内転筋 鍛えると
ワイドスタンススクワット スクワット種目 の中で、最も効率よく内転筋群を鍛えられるトレーニング、ワイドスタンススクワット。「ヒップアブダクションに慣れてきた」という男性はワイドスタンススクワットで効率よく筋肉を刺激していきましょう。 ワイドスタンススクワットのやり方 足を肩幅の1. 5倍ほど開く 足先が45度外に向くよう調整する ゆっくりと腰を落とす 太ももが床と平行になるまで下げる その後、素早く体を戻す この動作を20回繰り返す インターバル(30秒) 残り2セット行う 終了 ワイドスタンススクワットの目安は、 20回 × 3セット 。怪我のリスクを抑えるためにも、正しいフォームを意識してトレーニングに取り組んでくださいね。 膝をつま先よりも前に出さない 膝とつま先を同じ方向に向ける お尻を後ろに突き出すイメージで取り組む 上げる時は素早く、下ろす時はゆっくりを意識する ワイドスタンススクワットで最も重要なポイントは、 膝をつま先よりも前に出さないで行う ということ。体を落とす時は少し後ろめに体重をかけることで、効率よく太ももの筋肉に刺激を届けられますよ。 【参考記事】 ワイドスタンススクワットのやり方&コツ とは▽ 【参考動画】 スクワットサーキット3分で、必ず効果を出そう ▽ 大内転筋の鍛え方3. レッグスクイーズ 内転筋群を効率よく鍛えられるトレーニングメニュー、レッグスクイーズ。バランスボールを使って取り組む筋トレ種目ですので、自宅にバランスボールがあるという方はぜひチャレンジしてみてください。 レッグスクイーズのやり方 マットなどを敷き、仰向けで寝っ転がる バランスボールを用意する 両足でバランスボールを挟む 地面から軽く両足を浮かせる 両足で力強くバランスボールを挟む 両足の力を緩める この動作を30回行う インターバル(30秒) 残り2セット行う 終了 レッグスクイーズトレーニングの目安は、 30回 × 3セット 。膝を軽く内旋させることで、さらに効率よく内転筋群を刺激できますよ。 両足は地面につけない バランスボールの真ん中を挟む 膝を軽く内側に向ける インターバルを設ける レッグスクイーズの効果を高めるコツは、 膝を軽く内側に向けた状態でバランスボールを挟む ということ。大内転筋のように2つの役割を担う筋肉を鍛える場合、どちらも含んだフォームにすることで効果的に肥大させられますよ。 大内転筋の効果的なストレッチ方法とは?
内転筋(ないてんきん)の鍛え方!効果の高いスクワットなどトレーニング方法やメニューを紹介
大内転筋 長内転筋の後ろにあり、最も大きいのがこの大内転筋です。 この大内転筋は骨盤・大腿骨に広くくっついており、骨盤では恥骨・坐骨に、大腿骨には全体にべったりと付着しているのが伺えます。 この大内転筋は膝の筋肉である大腿四頭筋の一部である内側広筋にも接しており、内側広筋の力が入る効率を上げてくれる役割を担っているのが特徴です。 大内転筋の作用 股関節→ 全体が働けば足を閉じる運動に、筋線維ならももを上げる動作、腱線維ならももを後ろに伸ばす動作 骨盤→ 働く筋肉側の反対側の骨盤を引き下げる 大内転筋は付着部のその広さゆえに働く部位によって機能が変わります。 大内転筋全体が働けば股関節内転という純粋な足を閉じる動作として働くでしょう。 しかし、大内転筋の筋性部という場所になれば股関節屈曲というもも上げの動作になります。 腱性部が働けば逆に股関節伸展、つまりももを後ろに反らす運動へと変化します。 このように、大内転筋のどこが働くかで運動の作用も変化するのがポイントとなります。 大内転筋は長内転筋と違って股関節の位置でなく、線維の場所によって動きが変化するよ! 【結論】膝や股関節などのライン、変形を予防するには大切! 佳吾 お疲れ様でした!いかがでしたか? 内転筋の重要性や使い方は理解したでしょうか? 薄筋・長内転筋・大内転筋それぞれ同じ内転筋でも役割が違うのに驚きです! それぞれの筋肉はももの内側といってもくっついている場所は少し異なっています。 くっつく場所が少しでも変化すれば関節や骨に与える影響も違いが出るということは大きなポイントとなりますので理解しておきましょう。 それでは今回はここまで!お疲れ様でした! また次の記事でお会いしましょう! 参考文献 監修/青木隆明,執筆/林典雄.改訂第2版 運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹.メジカルビュー社.2013. 217, 172,177P リンク この記事が気に入ったら いいね または フォローしてね! コメント
《参考》 ・ ASPI 座りながら全身を伸ばすストレッチ 全身の筋肉を同時に緩めるストレッチです。人間の筋肉は筋膜により全身連動して動くので、内転筋以外の筋肉もしっかりとストレッチする必要があります。特にお腹の左右を支えている腹斜筋は内転筋と連結して運動します。意識的に伸ばしましょう。 1. 床にあぐらをかくように座ります 2. 左脚だけを伸ばします 3. 右腕を手のひらを前に向けた状態で上に伸ばします 4. 右ひじを曲げます 5. 息を吐きながら左手で右手を持ち、ゆっくりと引っ張ります 6. 息を吸いながらゆっくり元に戻します 8. 反対も同様に行います 股関節周りだけでなく、体の側面も伸ばすことで全身を温める効果があります。代謝アップも見込めますね。 股関節を内転させるストレッチ 続いて、股関節の動きをよくするストレッチです。内転筋を集中的にしっかり温めたいときにおすすめです! 1. 右手は右膝よりも後ろに置き、左手は左膝に添えます 4. 左肩を前に出すように、やや右斜め前方に身体を倒します 5. 反対も同様に行います 伸ばしている脚の膝は常に上を向くように注意してください。つま先を常に上に向けるイメージをするとわかりやすいです。 かえるストレッチ 内転筋にはかえるのような姿勢がよく効きます。しっかり脚を開いて行いましょう。 1. 膝立ち状態から脚を開きます 2. 前傾し、肘を肩の真下にくるようにして床につく 3. 肘に重心を置き、上半身を前に動かして股関節を伸ばす 腰や背中が丸まらないようにするのがコツです。痛気持ちいい、と感じるくらいがちょうどいい負荷です。 内転筋を鍛える時のポイントと注意点 内転筋のトレーニングやストレッチを始める際に、気をつけてほしいポイントがあります。ここに気づかずに間違った方法でトレーニングをしてしまうと、内転筋が鍛えられないどころかケガに発展してしまう可能性が出てきてしまいます。また、別の筋肉に負荷がかかり張りや痛みが生じることも……。正しいトレーニング方法をマスターして、綺麗に内転筋を鍛えましょう!