養育費子ども一人につき、月額5万円は多すぎるのではないか? | シングルマザー的節約生活術
2021/5/26 ライフスタイル, お金・住まい 「子育てにはお金がかかる…」なんていいますよね。子育て費用にはさまざまな種類があり、教育費として貯蓄しておくことはもちろん、日常生活を送るために養育費もかかります。オムツ代やおもちゃ、おこづかい、保育園代…さまざまな費用がかかってきますよね。一人でも大変なのに、二人なんて!と思っていらっしゃる方は多いと思いますが、実は二人目でも子育て費用が安くなることもあるのです。今回は二人目の子育て費用についてご紹介したいと思います。 一人にかかる平均的な子育て費用は? 一人目には一通りそろえる必要がありますので、多少の出費は仕方ないといえます。教育費から、日常生活を送るためのお金まで、必要なお金は幅広いですよね。まずは一人にかかる必要な出費などについて、話していきたいと思います。 まずは一般的な子育て費用について 内閣府のデータとして、総務省の家計調査より特別集計したものがあります。その中では、 一人の子どもを育てる費用は、1, 302万円といわれています。 これには光熱・水道費や教養娯楽費、被服や履物費、食料費、教育費など、あくまでも育てるだけの基本的にかかる費用です。経験がある方なら分かると思いますが、子どもが生まれてからお金の使い方が変わったことを感じるのではないでしょうか。 別のデータでは、3500万円は必要経費とも… 先ほどのデータではなく別のデータですが、「AIUの現代子育て経済学2005」というデータがあります。こちらでは、 出産から22年間の養育費として1, 640万円、オール公立で大学まで卒業した場合の教育費としては1, 345万円かかるといわれています。 私立では2, 063万円と、600万円ほどの開きがあることが分かります。 結果として養育費・教育費はどれだけかかる? 上記データをまとめると、基本的にかかる養育費としては約1, 500万円、教育費として貯蓄しておくべきお金としては最低でも約1, 500万円は必要であることが分かります。 合計すると約3, 000万円になりますね。 ほとんど家1軒分という、途方もない数字ですね。一人にかかるお金がこの金額ということは、二人目はちょっと…と考えてしまうのは当たり前かもしれません。 合わせて読みたい めでたく二人目妊娠!上の子とはどう接したら良い? 養育費子ども一人につき、月額5万円は多すぎるのではないか? | シングルマザー的節約生活術. 「二人目ができたら上の子を優先にしたほうがいい」「赤ちゃん返りが大変」二人目の妊娠が判明した際にこれらの言葉が頭をよぎる方が多いのではな... 二人目にかかる費用はこんなことで削減!
養育費子ども一人につき、月額5万円は多すぎるのではないか? | シングルマザー的節約生活術
養育費については統計データがあまりとられていない、というのが実情です。 少し古いですが、2009年に内閣府政策統括官(共生社会政策担当)が実施した「 インターネットによる子育て費用に関する調査 *」は参考になりますので、見ておきましょう。 ※0~15歳(中学生)の第1子を対象とした調査。前述の11項目に加え、「子供のための預貯金」を加えたデータです。 調査に基づく、各ステージ毎の養育費 未就園児(0~2歳) 年間 81万6, 141円 保育園・幼稚園児 年間 114万2, 584円 小学生 年間 84万7, 225円 中学生 年間 97万5, 565円 上記調査の「年間子育て費用額」から「学校教育費・学校外教育費・学校外活動費」を差し引き、執筆者が独自に算出しました。 いかがでしょう?
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