物でもかさばらない。その3、機内でリラックスできる。ニットなので履いていても締めつけられずいいんです。かかとも気がねなく踏んで、くつろげます。 ですから、 HYKE の展示会で adidas とのコラボスニーカーを見た際にはすぐに飛びつきました。春夏のシューズトレンドを席巻するであろうソックスブーツを思わせ、日常はもちろん、旅先でも大活躍間違いなし。こちらもかかとが踏めるんです。ひとりっ P 先輩ももちろん購入していて、ペルーや香港、これで世界をかけまわっているそうです。Myスニーカーを眺め、凍える寒空の中、夜ランに挑むほどのスポーツ魂は持っていませんが、足取り軽く旅立つ心は掻き立てられています。今から役立ち春夏必須の、はなまるアイテムです。(エディター T ) 編集長も旅にウルトラフライニットを愛用中> 旅ファッションから計画、グルメ、ショッピングまでお役立ち 一人旅の指南本!ひとりっぷ® のムック本、発売中> adidas Originals by HYKEをミラベラでチェック>
合法的にかかとを踏める!? 履き心地最高な「紐のないスニーカー」 - 価格.Comマガジン
今回は、とにかく履き心地がいい靴をご紹介させてください。非常に軽量で、紐がないのにフィット感抜群、サッと履けてサッと脱げる足入れのよさ。そしてかかとを踏んでもOKという、どこでも履きたくなる最高のシューズなんです。
「メレル」の「ハットモック」です。写真のカラーは赤(ボサノバ)
「メレル」は、アウトドアブランドとしても有名なアメリカのシューズメーカーです。従来の靴では考えられなかった"紐のない靴"、「ジャングルモック」を作り、これが大ヒット。靴の常識を覆しました。そしてモックシューズの代名詞となった同社が、このたび作った新たな靴が「ハットモック」です。
「ハットモック」は、アウトドアシューズをベースとした超軽量のモックシューズで、言うなれば"紐のないスニーカー"。キャンプなどのアウトドアからタウンユースまで、幅広く使える靴になっています。
片足わずか155g! 履いていることを忘れる軽さ
ハットモックの特徴をご紹介していきましょう。まずは軽さです。US9. 0サイズ(27cm相当)で片足わずか155gと、めっちゃ軽いです(一般的なスニーカーは片足350~400g)。履いていることを忘れそうになる素足感覚で、どこまででも行けそう。
筆者の持っているサイズ(29cm)だと163gでした
軽いうえにとてもやわらかく、こんなふうにギュっと握ることもできるほど
アッパーはやわらかく、ソールは厚く、しっかりフィット
アッパー部分はソフトなキルト地で、足を包み込んでくれます。ナイロン製なので汚れにくく、お手入れも簡単。半面、アウトソール部分はとてもしっかりしており、最薄部でも2cmの厚さ。履いてみると、この軽さでありながら、しっかりと着地面をグリップしてくれるソールの厚みに驚きます。
アッパー部分はキルト地。やさしい履き心地です
ソール部分はあまり溝がないのですが、グリップ力は高くしっかりと歩けます
ソールは最薄部でも2cmの厚みがあり、クッション性も抜群
すっぽり包み込まれる履き心地
履いてみると、足入れが非常にスムーズで、簡単に足が収まります。そう聞くとフィット感がないのではと心配されるかもしれませんが、着脱が簡単なのにもかかわらずしっかりホールドしてくれる不思議な履き心地です。
なんと合法的に「かかとを踏める」! そしてこのハットモック最大の特徴は、かかとをつぶして履けること。アウトドアシューズはもちろん、スニーカーでもあまりそういう仕様の靴はありませんよね。子供の頃は、靴のかかとを踏んでいると怒られたことも……でもハットモックならどんどん踏めます!
1足持っていると何かと使えるシューズですよ。
マッシー
「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。