【中学受験 算数】正方形の対角線の長さ|中高一貫 適性検査解説|Note
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。内容が古くなっているのでご注意ください。 はじめに 四角形の対角線、これ一体どうやって長さを求めるんだ…と思ったことはありませんか? 正方形の対角線の長さ 求め方. そして、対角線の本数、四角形や五角形は実際に引いてみて数えられるけれど、それ以上になると引いて数えるのは大変です。何か公式のようなものがないのだろうか?と考え出すことになるでしょう。 そんな対角線に関する知識を、この記事では一気に学ぶことができます! 更に対角線を用いた面積の求め方という、一風変わった公式も紹介していますよ。 対角線とは まず対角線とはどのようなものを言うのでしょう? 対角線の定義は、「多角形の隣合わない2つの角の頂点を結ぶ線分」です。 下図の多角形ABCDEでいうと、線分AC, BDが「対角線」に当たります。逆に線分BCは対角線とはいいません。 対角線の長さの求め方 正方形の対角線 正方形の対角線の長さの求め方には、公式があります。 対角線の長さ=√2×(1辺の長さ) となります。 よって下図のような正方形においては、対角線BDの長さXは、√2aです。 なぜこのような公式が導かれるかといえば、対角線と正方形の2辺で作られる直角三角形で三平方の定理を使っているだけです。 下図の正方形なら、△ABDにおいて三平方の定理を用いることで、このような公式が出てきます。 三平方の定理について詳しく知ろう! 長方形の対角線 長方形の対角線の長さについても、正方形の場合と同じく三平方の定理から導き出せる公式があります。 下図の長方形ABCDにおいて、aの二乗とbの二乗の和の平方が対角線の長さとなります。 平行四辺形の対角線 平行四辺形の対角線の求め方は、少し難しいです。下図を例に具体的に見ていきましょう。 まず、補助線として角Aから辺CDに垂線を下ろします。そこでできる直角三角形ADHを利用します。 辺ADの長さがわかっており、角Dの大きさは60°なので、直角三角形の3辺の比1:2:√3が使えます。 直角三角形の3辺の比を用いて、AH=4√3、DH=4と分かります。また、CD=12よりCH=8もすぐにわかります。 これで、やっと対角線の長さを求める準備が整いました。 直角三角形AHCにおいて、三平方の定理を使うだけです。 AC=√(AH^2+CH^2) =√(48+64) =4√7 となり、対角線の長さACが求められました。 多角形の対角線の本数の求め方 多角形の対角線の本数は、いちいち引いて数えなくても公式を使って一瞬で求められます。 対角線の本数=(頂点の数)×(頂点の数−3)÷2 という公式が存在するのです。 さてこの公式、なんで成り立つのか興味はありませんか?
【中学受験 算数】正方形の対角線の長さ|中高一貫 適性検査解説|Note
41Lになる理由は、ピタゴラスの定理を使って簡単に証明できます。下記も併せて勉強しましょう。 ▼こちらも人気の記事です▼ わかる1級建築士の計算問題解説書 あなたは数学が苦手ですか? 公式LINEで気軽に学ぶ構造力学! 一級建築士の構造・構造力学の学習に役立つ情報 を発信中。 【フォロー求む!】Pinterestで図解をまとめました 図解で構造を勉強しませんか?⇒ 当サイトのPinterestアカウントはこちら 【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集 建築の本、紹介します。▼
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