低学年でも分かり易く教えるサッカーでのマークのコツ - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記
最近よく耳にするようになった「個人戦術」という言葉。日本では人それぞれ理解が違うようです。そもそも個人戦術・グループ戦術・チーム戦術の境目が、よくわからない人も多くいるのではないでしょうか? 個人戦術はサポートの種類のこと? ワンツーや3人目の動きのこと? どういう状況で個人戦術が使われるの? 個人戦術を身につけると何が良いの?
- マークの付き方 | サッカーのセンターバックのコツ - サッカーが上達する練習メニュー
- スペインサッカー守備の個人戦術【マーク】でディフェンス力を劇的に上げる | Súper Crack 【スーペル・クラック】
マークの付き方 | サッカーのセンターバックのコツ - サッカーが上達する練習メニュー
ジュニアでもユースでもプロでも、こういう場面からの失点、本当によくありませんか? この場面、黄のディフェンスに特別な技術、フィジカルの強さがなくても、ポジションと体の向きを変えるだけで、失点を減らせます。
このようなポジションを取ることができれば、失点は半分(上のポジションとの比較で)になるかもしれません。
また、失点に直結しないまでも、相手のチャンスが広がってしまうマークのミスも、しばしばあります。
この場面では、しっかりマークできていますが、
相手の「落ちる」動きへの寄せが甘く、マークが外れてしまいました。相手に「自由に」とは言わないまでも、縦パスを落とすくらいの余裕を与えてしまい、ピンチが広がってしまいました。
黄の選手が後2~3歩相手に寄るだけで、コントロールミスを誘ったかもしれません。
さらに、この場面でのボールの逆サイドのディフェンスはどうでしょうか?
スペインサッカー守備の個人戦術【マーク】でディフェンス力を劇的に上げる | Súper Crack 【スーペル・クラック】
【関連動画】
アクションのキーファクターとは? キーファクターは、様々なプレー状況を有効に解決するための、「コツ」である。
キーファクターはプレー状況を解決するための「鍵」でなければならない。
キーファクターがプレー状況の解決方法と関係ない場合、それをキーファクターとは呼ばない。
例えば、ドリブルのキーファクターは、ドリブルを成功させるための「コツ」をまとめたものです。[2VS1の状況では、ドリブルで相手を引きつける]など。 ③-2. マークにおける準備フェーズの基本キーファクター
ボールとマークが同時に見える位置(同一視野) ※パッシブレーンの場合は体の向きを整える。
ゴールとマーカー(マークをしている相手)を結んだラインの線上にポジションを取る。
すばやく反応できる体の状態にしておく。
ボール・自陣ゴールにに近づくにつれてマークとの距離を縮める。 ※パッシブレーンの場合はカバーを優先するので、マークとの距離が離れる。
アプローチの際にインターセプト、もしくはディレイフェーズに入るかを状況に応じて判断する。
基本的に1m〜15mの距離を保ちながら、 相手のレベル・レーン・ゾーンに合わせて距離を変える。
④マークの種類別キーファクター スペインではマークの種類は3つに分けられています。 ④-1. ボール保持者へのマーク
1. 壁パス(ワンツー)では相手の動きについていく。 他の味方がマークを受けとったら味方のペルムータ(カバーリングのカバーリング)、もしくはプレスをかけ2人で奪う。
【ペルムータに関する簡単な解説はこちら】
スペインサッカー守備の個人戦術【ペルムータとカバーリング】を覚えよう
2. ボールスティールを狙いながら、相手の前進を防ぐ。
3. 相手が後ろを向いた状況では、厳しくプレスに行き振り向かせない。振り向かれたら飛び込まず、置き去りにならない。
4. 相手のプレーの判断を遅らせて時間を作ることで、味方が戻る時間を作る。
5. 相手がシュートを打つときは、相手に背後を取られないできる限りの距離を詰め、ボールをカットできるようにする。
6. 状況に応じた対応ができるように、ゾーンや時間帯、相手の性格などのプレー状況を把握しておく。
7. カウンターアタックの際、数的同数・数的不利の場合は、抜き去られる前に戦術的ファウルを行う。
④-2. スペインサッカー守備の個人戦術【マーク】でディフェンス力を劇的に上げる | Súper Crack 【スーペル・クラック】. ボールを受ける可能性が高い相手に対するマーク
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