あなたの大腸疲れていませんか
自分の便の状態を知っていますか?心身のコンディションは便の形や色、においにも表れます。美便=理想的な便は、心と体のバランスが整っている証拠。排泄時に便をセルフチェックして「美便」をめざしましょう。 美便=理想的な便って何?形やにおい、色は? 便の色から分かる健康状態と5つの危険信号. 「美便」とはどんな便のことでしょうか。便は胃腸の消化吸収の働きにより作られます。食べ物の栄養を吸収した後、体に不要な食物のカスを排出する排便は、私たちが生きていく上でとても大切な役割を果たしています。消化・吸収・排泄がスムーズにいっているからこそ、元気な体を保つことができ、若々しく、いきいきとした見た目が作られるのです。 これが理想!美便のポイント 形:バナナ状、またはとぐろを巻く 量:バナナ1本~2本程度 固さ:ねり歯みがきのようになめらかでやわらかい 色:黄土色~茶色 におい:便臭はあるがきつい悪臭ではない 重さ:トイレの水に浮く バナナ状の便が、毎日同じタイミングで出るのがベスト。少しいきめばスルリと出て、排泄後に「スッキリとした爽快感」があれば、「美便」といえるでしょう。 便をセルフチェックするときの基準3つをご紹介! 1. 硬さをチェック 便を観察するときに、わかりやすいのが「硬さ」。つまり「水分量」です。健康的な便は、おおよそ全体の70~80%程度が水分といわれています。水分量が60%以下では硬くコロコロした便になり、便秘の状態に。水分量が90%以上になると下痢の状態になります。 2. においをチェック 「におい」もチェックポイント。便の固形成分には「食物の残りカス、腸内細菌、はがれ落ちた腸の粘膜」があり、「におい」に影響するのが「腸内細菌」です。 腸内細菌には大きく「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」があります。この中でも「悪玉菌」は肉などのたんぱく質や脂質をエサとして好み、おなかの中で分解するときにイヤなにおいを放つ物質を作り出します。食生活がお肉や脂っこいものに偏り、悪玉菌が増えると、便のイヤ~なにおいが強くなります。さらに、においが強いときは便秘に陥っていることが多いもの。便秘でおなかの中に便が長くとどまることで、さらに悪玉菌が増える悪循環を招きます。 一方、おなかの中に食物繊維やオリゴ糖を好む「善玉菌」が多いと、便秘の改善にもなり、便のにおいは抑えられると考えられています。 便の状態には、腸内環境はもちろん、胃腸の働き、ぜん道運動、排泄のための筋力にも影響されます。また、胃腸はストレスに敏感に反応するため、精神的なプレッシャーが便秘や下痢を引き起こすことも。便はまさに、心と体のバロメーターなのです。 3.
便の色から分かる健康状態と5つの危険信号
健康なウンチの形の理想は「バナナ状」。半練状までは健康なウンチといえる。 水分が90%を越すと下痢、水分が60%以下になってカチカチになり、出が悪くなるのが便秘。 排便のリズムは人によって違うが、下痢より便秘のほうが怖い。 あらゆる面から自分の体調がわかる「健康測定」ウンチ君! 色、におい、やわらかさ・・・。 あらゆる面から自分の体調がわかる 「健康測定」ウンチ君!
腸の状態を知らせる便のカタチについて|ゴールデンピーカン株式会社
まだまだ暑い日が続いていますが、体調はいかがですか?今年の猛暑に、体のだるさや胃腸の不調など、体調不良を感じたという方も多いのではないでしょうか。日頃、体はさまざまなメッセージを出して、私たちに体の異変や不調を知らせてくれています。 そこで、今回から2回にわたって 日常生活の中でセルフチェックできる「健康のバロメーター」をご紹介します。 自分で体の変化をチェックして、体調管理ができるといいですね。 便は健康のバロメーター まずは、自分の便をチェックしてみましょう。 便は、胃腸の健康を把握するための大切な情報源です。色や形、量やにおいなどは、今のあなたの健康状態を反映しています。 色で腸内環境をチェック! 便の色は、「ビリルビン」という物質に影響を受けます。 ビリルビンは、血液中のヘモグロビンの寿命が尽きて、肝臓で分解されたもので、胆汁という消化液の主な成分です。酸性だと黄色や茶色っぽい茶色、アルカリ性だと黒っぽい色に変化する特徴があり、私たちの食べたものは十二指腸で胆汁と混ざり便となって排出されるため、 便の色は腸内環境を知る手がかりになります。 例えば、 腸内環境を良好にする善玉菌が優勢になると腸内は酸性に傾いて、便は黄色や茶色っぽい黄色になります。一方で、腸内環境を悪化させる原因とされる悪玉菌が優勢になると腸内はアルカリ性に傾くため、便が黒っぽくなります。 あなたの便はどんな便? 次は、 便の水分量とともに便の種類 をみていきましょう。 -便の水分量と便の種類- 水分量 種類 説明 少ない ↓ カチカチコロコロ型 水分はおよそ60%程度で、腸内は悪玉菌が優位で便秘になりがちです。 黒褐色で、匂いはツンとした悪臭があります。食物繊維と水分をしっかりとって便秘を解消するように心がけましょう。 バナナ型 水分は75~80%程度の健康的な便です。黄色~黄褐色で、匂いもキツくなく、いきまずに排泄できます。善玉菌が優位で健康な状態ですので、毎日バナナ型を目指しましょう!
