【大企業の運動会】くだらない社内行事への強制参加はパワハラだろ! | 自動車メーカーに就職してうつ病になった男が年収1億円を目指す人生逆襲物語
パワハラとは? パワハラとは、「パワーハラスメント」のことをいいます。 厚生労働省は、職場のパワーハラスメントについて定義しており、パワハラにあたるか否かの判断となる基準は、①職場の地位や優位性を利用しているか否か、②業務の適正な範囲を超えているか否か、③精神的苦痛・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させているか否かの3点となります。 社内行事の強制参加はパワハラにあたる? 上記のパワハラの定義から考えると、社内行事の強制参加は、直ちにパワハラにあたるとはいえません。 もっとも、強制参加なのに「会社が賃金を支払わなかったような場合」には、②の「業務の適正な範囲を超えている」として、パワハラに当たる可能性があります。 また、上司が職場上の地位を利用して、無理矢理飲み会に参加させたような場合は、①の「職場の地位を利用している」としてパワハラにあたる可能性があります。 さらに、社内行事に参加しなかったことを理由に、人格的な否定をしたり、不利益を与えたような場合には、③の「精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させている」として、パワハラにあたる可能性があります。 やりたくない!オンライン飲み会の幹事や余興の強制はパワハラにあたるの? 【保存版】会社行事に行きたくない人へ送る、断る口実5パターン | 退職のトリセツ. 職場上の地位を利用して、上司から強制的に飲み会の「幹事」をさせられた場合や、無理矢理「余興」をさせられる場合もあります。 この場合は上記の基準に照らし合わせると、パワハラにあたる可能性があります。 これはもちろん、オンライン忘年会・オンライン飲み会も同様です。 たとえ、強制参加の社内行事で賃金が支払われているとしても、業務とは全く関係がなく、本人がやりたくないと思うことを余興として無理矢理させられた場合には「業務の適正な範囲を超えている」としてパワハラにあたる可能性があります。 さらに、社内行事の強制参加と同様に、無理矢理幹事や余興をさせられたことにより、精神的苦痛を被った場合や、幹事や余興を断ったことにより、周囲から無視をされ精神的苦痛を被った場合にも、パワハラにあたる可能性があります。 飲み会・社内行事は残業代が支払われる?? 社内行事が労働時間にあたるなら残業代は支払われる 残業代は、労働基準法に定められた「1日8時間、1週40時間」という枠を超え、「労働時間」と認められる時間であれば、支払われることになります。 「労働時間」の定義については、裁判例が次のように示しています。 <最高裁判所 平成12年3月9日判決> 「労働基準法32条の労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間をいい~」 つまり、労働時間にあたるか否かは、社内行事が「会社の指揮命令下」に置かれていると評価できるか否かが判断基準となります。 会社の指揮監督下に置かれているか否かは、強制参加なのか自由参加なのかが基準となるでしょう。 飲み会に行きたくないのに、強制参加させられた場合には、会社の指揮監督下に置かれているといえるので、「労働時間」にあたるといえます。 そのため、残業代も支払われます。 一方、飲み会が「自由参加」であれば、それは会社の指揮監督下に置かれているとは言い難いので、労働時間にはあたらないでしょう。 この場合は、会社も残業代を支払わなくていいので、参加したくない労働者は参加しなくても問題ありません。 どのような場合が「強制参加」といえるの?
【保存版】会社行事に行きたくない人へ送る、断る口実5パターン | 退職のトリセツ
他にも 退職の神様の記事「【全35社】おすすめの退職代行業者を徹底比較!」 にて、数多くの退職代行会社が紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。
企業によっては、「社内運動会」のようなものが開催されることがあります。もともとスポーツが苦手な人はもちろんのこと、休日が運動会になる場合もあり、「せっかくの休日が…」と感じることもあるでしょう。そんな運動会をやり過ごすにはどうしたらよいのでしょうか? 参加する場合は、運動が苦手な同僚同士でチームをつくる スポーツが苦手な人は、意外にも社内にたくさんいるものです。運動会ではチーム分けが行なわれますが、 スポーツ経験のあるいわゆる「ガチ勢」と同じチームになってしまうと、結果が悪かった時に負い目を感じてしまうかもしれません。 それを防ぐためにも、「運動苦手チーム」を結成してしまいましょう。チーム内に運動が苦手なメンバーしかいなければ結果が悪くても全く気になりませんし、もしかしたらハンデが設定されることも考えられます。 親戚が集まる行事などを運動会の季節に設定する 運動会がある会社の多くは、涼しい秋ごろに運動会を設定します。そこで、その季節に合わせて親戚の行事などを設定してしまう、という手があります。 会社側が関与できないプライベートな用事となれば上司としても無下にすることができません から、ほぼ間違いなく運動会への参加を免れることができるでしょう。 応援団などを結成して楽しむ 「参加してもいいけど、運動したくない!」という場合であれば、出場者以外の立場で運動会を楽しんでも良いでしょう。応援団を結成したり、運営として参加したりすることで、 出場せずに運動会に貢献することができますよ。 全力で出場者を応援すれば、周囲からの印象も良くなりますよ。 (3)社員旅行に行きたくない!