腺腫 様 甲状腺 腫 経過 観察
文献概要 1ページ目 参考文献 はじめに 甲状腺細胞診を行っていくうえで濾胞性病変は最も正診率が低く,観察者間の意見の相違の大きい分野である.「甲状腺癌取扱い規約 第8版」では,"細胞学的所見のみから濾胞癌と濾胞腺腫を区別することは困難"であると記載されている 1) .しかし,われわれのグループでは以前より,細胞診で濾胞性腫瘍を疑った場合に採取された細胞量,細胞重積,細胞異型から,favor benign,borderline,favor malignantの3カテゴリーに亜分類し 2) ,その後の治療の判断材料の1つとしている.この方式は日本甲状腺学会で作成した「甲状腺結節取扱い診療ガイドライン」 3〜5) でも採用されている.一方,好酸性濾胞性腫瘍では通常のタイプと比べ濾胞構造をとることが少なく,核が濃染傾向にあり,良性病変であっても少なからず核異型が認められるといった組織学的特徴があるため,通常の濾胞性腫瘍とは異なる細胞診断の基準が必要となる 6) . 甲状腺濾胞性腫瘍のなかで,好酸性細胞が腫瘍の大部分(75%)を占める亜型を好酸性濾胞性腫瘍と呼び,さらに腺腫と癌に分類される.一方,好酸性細胞の出現する疾患はBasedow病,慢性甲状腺炎,腺腫様甲状腺腫(結節),濾胞腺腫,濾胞癌,乳頭癌(まれ),髄様癌(まれ)など多岐にわたる. 甲状腺細胞診において,好酸性細胞腫瘍はいまだ未開の分野である.教科書でも好酸性細胞型の濾胞性腫瘍の代表的な写真の記載はあるものの,良悪の鑑別については述べていないのが一般的である.したがって細胞診で好酸性細胞が認められた際,多くの施設では意義不明あるいは濾胞性腫瘍疑い,または鑑別困難といった報告を,"格別の根拠もなく"行っているのが現状であろう.しかし,好酸性細胞が出現する疾患は,単にいつも鑑別困難としていては細胞診を行う意味がない.本稿では,細胞診報告が少しでも臨床に寄与することを目的に,遭遇する機会の多いと思われる腺腫様甲状腺腫と好酸性細胞型濾胞腺腫,好酸性細胞型濾胞癌について,われわれが行っている鑑別法を述べる. 甲状腺腫瘍の経過観察について - 腫瘍 - 日本最大級/医師に相談できるQ&Aサイト アスクドクターズ. Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved. 基本情報 電子版ISSN 1882-1375 印刷版ISSN 0301-2611 医学書院 関連文献 もっと見る
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そのため早期の手術をお勧めしています。 ■陰睾とは 6ケ月を経過して、精巣が所定の位置におりてない状態をさします。 腹腔に精巣があると将来的にセルトリー細胞腫(簡単にいえば精巣の癌)になりやすくなります。 統計上、陰睾の犬17匹に1頭はなると言はれています。 【避妊・去勢】 ■ 犬猫の注射による「避妊」について ■ 犬の避妊手術(雌) ■ 犬の去勢手術(雄) ■ 猫の避妊手術(雌) ■ 猫の去勢手術(雄) ■ ウサギの避妊手術 (雌) ■ ウサギの去勢手術(雄) ■ モルモットの去勢手術(雄) 【 猫・避妊手術・去勢手術の助成金】 ■ 川崎市獣医師会 ■ 川崎市健康安全部生活衛生課 【消火器の疾患】 【関連記事】 ■ 犬の診療 ■ 猫の診療 ■ ウサギの診療 ■ ハムスターの診療 ■ フェレットの診療 ■ 小鳥の診療 ■ モルモットの診療 猫の甲状腺亢進症(川崎市多摩区・オダガワ動物病院) 2018.
