真空管式フォノイコライザーアンプの製作 製作編 | マルツセレクト
0ポートやLAN(100BASE-TX)コネクタも搭載。電源はMicro USB B端子から5V/2.
真空管 アンプ 自作 回路 図Kt-88
ゴン川野:NFB(負帰還)をかけているので解像度が高く現代的な音だ。中低域もこもらずクッキリ。それでいて女性ボーカルは艶やかで心地よい。能率の高いフルレンジスピーカーをバックロードホーンに入れて鳴らすと最高だ。出力2W+2Wだが8畳間までいける 編集部 出町 学:音がなめらかで液体(? )っぽい、かつ暖かい感じを受けた。真空管の音は初めてだが、どうしてこういう表現をしたくなるのか、自分でも不思議だ(笑) 【検証環境】スピーカーボックス:FOSTEX スピーカーボックス P1000-BH、ユニット:FOSTEX FF105WK、DAP:A&ultima SP1000、スピーカーケーブル:ORB INNOVA TS7、ラインケーブル:ORB Clear force mini to RCA オーディオDIYの誘惑その2:スナップインで簡単高音質! 手軽な高音質はラズパイオーディオが正解!
真空管アンプ 自作 回路図
こんにちは、ブログへお越しいただきありがとうございます。 最初に簡単に自己紹介します。大学時代に真空管の音に興味をもち、アンプは真空管というオーディオマニアです。大学生当時オーディオ機器は高価で購入ができなかったので、自作もそのころから始めました。 ある時、SNSで真空管アンプの作り方の問い合わせを頂き、YouTubeとブログで参考になる情報を発信しています。もし興味を持たれた方が、ご自身でアンプを作られ、そのアンプで音楽が楽しめれば幸いです。 このブログでは6V6という中型のビーム管を使用した出力段の設計方法を説明します。別のブログで電圧増幅段や整流回路について説明します。 6V6はどのような真空管? 真空管式ヘッドホンアンプの実験 実験編 | マルツセレクト. 6V6はたくさんの種類がある真空管のなかで、中型の出力管に属するビーム管です。用途は音楽再生用途で、むかしはラジオ、家庭用のオーディオアンプ、無線機などのラインアンプそしてギターアンプに使われていました。 現在では、オーディオアンプやギターアンプで使用されています。 6V6の動作方法 当時の規格表から動作方法を抜粋します。ここでは、例としてビーム管接続を取り上げたいと思います。なんのこっちゃと思うかもしれませんがこういうものだと読み進めてください。 プレート電圧:250V スクリーン電圧:250V バイアス電圧:-12. 5V プレート電流:45mA スクリーン電流:4. 5mA 負荷抵抗:5kΩ 出力:4. 5W(歪率8%) この動作例をもとに回路図に値を書き込んでゆくと、次のようになります。動作例に出ていない数字について回路図の後に補足をします。またピン接続も回路の次に記載します。 カソードの260Ωの抵抗は、バイアス電圧とプレート電流値から オームの法則 を用いて計算します。計算上では278Ωが適正な値と出ますが、抵抗は決められた値から選ぶためここでは260Ωとしました。330Ωでも問題ないかと思います。 グリードリークの470kΩは、前段のプレーと負荷抵抗の倍程度の値を選ぶようにします。気を付けないといけないこととして、グリッドリーク抵抗は各真空管最大値が決められています。 6V6は、自己バイアスで500kΩ以下、固定バイアスで100kΩ以下と仕様書に書かれています。 出力トランスの選定 出力トランスは、できるだけ定格容量(=最大出力)の大きなものを使用することをおすすめします。今回のアンプでは真空管の出力は4.
5Aです。 一番左の真空管などは迫力があり、実験機基板からはみだします。 今回の実験機でレコードを聴きたくなり、これも自作のフォノアンプを接続しようとしたところ音量ボリュームが必要なことに気づきました。 自作のフォノアンプ(資料・技術情報の技術・性能 No. 21フォノイコライザーアンプの製作を参照)はトランジスタ式です。 せっかくですから、今回のアンプとペアになる真空管式フォノアンプがあれば、半導体セットにはない違った音が出るのかもしれません。 組み合わせは自由であり、これが自作オーディオの楽しみです。 ちなみに、写真12は愛用のレコード・プレーヤでリサイクルショップで購入したものです。