江戸幕府の仕組み 覚え方
ねらい 徳川家康(とくがわいえやす)は、古くから徳川家に仕えていた譜代(ふだい)大名や旗本といわれる家来だけを幕府の重要な役職につけ、江戸幕府の基礎(きそ)をつくったことがわかる。 内容 徳川家康が開いた江戸幕府で、将軍の直接の家臣は、「旗本」と「御家人」とよばれる人たちでした。ふだんは、江戸や大阪など幕府が直接治める地域で、将軍を守る仕事についたり、役人として働き、幕府を支えていました。一方、全国各地を治めるのは大名たちです。大名を支配するしくみもつくりました。大名とは、将軍から1万石以上の領地をあたえられ、将軍と主従関係を結んだ武士のことです。その数、全国で約200。大名の領地とその領地を治めるしくみを「藩」といいます。幕府は、大名を3種類に分けました。徳川家の一族である「親藩」、先祖代々徳川家に仕えてきた「譜代」、関ヶ原の戦いののちに家臣となった「外様」です。政治のしくみも整えられました。将軍のもと、政治を行うのは「老中」。老中のもとで「奉行」が仕事を分担しました。これらの役職には、旗本や譜代大名が選ばれました。江戸幕府は、260年ものあいだ、日本を治めたのです。 江戸幕府のしくみ 260年ものあいだ、日本を治めた江戸幕府。その組織は主従関係を重要視し、藩(はん)体制を維持しながら、安定した政治を目指すしくみとなっていた。
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□近世278. 江戸幕府の大名・旗本監察 ◇B [ゴロ] 大監 が 労多め とは/ 旗監 は 分か る めえ ( 大 名 監 察・ 老 中・ 大目 付)( 旗 本御家人 監 察・ 若 年寄・ 目 付) [句意]大名観察が労多めとは、旗本監察には分からないだろう、という歌舞伎の台詞のような句。「大名の監視は旗本監視より大変だ」という意味。「旗監は」を入れると長いので「分かるめえ」が旗本御家人の監察のゴロだとわかるなら、省くのもよい。さらにはこのゴロ句が「監察」のものだとわかるなら、「労多めと/分かるめえ」だけを覚えるのもよいと思う。 [point] 1. 【江戸幕府成立の覚え方】年号(1603年)の語呂合わせを紹介!【おすすめ6選】 | 日本史語呂合わせの教科書. 大名監察 は 老中 ・ 大目付 、旗本・御家人の監察は 若年寄 ・ 目付 の役目。 [解説] 1. 老中 は幕政を 統轄する最高職 で、 譜代大名 が就任。5~6名。 2. 大目付 は 老中 配下で、 大名の監察 にあたる。 旗本 が就任し、役高3000石。4~5名。初代は柳生宗矩(やぎゅうむねのり)。 3. 若年寄 は、老中の補佐をし、 旗本 ・ 御家人の監察 にあたる。 譜代大名 が就任。3~5名。田沼意知(たぬまおきとも)が著名。 4.
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中学歴史 2021. 01. 24 2020. 14 幕藩体制 幕府と藩が全国の土地と人民を支配するしくみを 幕藩体制 といいます。幕府が直接支配した領地を 幕領 、各大名が支配した領地とそのしくみを 藩 といいます。 この幕藩体制を支えたのが、江戸幕府のしくみです。将軍を補佐する役職の名前や、朝廷や西国の大名の監視機構などをしっかりと覚えましょう。 入試で狙われやすいのは、老中、大老、京都所司代、若年寄です。ここで、将軍に次ぐ、幕府№2を、鎌倉・室町・江戸で確認しておきます。 武家諸法度 江戸幕府の大名を統制するための決まりを 武家諸法度 といいます。2代将軍の徳川秀忠のときに出され、3代将軍の徳川家光のときに 参勤交代 の制度が追加されました。 武家諸法度 (元和令1615年) 一 文武弓馬ノ道、専ラ相嗜ムベキ事。 一 諸国ノ居城修補ヲ為スト雖モ、必ズ言上スベシ。況ンヤ新儀ノ構営堅ク停止令ムル事。 一 … 武芸に励むことや、無断の城改築などを禁止しています。また、一国に一城しか置かれないようにもしています。 武家諸法度 (寛永令1635年) 一 大名小名、在江戸交替、相定ル所也。毎歳夏四月中参勤致スベシ。… 一 … 参勤交代は、領地と江戸を大名が一年おきに往復する制度で、大名の大きな経済的負担となりました。江戸に人質として居住させられている妻子がいるために、拒否することはできませんでした。 よく出る記述! Q:参勤交代とはどのような制度か? A:大名が1年おきに領地と江戸を往復させた制度。 また、天皇や公家の行動を規制するために、 禁中並公家諸法度 も出されています。このように、武家諸法度や禁中並公家諸法度などの制度を整え、大名や朝廷の力をおさえ、幕府権力の基礎が固められました。 大名の配置 大名は、徳川家の親戚かどうか、関ヶ原の戦い以前から徳川家の家来かどうかで、次の3つに分けられました。 親藩 …徳川将軍家の親戚 譜代大名 …関ケ原の戦い以前からの徳川家の家来 外様大名 …関ケ原の戦い以降に家来となった大名 関東や要地には親藩・譜代大名配置され、外様大名は、九州や中国・四国、東北など、江戸から遠い地に配置されています。 江戸時代の身分 豊臣秀吉が進めた兵農分離により定まった身分制度が、江戸時代ではより強いものになります。 武士 …名字・帯刀を許された支配身分。武士道を守る。 町人 …武士とともに城下町に住まわせられた。 百姓 …人口の約85%、 五人組 の制度で、年貢の納入などに連帯責任を負わされた。 特に、江戸幕府は百姓の年貢により経済が成り立っていたので、幕府は百姓に様々な制度をつくって生活を規制しています。