» ホーム » YourProblems » 健康 » 便はカラダの通信簿。便の色や形で今の健康状態を詳しく知る方法。 まず最初にお断りですが…お食事中の方は閲覧を控えてくださいね(笑) 今回は、私たち人間(動物)が生きていく上でなくてはならない、とても重要な生理現象「排泄(物)」についてお話していこうと思います。 あなたは今朝、どんな便をしましたか? トイレで毎回自分の便を確認している人はどれくらいいるでしょうか? '汚いから' '急いでいるから'と 確認もせずさっさと流してしまっては、なんとも勿体ないです。 だって 便は「カラダからの便り」 なのですから。 色や形、臭いや出し具合など、便の状態を見れば、今のご自身の健康状態は一目瞭然です。 違いが顕著に表れ、毎日自分自身で確認できるのですから、しない手はないですよね。 1. あなたの便はどのタイプ?便は身体のバロメーター 1-1. 形状から情報を読み解く 健康な人の便は、 70〜80%が水分で反練り状 。バナナやソーセージなどのいわゆる一本糞といわれる形状が理想的です。 水分が70%以下になるとウサギの糞のようなコロコロした便に。便秘の人に多い形状です。 逆に水分が90%を超えた状態が下痢です。下痢が何日も続いたり、突然細くて柔らかい便になるようであれば注意が必要です。 コロコロうさぎのフンタイプ ・うさぎのフンのように小さくてコロコロした便。 ・出る量も少なく、出した後も残便感が強い。 ・腸の働きが弱まっている状態。 ・ストレスが原因で腸の緊張が不安定な状態。 ひょろひょろ細い便タイプ ・腸や腹筋の働きが弱まっている状態。 ・高齢者や過度なダイエットをしている場合に多い。 ネバネバ泥状便タイプ ・消化や吸収が正常に行われていない状態 ・灰褐色で「すっぱい」と感じる独特の悪臭は膵臓の病気の可能性がある。 ビシャビシャ下痢便タイプ ・水分が主体の下痢状態の便。 ・水分を十分に吸収できていない状態。 ・食生活の乱れ、体の冷え、自律神経の乱れなどが原因。 ・消化器が受け付けないものを一刻も早く出そうとする腸内の拒絶反応の表れ。この状態が続くようであれば危険。 1-2. 色から情報を読み解く 色も体の状態を知らせてくれています。 形状と併せてチェックしてみましょう。 黄色〜黄褐色系 ・便の色は、便が大腸を通過する時間で決まっている。 短いほど明るい黄色で、長くなるとこげ茶に近づいてくる。 黄色〜黄褐色までは健康な便と考えていいとが、形状や臭いなども併せて条件をクリアしなくてはならない。 黄色味が強く下痢状であれば過敏性腸症候群の可能性も考えられる。 白〜灰色系 ・人間ドッグでバリウムを飲んだ後のような灰白色の便。 ウイルス性腸炎や、胆汁の分泌が悪い時、膵臓障害や黄疸の兆候とも考えられる。 赤色系 ・いわゆる血便。 大腸からの出血が考えられる。 下痢状であれば食中毒や赤痢、腫瘍性大腸炎の可能性、軟便や普通便の場合は大腸ガンの可能性もある。 ・痔の場合も血便になるため、血が混ざっていたら自己判断せずに専門医へかかりましょう。 黒色系 ・便が黒い場合は、食道や胃、十二指腸からの出血の可能性がある。 必ず専門医の診断を受けてください。 便は、あなたが食べた物やその老廃物が内臓を通過した記録を示す便りです。 毎日観察していれば、いつもと違う状態の時は「あれ?おかしいな?」と気付くことが出来ますし、病気の早期発見にも繋がります。 自分の体を守れるのは自分しかいないのです。 是非、便の観察を日課にしてくださいね。 2.