子供に怒鳴ってしまう 8歳
幼児期の子どもを持つ親は本当にたいへん。特に男の子のママは一日中怒鳴ってばかりなんてことも多いのではないでしょうか? スーパーなどでもよく大声で怒鳴っているママを見かけます。日本ではよく見る光景ですが、欧米では親が怒鳴っている姿をほとんど見たことがありません。 しつけは親の役目というのがはっきりしている欧米なのに、子どもを叱ったり注意したりしていないのでしょうか? 実は、欧米の親のしつけ方には日本人とは違うやり方があるようです。 今日は『 モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる 』の著書で、日本・欧米いいとこどり育児を提唱している平川裕貴がお話しします。 欧米の親は子どものやんちゃに寛大! 子どものやんちゃに関しては、欧米の親は日本の親より寛大だと感じます。 欧米の人達の話を聞いても、テレビや映画などのシーンを見ても、欧米の子ども達のやんちゃは結構ダイナミックです。 昔、筆者のスクールで教えていたカナダ人男性は、子どもの頃マントをつけて屋根から飛び降りようとして、親を慌てさせたと言っていました。ヒーローものの影響でしょうか、自分も飛べると思ったそうです。 まあ、その姿を見た親の慌てぶりが目に浮かびますね。 そんなやんちゃからすれば、おもちゃを壊したり、ジュースをこぼしたりなんて言うのは、本人に危険が及ぶわけでもなく、他人に迷惑をかけるわけでもなく、欧米の親にしたら、たいしたことないのかななんて思ってしまいます。 日本の親は怒鳴らざるを得ない? 日本ではしつけと言うと、怒鳴ったり叱ったりすることだと勘違いしているような親も多いのではないでしょうか? また怒鳴っちゃった、、、。 | 感情セラピー【All Emotions(オールエモーションズ)】. 親だけではなく、社会全体でそう思っているような節もあります。ですから電車やスーパーなどで、やんちゃをしている子どもを叱らない親がいると「なぜ親は叱らないんだ!」と批判が集まったりします。 子どもはそんなに素直に親の言うことを聞かないことの方が多いので、周りに迷惑をかけているのではと気兼ねしている真面目な親は、だんだん声も大きくなり、イライラもつのってつい怒鳴ってしまうのですね。 公共の場所や人の多い所でも、なんとなく親は大声で怒鳴らないと、しつけをしていないように思われてしまうのです。人前で怒鳴ったり叱ったりすることが、ちゃんとしつけをしていますというアピールにもなっているんですね。
また怒鳴っちゃった、、、。 | 感情セラピー【All Emotions(オールエモーションズ)】
以前は、「子どもは叩いて育てるもの」といった常識がありました。 しかし今日では、 親による暴力はしつけの為であっても法律で禁止されるなど、 社会の風潮も【怒らない子育て】に向かっています。 「大人だって、できれば子どもを怒りたくないよ!」 という人は、たくさんいますよね? そんな人たちのために、 今回はつぎの2本立てのテーマで解説していきます。 ●「怒る」とは何か? ●「怒らない」にはどうしたらいいか? ぜひ最後までご覧ください。 【この記事はこんな人にオススメ! !】 ●子どもに対してイライラしてしまう人 ●子どもを怒鳴りつけたり、叩いたりしてしまう人 1「怒る」って何? 「怒る」という言葉の意味を調べてみると、 次のように書かれています。 ①不満・不快なことがあって、我慢できない気持ちを表す。腹を 立てる。いかる。 ②よくない言動を強くとがめる。しかる。 子どもを育てるのに使われる意味はもちろん2番目の意味です。 「しかる」という類義語がのっていますもんね。 しかし、子どもを「叱っている」つもりでも、 その感情に1番目の意味の「怒る」は入っていませんか? 子どもは思いもかけない行動をします。 その行動が「悪いこと」である場合はたくさんあります。 また、何度も教えたのに、なかなかできないこともたくさんあります。 そのたびに、 「コラッ!何してるの!? なんでこんなことしたの! 子供に怒鳴ってしまう 8歳. ?」 「何度言ったらできるんだ! ?」 などと、イラッとすることってありますよね? その腹立たしい気持ちをどうするか、で 「怒る」と「叱る」に違いが出てきます。 -①「怒る」とは、「いかりの感情」を子どもにぶつけることです。 結論からいうと、子どもと関わるうえで 「怒る」とは、 子どものした悪さや、できないことに対する、 イラッとした「いかりの感情」を 子どもに直接ぶつけること です。 ●子どもにイラッとして、つい叩いてしまった。 ●子どもにムカついて、怒鳴り散らして怒ってしまった。 ということが具体的な行動です。 大人も人間です。 イラッとすることもあれば、 それをコントロールできないことだってあります。 ついつい、我を忘れてしまい、 怒って叩いてしまったり、 怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。 しかし、子育てにおいて「怒る」には重大な欠点があります。 子どものためを思って、その行いをやめさせようと怒っていても、 その効果がなくなってしまうような副作用があるのです。 -②「怒る」の副作用 皆さんは、子ども時代を含めたこれまでで、誰かをわざと怒らせたことはありませんか?
些細なことでイライラして、子供に怒鳴ってしまうってことありますよね。 食事中にふざけてこぼす 好き嫌いをして、食べない 落としたご飯粒を踏んだまま歩く おもちゃを片付けない お風呂あがりに裸のままで遊んでる 都合が悪いと、聞こえないふり! などなど。 ママ も~やだっ!! いい加減にして 初めは優しく注意できても、 何度言っても聞かない、話にならない、、 というときには イライラが積もります。 最終的には、どっかーん!