大森 学園 野球 部 監督
大森学園対立正大立正 勝利しガッツポーズする大森学園・松本(撮影・鈴木正人) <高校野球東東京大会:大森学園7-6立正大立正>◇24日◇4回戦◇駒沢球場 第3シードの大森学園が、からくも逃げ切った。5回表までに7点をリード。ところが、5回裏に失策絡みで4点を失うと、7回、8回にも1点ずつ失い、1点差。さらに9回裏も2死一、二塁と攻められた。最後の打者を投ゴロに仕留め、なんとか逃げ切った。 高校野球にセーフティーリードはない? そう問われた石黒隼監督(32)は「私もそう思いました」と胸をなで下ろした。死球や敵失でもらった走者を確実にかえし、課題だった序盤の入りはクリア。ところが、今度は自チームの失策が失点につながった。 遊撃で起用した半田夢叶内野手(3年)が3度、一塁悪送球。「自分のエラーで点を取られて、メンタルに来ました。でも、副キャプテンなので、周りを引っ張ろうと意識しました」と打ち明けた。実は、1カ月ほど前の練習試合で右手親指を痛めた。治療を優先したため、この日が、それ以来の実戦だった。それでも、打撃でみせた。初回、2回と適時打を重ね、計3打点だ。 石黒監督は「普段は(送球も)できる選手。暑さで足をつったこともあるのでしょう。彼中心のチーム。大事なところで打ってくれますから」とかばった。半田は「次は、打撃でみんなを勢いづけて、守りではエラーしないよう、攻めのプレーを見せたい」と言った。勝ったから、反省を生かす機会がある。
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大森学園・石黒隼監督
和泉前監督の教えを継承していく
和泉前監督のもとでコーチを経験させてもらったことで多くを学びました。
前チームは東東京大会でベスト4に進出しましたが、狭い練習場、限られた戦力でも、気持ちでぶつかっていくことで勝ち上がれることを、和泉前監督と選手たちから教えてもらいました。
和泉前監督の教えを継承して、選手とともに大森学園の新しい歴史を作りたいと思います。
【監督プロフィール】
1988年神奈川県生まれ。
東海大菅生−東海大。
東海大菅生時代は4番に座り2006年選抜に出場。
大学卒業後は東海大でコーチを2年間勤め、菅野智之(巨人)らを指導。
2012年から大森学園コーチ。
2020年秋から監督。