若者が日本酒を飲まなくなったこれだけの理由 日本酒の消費量はピークの3分の1に | President Online(プレジデントオンライン)
さらに進んだ若者のアルコール離れ-20代の4分の1は、あえて飲まない「ソーバーキュリアス」 生活研究部 上席研究員 久我 尚子 文字サイズ 小 中 大 上席研究員 久我 尚子 (くが なおこ) 研究・専門分野 消費者行動、心理統計、保険・金融マーケティング ソーシャルメディア アクセスランキング レポート紹介 研究領域 経済 金融・為替 資産運用・資産形成 年金 社会保障制度 保険 不動産 経営・ビジネス 暮らし ジェロントロジー(高齢社会総合研究) 医療・介護・健康・ヘルスケア 政策提言 注目テーマ・キーワード 統計・指標・重要イベント 媒体 アクセスランキング
データでたどる国内アルコール離れの実態
表紙・目次 第1部 調査の概要 (PDF形式:28KB) 調査の目的 調査領域 調査対象国 調査対象者 調査時期 調査の方法 回収標本比率 調査実施機関 本報告書を読む際の留意点 引用・ローデータの提供 大学その他の研究機関・団体に所属する研究者が,学術・研究に利用したい場合には,ローデータを提供しますので, こちら(内閣府共通意見等登録システム) から内閣府青少年企画担当に御連絡ください。その際,御意見・御感想欄に「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成30年度)」のローデータ希望の旨を御記入いただき,必ずメールアドレスも御記入ください。 第2部 調査の結果 第1章 人生観関係 (PDF形式:801KB) 自己認識 悩みや心配事 将来像 社会規範 宗教観 友人関係 男女関係 結婚観 第2章 国家・社会関係 (PDF形式:314KB) 自国に対する意識 社会観 国際的な視野 日本人について 第3章 地域社会・ボランティア関係 (PDF形式:58KB) 地域社会 ボランティア 第4章 職業関係 (PDF形式:202KB) 職業に関する体験的活動 職場生活の満足度 仕事に対する考え方 第5章 学校関係 (PDF形式:185KB) 学校に通う意義・評価 進学や費用負担 第6章 家庭関係 (PDF形式:201KB) 親子関係 家庭生活の満足度 第3部 有識者の分析 第4部 資料編
今まで、アルコール離れや健康志向について書きましたが、それだけではなく、より純粋に市場の意見を聞く必要が出てきたという話なのです。ただ、今まで通りの居酒屋やバーなどを作るのではなく、新たなニーズを取り入れたお店づくるをすべきということです。 例えば、 夜の食事=飲みに行くではなく、食べに行くディナーを考えなくてはいけません。 アルコールを 飲みたい人と飲みたくない人の混在時代へマッチするお店作り 今までは酒の味ではなく、飲む場面、飲む意味が重要なこともある おつまみが好きだけど、飲めない女性のためのお店 居酒屋の雰囲気が好きだけど、飲みたくない人のためのお店 などなど様々なのです。 その価値提供こそが今後の外食産業を盛り上げてくれると信じています。 まとめ アルコールに頼らない業態開発をするために、一番重要なポイントは、飲食店へ行く動機を作ることです。なぜなら、家では体験できない店舗なら行きたくなるからです。そのために重要なポイントは次の3つです。 ①日常と非日常で分けて考える ②会話を楽しむためのツールを考える ③友達に教えたくなる料理を一つ考える 上記のポイント、手法を活用することで、これからのアルコールに頼らない飲食業態アイデアを出しやすくなります。重要なポイントとして、ぜひ覚えておきましょう。
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数字で見る飲酒離れ まずは、飲酒離れの実態を数字をもとに見ていく。 左の図は昨年国税庁が発表した『酒レポート』からの抜粋である。これを見ると、一人あたり飲酒量は1992年をピークとして、2016年までにはおよそ20%以上落ち込んでいることがわかる。 ちなみに、1992年といえば91年のバブル崩壊から続く景気後退期の中間にあたり、国家公務員の週休二日制が採用されたのもこの年である。 内閣府の定めるバブル崩壊期間が1991年3月から1993年10月であるから、この景気後退期が飲酒量に大きな影響を与えていないように思える。 もう一つ見ておきたい情報として、「~離れ」の枕詞のように使われる若者の飲酒動向が挙げられる。既出の『酒レポート』では、年代別の飲酒習慣有無を調査している。ここで言う「飲酒習慣」とは、週に三日以上の飲酒を指す。 最も多いのは男性60代、女性50代である。60代男性の54. 0%、50代女性の22.
