強度近視眼底|症状・原因・合併症・治療・手術について|眼科|ツカザキ病院
網膜剥離: 網膜が薄くなって穴があき(網膜裂孔)、そこから眼の中の液体が網膜と脈絡膜の間に入り込んで網膜が剥がれてしまった状態です。 近視性牽引黄斑症候群: 網膜が前方に引き延ばされ、前後に裂けたり(網膜分離症)、横方向に裂けたりすることがあります。前後の裂け目が広がると難治の黄斑円孔網膜剥離となります。 近視性網脈絡膜新生血管: 病的な血管が生じて、目の奥に水が溜まったり出血したりして、視力障害を起こします。眼球への注射で治療することがあります。 網脈絡膜萎縮: 脈絡膜が薄くなると網膜に栄養が届かなくなり、網膜が痩せて光を感じにくくなります。 ◆最後に皆様に向けて、まとめていただけますでしょうか? 強度近視そのものを治療する方法は残念ながらありません。しかしながら定期的な診察を受けて頂くことで、合併症が重篤になる可能性を軽減できるかもしれません。 強度近視の眼は、元々見えにくいことから、病的な状況が出てきても、自分では気付かないことがあります。強度近視の方は、少なくとも一年に一度の定期診察をお勧めします。 田淵 ツカザキ病院眼科が強度近視眼底専門の外来を立ち上げて、どれくらいになりますか? 白神 2010年4月からツカザキ病院強度近視外来がスタートし、途中から前任の医師より私が引き継ぐ形となりました。 どのような患者さんを対象にして近視眼底の専門治療を行っているのでしょうか?
病的近視・近視性網脈絡膜萎縮について | あそか眼科
5万円程度かかります。そして年に平均2回程度の治療が必要と言われています。ただし、皆さんが2回程度ということではなく、1回で効果が長く続く時もあれば、何回か連続で注射しなければならないときもあり、その平均が年2回程度です。最終的には注射を必要としなくなる方もいれば、長い間注射を打ち続けなくてはいけない方もいらっしゃいます。 強度近視眼底外来では、受診の回数は大体どれくらいに設定されていますか?
研究班としてトピックス的な話題など 加齢黄斑変性に対しては国内でもようやく認可された抗VEGF療法が有効性を示していて、現在、臨床試験中のものなど新規薬剤も開発中で、今後、さらに有効な治療法が確立していくと予測されます。網膜色素変性症に関しては遺伝子診断や画像診断の進歩が個々人の病態理解や予後予測につながる有益情報をもたらすと考えられます。また、神経保護治療、再生医療、遺伝子治療などの実現に向けて研究が進んでいます。視神経萎縮により失明した眼の視機能回復に再生医療や人工視覚の開発も臨床応用に向け進行中です。