自然数 整数 有理数 無理数 実数 複素数
ホーム 数学Ⅰ 5月 2, 2020 計算で使う数字にはいろんなものがある。 それらの数字にはいろんな 性質 があって、いろんな 分類 をすることができる。 とりあえず、順番に見ていこう。 実数って何? まずは 「実数」 というもの。 実数 とは、 有理数と無理数を合わせた、数直線上の点で表すことのできる数 のこと。 実数 は「存在するすべての数」とも言われるけど、ちょっと抽象的すぎる定義で、あまり好きじゃない。まあ、そもそも数学がだいぶ抽象的な学問。 有理数って何? 有理数 とは、 分数の形で表すことができる数 。 こんな感じ。 こういうのは全部有理数。 有理数の中でもさらに 「整数」「有限小数」「循環小数」 に分けることができる。 整数とは? 整数 とは、 0 と、 0に次々1を足した数 と、 0から次々1を引いた数 。 少数のない数 。 その中でも 0よりも大きい数 を 自然数(正の整数) 、 0よりも小さい数 を 負の整数 と呼ぶ。 有理数 でもあるから、 すべて分数の形で表すことができる 。 有限小数とは? 自然数 整数 有理数 無理数 実数 複素数. 有限小数 とは、 終わりのある少数 のこと。 こういうの。 有理数 でもあるから、 すべて分数の形で表すことができる 。 循環小数とは? 循環小数 とは、 終わりのない循環する少数 のこと。 有限小数に対して 無限小数 。 無理数って何? 「有理数」 に対して 「無理数」 というのがある。 無理数 とは、 終わりのない循環しない少数 のこと。 有限小数に対して 無限小数 。 有理数が分数で表すことができるのに対して、 無理数は分数じゃ表せない 。 全部、 終わりがない少数 で、 循環しない少数 で、 分数で表すことができない 。 定義を知る 実数全体のイメージ。 まとめ それぞれの数字には個性がある。 知らなきゃ計算できないわけではない。 でもそれぞれの個性を知っていれば、数字に対する視野が広がると思う。
有理数と無理数の違い
2 可算の濃度 さてそれでは、元が無限個の集合同士の濃度を比較してみましょう。 まずは自然数 と整数 の濃度を比較します。 図3-2のように写像を作ると、 の元に余りも重複もありませんので、これは と との間の全単射の写像になります。 よって、 です。 図3-2: 自然数と整数の対応付け は を含んでいるため、直感的に考えると の濃度のほうが の濃度よりも大きくなりそうですが、このように1対1の対応付けが行えるために同じ濃度となります。 元が無限個の集合は、しばしば直感と異なる結果をもたらしますので慎重に扱う必要があります。 同様に、有理数 を考えた場合も、図3-3のように辿ることで の元を網羅することができ、 と との間に全単射の写像を作ることができますので、 です。 図3-3: 自然数と有理数の対応付け このように自然数 と1対1で対応付けられる集合の濃度のことを、「 可算 かさん の 濃度 のうど 」といい「 アレフ 」と表します。 すなわち、「 」です。 3.
第4話 写像と有理数と実数 - 6さいからの数学
みなさんは生きていて色々な場面で数を扱う場面があると思います。 それは 表計算 ソフトの中であったり、学生だった頃の数学のノートの中であったり、様々だと思います。 例としていくつか書き出してみます。 1 2 3 0 -1 1. 5 1/3 他にも色々思いつく数があると思いますが、この記事ではこれぐらいにしておきます。 これらは数の種類によって分類することができます。 1, 2, 3 は 自然数 1, 2, 3, 0, -1 は整数 1, 2, 3, 0, -1, 1. 5, 1/3 は 有理数 自然数 や整数は聞いたことがあったり、意味を知っている方もいると思います。 有理数 はあまり聞き馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。 また、「1.