この 嘘 が ばれ ない うち に
ホーム > 和書 > 文芸 > 日本文学 > 文学 男性作家 内容説明 愛する人を想う気持ちが生み出した、不器用でやさしい4つの「嘘」。「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは…? 著者等紹介 川口俊和 [カワグチトシカズ] 大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロデュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。デビュー作の『コーヒーが冷めないうちに』は、2017年本屋大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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2017年本屋大賞にノミネートされた、 『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ最新刊! …… とある街の、とある喫茶店の とある座席には不思議な都市伝説があった その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという ただし、そこにはめんどくさい…… 非常にめんどくさいルールがあった 1. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない 2. 過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない 3. 過去に戻れる席には先客がいる その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ 4. 過去に戻っても、席を立って移動する事はできない 5. この嘘がばれないうちに- 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、 そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ めんどくさいルールはこれだけではない それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる 喫茶店の名は、フニクリフニクラ あなたなら、これだけのルールを聞かされて それでも過去に戻りたいと思いますか? この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡。 第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話 第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話 第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話 第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話 あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?
主演:有村架純で2018年9月に映画公開決定! 67万部を突破した『コーヒーが冷めないうちに』の7年後を描く、シリーズ最新刊。 愛する人を思う気持ちが生み出した、不器用で優しい4つの「嘘」。 「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」 不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。 どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは……? 【あらすじ】 とある街の、とある喫茶店の とある座席には不思議な都市伝説があった その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという ただし、そこにはめんどくさい…… 非常にめんどくさいルールがあった 1. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない 2. 過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない 3. 過去に戻れる席には先客がいるその席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ 4. 過去に戻っても、席を立って移動する事はできない 5. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ めんどくさいルールはこれだけではない それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる 喫茶店の名は、フニクリフニクラ あなたなら、これだけのルールを聞かされて それでも過去に戻りたいと思いますか? この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡。 第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話 第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話 第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話 第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話 あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか? 【前作以上の面白さ!】この嘘がばれないうちに を紹介!【川口俊和】 - YouTube. 【キャスト】 時田数:高田憂希 時田流:大泊貴揮 ミキ:菅野えみ 千葉剛太郎:永野善一 神谷秀一:小林直人 木嶋京子:山名枝里子 木嶋幸雄:井上健一 絹代:瑞沢渓 倉田克樹:大町朋裕 賀多田二美子:増田いつか 賀多田五郎:多田啓太 万田清:浅科准平 朗読:田所陽向
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Posted by ブクログ 2021年04月24日 やっぱりこの小説の雰囲気は良い。セピア色の様な淡い空気に柱時計のコッコッという音が聞こえそうな風景…。 今作の4人はみな死に関する人物ばかり。そのせいか涙腺が緩くなってしまう。特に印象的だったのが、流産をした人の話。70日で亡くなった意味は残された人の生き方によって不幸にも幸せにもなる。全ての物事は... 続きを読む 表裏一体。それがよくわかる言葉だと思う。 ワンピースの幽霊の正体だったり、7歳の縛りだったり、2作目になって後付けされた感もあるが、それほど違和感なく盛り込まれていると思う。流石にラストは唐突だったが。 このレビューは参考になりましたか?
要が時田家の女としてコーヒーを淹れてきたのは間違いない。 そして時田家の女が入れたコーヒーでないと過去や未来に行けないことも語られている。 要が数にその任を委ねてからは当然のように数が、数の妊娠が発覚後、流の娘であるミキが、そしてそのミキも15になってもコーヒーを淹れているらしきことまで分かっている。 さて、フニクリフニクラのマスターが時田流なので、娘のミキが時田を名乗るのは分かるが、要については旦那の姓にしなかったのはどうしてだろうか? 例えば、要は元々は旦那の姓になったが、夫が死別したことで時田に戻し、それに伴って数の姓も時田にな……という可能性はなくもないが、過去に行って会いに行き帰ってこられないほど愛していたのなら、離婚手続きは取るはずもないだろうから、最初から姓は時田のままだったのだろう。 これについても謎のままである。 ついでに、これは触れてはいけない謎というか、謎にしなくていいかもしれないことだが…… 過去に戻った際、元々その場にいた自分は、どこに行ってしまうのだろう? 二美子の話なんか、正にそれである。 しかも座る位置が違うのに元いた自分は消えるのである。 決して現在の自分の位置と交換するわけではないらしい。 (家庭教師ヒットマンリボーンの10年パズーカのようにはならない……分かる人少ないかな?) まぁ、この辺はファンタジー入ってるから、そういう現象なんだで済ませてもいい気はするが。 物語にリアリティは求めなくてもいいとして、登場人物やストーリー背景は気になってしまうものだな。
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FINAL FANTASY VIIの世界を彩るふたりのヒロイン、エアリスとティファの知られざるそれぞれの軌跡。 | 2021年07月14日 (水) 11:00 『キグナスの乙女たち 新・魔法科高校の劣等生』2巻発売!次の目標は第三... クラウド・ボール部部長の初音から、三高との対抗戦が決まったことを告げられる。初の対外試合に戸惑うアリサの対戦相手は、... | 2021年07月08日 (木) 11:00 『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』23巻発売!迷宮の「中」にある街... 樹海迷宮を訪れたサトゥー達。拠点となる要塞都市アーカティアで出会ったのは、ルルそっくりの超絶美少女。彼女が営む雑貨屋... | 2021年07月08日 (木) 11:00 おすすめの商品 HMV&BOOKS onlineレコメンド
過去に戻れる席にいる先客、白いワンピースの女。力づくでどかそうとすると「呪い」をかけてしまうわけですが、実はこの女性、というか幽霊の正体が早々と判明します。名前は要(かなめ)といい、「亡くなった夫に会いに行くためにタイムスリップしたものの、冷めきる前にコーヒーを飲み干すことが出来ず、戻ってくることが出来なかった」ために幽霊となってこの席に座っているというのです。このエピソードは前作でもサラリと語られていましたが、実はこの人、もっと言うとこの出来事が数の幼少時に経験したあまりにも重すぎる過去と大きく関係しているのです。 時田数の抱えてきた暗い過去とは? 独特の距離感を持ち、決して感傷的にならず淡々とタイムスリップの儀式を行う数ですが、そうなったきっかけが当時まだ小学生だったときに経験した、あまりにも過酷で重い現実でした。この出来事を機に、天真爛漫だった彼女は他人と交わることを避け、黙々とウェイトレスの仕事をし、夢遊病者のように街をふらついては知らないうちに自殺未遂を繰り返す。その後、流や絹代らの支えもあり、数は再びウェイトレスとしてタイムスリップの儀式を行うようになります。「亡くなった相手に会う時は、アラームを携帯する」などの配慮はこうした経験から生み出されたんですね。 あなたは、幸せになってもいいんです。 そんなあまりにも重い過去にとらわれていた数に、流や絹代は「幸せになってもいいんだ」という励ましの言葉をかけます。それでも自分は幸せになる資格はないと思い続ける数なのですが、最終章で清から語られるある事実で、数はついに幸せになる決心をします。その事実とは? そんなタイムスリップするお客の心の変化だけでなく、数にとっての再生の物語でもある今回の小説。シリーズとしては一つの完結という形になるんでしょうね。ただ前作の最終章であった計が行った未来の話。あそこでマスターが五郎らしき人物に代わっていることや、流と数が北海道に行っているなどまだまだ続編が出来そうな感じもしますね。その辺り、作者がどう書くのか楽しみですね。