!」というタイトルの記事が紹介されたのが始まりのようです。私が国会図書館で調べた限りにおいても、この記事が最初の「若者の◯◯離れ」になりました。 ちなみに「青年・少年・青少年」まで範囲を広げてみると、1968年に『イデオロギー時代の黄昏』( 合同出版) というイェジ・J ・ヴィアトルが書いた本の中で「いわゆる青年のイデオロギー離れ」という一節がありました。訳者である阪東宏さんの意訳なのだとしたら、 すでに1960年代には青少年(若者)の◯◯離れは言われていたのではないかと推察します。 1980年以降、新聞、雑誌など様々なメディアで「若者の◯◯離れ」は多用されるようになります。あれも離れた、これも離れた、離れすぎて逆に何に近付いているのか分からないぐらいですね。 今まで使われていたからといって、これからも使われると思ったら大間違いだ、と言いたくなる心境です。 いよいよ朝日新聞の声欄で「今なお、右肩上がりに経済が成長した時代の感覚で物事を考えている人から『最近の若者は夢がない。欲がない』と言われるのはうんざりだ」と反撃の狼煙があがりました。 民間給与実態統計調査を持ち出して「使えるお金も少ないのにそんな消費に回せるか! 」として「お金の若者離れ」という言葉で反論しています。 一方で、もはや青息吐息とも言われるほど不況にあえぐ出版業界では、「若者の活字離れ」はもはや揺るがない事実として語られているようです。 果たして、「若者の◯◯離れ」とはどういう現象なのでしょうか。 若者の賃金を民間給与実態統計調査で見るのは適切か?
日本人のビール離れが止まらない。大手4社の「生き残り」対策に明暗=栫井駿介 | マネーボイス
「ビアトーク」キャンペーンの一環として「若者のビール」をテーマとするシンポジウムが開催された。登壇者はそれぞれ、"若者のビール離れ"をどう捉えているのだろうか。 "若者のビール離れ"どう思う? 「若者のビール離れ」がうたわれるようになって久しい。そんな現状を打破しようと、7月、大手5社が参加するビール酒造組合は、SNSを通じてビールの魅力を発信する若者向けのキャンペーン「BEER TALK(ビアトーク)」をスタートさせた。 そのキックオフイベントで「若者のビール」をテーマとするシンポジウムが開催された。登壇者は、ビール酒造組合代表理事の水谷徹さん、「若者研究」で知られる博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平さん、そして"若者代表"の島袋聖南さん。 年齢も立場も異なるかれらは、「若者のビール」についてどう考えているのだろうか。 左から、司会、島袋さん、水谷さん、原田さん 「若者のビール離れ」、どう思う?
では、若者はどのようなときにお酒を飲むのでしょうか。 大竹さん「日常の習慣としてお酒を飲むというよりは『今日はこういうことがあったから、気分転換しよう』『仲間で集まって打ち上げをしよう』などと、理由を明確にして飲んでいると思われます。 このほか、全国で開催されているビアフェスは若年層でにぎわっていますし、当社が開催している『サッポロ生ビール黒ラベル』のイベントも多くの若いお客さまが来場されます。こうしたイベントでは、エンターテインメント的な体験を求めていると思われます」 Q. 今後の予想は。 大竹さん「若い人の飲酒の頻度が減っているとはいえ、お酒にはリフレッシュや気分転換、コミュニケーションの円滑化といった効果があると感じていただいていますので、これからも若い人たちに必要とされていくと思います。ただし、お酒の持つ効果を代替できるようなノンアルコール飲料へのニーズも高まっていくでしょう。 当社としては、ノンアルコール飲料も含め、若いお客さまが求めるシチュエーションとその価値に合った商品を提供し、新たなお酒の楽しみ方を提案していきたいと考えています」