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05. 21更新 ■ ウサギの毛芽腫 (写真1) 4歳雌のウサギの腹部に腫瘍が診られました。 この症例はオーナーとよく話して手術を行うことになりました。 血液・生化学検査、胸部レントゲンをおこない異常のないことを確認しました。 (写真2) 手術前に毛を刈るとこのような様子です。 (写真3) イソフルレン麻酔で切除した腫瘍。 --------------------------------------------------------------------- ■病理診断 毛芽腫(別名、基底膜細胞腫) 毛芽腫は表皮に存在する毛芽細胞が腫瘍性に増殖する皮膚腫瘍でウサギで多く発生します。 限局的に増殖するため、浸潤性増殖は認められないことが殆どです。 取り残しや、腫瘍が大きい場合、悪性毛芽腫も希にあり再発を繰り返します。 本症例はマージンも確保され、再発、転移の心配のない、良性の毛芽腫と診断されました。 このウサギはその後も順調に回復しています。 雄モルモットの乳腺腫瘍(川崎市多摩区、オダガワ動物病院) 2019. 02. 09更新 ■ 雄モルモットの乳腺腫瘍 (写真1)左の乳腺から、赤い乳汁がでることで来院した2歳の雄のモルモツトです。 赤い矢印が乳腺腫瘍 を指しています。黒の矢印は正常の乳腺を指しています。 モルモツトは1対で2乳腺があり、乳腺腫瘍は雄でも多く発生する点が特徴です。当院のこれまでの手術経験は雄の方が多いです。 またモルモツトは悪性腫瘍の少ない動物ですが、4-5歳になると急に腫瘍が大きくなる症例が多いです。来院理由の赤い乳汁からは好中球(うさぎでは偽好酸球)が多く診られ、2次感染も疑われました。 以上のことを説明した上で、手術が最良の選択と判断しておこないました。 (写真2)手術の前、毛を刈ると左乳腺の腫瘍(赤矢印)わかりやすくなります。 (写真3)手術終了時の写真です。 当院では埋没縫合を行い、なるべくエリザベスカラーは非装着で術後管理をしています。 (写真4,5)摘出した乳腺腫瘍。上から、下から 病理検査では、乳腺単純腺腫と言う良性腫瘍でした。 今回は左乳腺を摘出しましたが、将来右の乳腺にも発生するケースがあり今後の観察が重要です。 鼠径陰睾の犬(川崎市多摩区、オダガワ動物病院) 2018. 18更新 ■ 鼠径輪の陰睾のトイプードル 5歳の鼠径輪の陰睾のトイプードルの手術以来がありました。鼠径輪の陰睾ですが、ほっておくと癌化はしやすくなります。獣医師の立場からは、早い時期での摘出を薦めます。 黒 本来の精巣の位置 赤 本症例の精巣の位置 手術中の様子 摘出した精巣、正常にくらべて小さいです。 手術終了の様子 ---------------------------------------------------------------------- 別の症例ですが、鼠径輪の陰睾を13年、手術しないでいた症例です。黒い囲いが腫瘍部分です。 これだけ大きいと悪性の可能性も十分に考えられます.
脳外科から卒業した同じ病院で 今週は甲状腺腺腫腫瘍の検査です。 いつもと同じ流れ。 違うのは下垂体ホルモンの血液検査がない事(^^) じゃが採血はあるので 結局、針は刺される(>_<) 検査用に沢山採血されてたのが、 今年は2本だけ。 2本だと気分が違うわ(´▽`) 先週右に造影剤の注射を刺した跡がまだ残っとる 半袖の季節は見えるからイヤじゃわ 同じ血管はイヤなので 今週は左の血管に。 注射跡が青くなりませんように 何回もやっとるのに針には慣れんわ(;¬_¬) 甲状腺のエコーをしてもらって、 血液検査の結果が出る頃に診察です。 結果は FT3 4. 63 (標準1. 68~3. 67) うっそ 上がってました。 自分的には自覚症状ないから安心しとったのになー 2019年にやったこの検査 これこれ、 検査代が高くてビックリしました。 その時今ひとつハッキリせんかったんじゃけど あれからもプランマー病が疑われたまま過ごしてきました。 今回もう一度やった方がいいと判断され検査予約してきました。 あれ?? 前回と検査の名前が違うぞ?! 今回のは、 甲状腺アクネシンチグラフィ いったい何が違うのか? とにかくね、 この検査を最後に 今度こそ白黒つけたい! !