職務 経歴 書 管理 職
応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!
職務経歴書 管理職 書き方
営業職の特徴は、業界業種を越えて転職をすることが容易な点にあります。営業管理職でもそれは同様ですが、営業管理職の場合、選考の際には部下への指導力、つまり成功体験の再現性を厳しく問われます。具体的に問われる点は次の3点、売上を作るためのポイントを把握しているか? それを他人に説明できるか?、 それを部下に実践させられるか?
多くの管理職に求められる「コミュニケーション力」「マネジメント力」は転職活動の際にも、選定基準の1つとされています。実務に関するスキルに加えて、この2つを上手くアピールし、「面接で話を聞いてみたい」と採用担当者に思ってもらえる応募書類にするためには、何を意識すれば良いのでしょうか。そこで、パソナでエグゼクティブの転職サポートを担当するキャリアアドバイザーの熊本哲郎に、管理職が書類選考を通過するために必要な応募書類作成のポイントについて聞きました。 -管理職と一般職(一般社員)では、応募書類の書き方に違いはあるのでしょうか? 職務経歴書 管理職. 熊本 : 管理職でも一般職でも、応募書類作成の基本は変わりません。しかし、管理職の場合、経営層など役職の高い方が、選考に携わるケースがほとんどです。多忙な方々に限られた時間の中で、最後まで応募書類に目を通してもらうためには、稚拙と思われるような表現は避けて、伝えるべきポイントを明確にすることが大切です。 これは、一般職にも言えることですが、応募書類は「端的に要点をまとめ、分かりやすく、キーワードを意識した見やすい書類」を作成することが重要です。要点のまとまっていない長文では、アピールしたいキーワードが埋もれてしまいます。 -目に留まりやすいキーワードとは? 熊本 : どなたも企業選定時には、求人票の職務内容を確認した上で応募されていると思います。その求人票の職務内容の中でキーワードとなる部分に触れるような内容が応募書類に書かれていると、採用担当者の目に留まりやすくなりますね。 -応募書類からも管理職の適正は分かるものでしょうか? 熊本 : 管理職に必ずと言っていいほど求められるのが、コミュニケ―ション力です。伝える力がないと、上司にも部下にも自分の考えが伝わらず、マネジメントとしての役割を果たすことができないでしょう。書類は自分の考えや思いを伝えるツールの1つであり、これは履歴書、職務経歴書でも同じです。そのため、相手に伝えるということを意識して、分かりやすく見やすい書類の作成を心掛けてください。応募書類は、企業とのファーストコミュニケーションですからね。 -履歴書を書く際の、注意点を教えてください。 熊本 : 履歴書はフォーマットが決まっているので、フォーマットに沿って正確に記載してください。以前は、手書きの履歴書が一般的でしたが、最近は企業側からの指定がない限りPCで作成することが多いです。フォントの統一感、サイズ、行間や全体のレイアウトなど、基本的な文書作成のスキルを証明するためにも、バランス良く読みやすい見せ方を意識してください。 注意していただきたいポイントが、西暦・和暦を統一させること。「同上」や(株)などの略式表記を使わないこと。また、職歴の最後には、「以上」または「現在に至る」という文言を記載します。退職している場合は「以上」。在職中の場合は「現在に至る」と表記します。 -職務経歴書の書き方に、決まりはありますか?