「飛んで火にいる夏の虫」とは?意味や使い方を例文を含めてご紹介 | コトバの意味辞典
はじめまして!ニュージーランド在住のHIROです。 炎の光に集まってくる蛾がその熱で燃えてしまうといことで、「飛んで火に入る夏の虫」は「It's like a moth flying into the flame. 」と言えば意味が通じます。 「行くべきではないところに行ってしまう。」という意味で、「Fools rush in where angels fear to tread. 」(愚かな者は天使さえ足を踏み入れないところへ突進していく。)という表現もニュアンス的に似ていますね。フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーの歌った曲のタイトルにもなっています。
飛んで火に入る夏の虫 語源
ことわざを知る辞典 「飛んで火に入る夏の虫」の解説 飛んで火に入る夏の虫 夏の夜、 蛾 などが 炎 の明るさにひきよせられて、 火 に飛びこん で 焼け死ぬように、みずからすすんで身を滅ぼすような 禍 の中に飛びこむこと。 [使用例] やっ! 手 て 前 めえ はいつかの小僧じゃあねえか。飛んで灯に入る夏の虫[林不忘*丹下左膳|1934] [解説] 古くは、「愚人は夏の 虫 、飛んで火に入る」の形で、 前半 だけで使われることもありました。明治期以降、ほぼ現在の形で使われるようになりました。 出典 ことわざを知る辞典 ことわざを知る辞典について 情報 デジタル大辞泉 「飛んで火に入る夏の虫」の解説 飛(と)んで火(ひ)に入(い)る夏(なつ)の虫(むし) 明るさにつられて飛んで来た夏の虫が、火で焼け死ぬ意から、自分から進んで 災い の中に飛び込むことのたとえ。 [ 補説]この 句 の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
飛んで火に入る夏の虫 なぜ
(不必要な危険で死ぬ者は、悪魔の信仰によって命を落としたも同然である) Fools rush in where angels fear to tread. 「飛んで火に入る夏の虫」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! | 「言葉の手帳」様々なジャンルの言葉や用語の意味や使い方、類義語や例文まで徹底解説します。. (天使が恐れて飛び込まないようなところへ愚か者は飛び込む) rushing to one's doom (飛んで火に入る夏の虫) (like a)moth flying into the flame (火の中に飛んでいく蛾のようだ) "Who perishes in needless danger is the devil's martyr. " は、きわめて形式的な訳であり、あまり使われることはありません。 また、"rushing to one's doom" の doom は「悲運、破滅」という意味の英単語です。 まとめ 以上、この記事では「飛んで火に入る夏の虫」について解説しました。 読み方 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし) 意味 それと気づかずに、自ら進んで危険や災難に飛び込んでいくこと 由来 灯火に向かって飛んでくる夏の虫が、そのまま焼かれて死んでしまうこと 類義語 「蛾の火に赴くが如し」「愚人は夏の虫」「手を出して火傷する」など 英語訳 Who perishes in needless danger is the devil's martyr. (不必要な危険で死ぬ者は悪魔の信仰によって命を落としたも同然である。 「飛んで火に入る夏の虫」については、由来を知っているとより理解が深まります。危険そのものより、危険を危険と知らずに飛び込むことが最も危険かもしれません。「飛んで火に入る夏の虫」とは、言われたくないものです。
Fools rush in where angels fear to tread. fool・・・愚か者 rush・・・走る fear・・・恐れる tread・・・足を踏み入れる 直訳すると少しぎこちなくなってしまいますが・・・ 愚か者は、天使が足を踏み入れるのを恐れる場所にも走っていく。 という感じですかね。 It is like a moth flying into the flame. moth・・・蛾(が) それは炎に飛んで入る蛾のようだ。 では、みなさんも、『飛んで火にいる夏の虫』にならないように、暑い夏を楽しみましょうね!