雷から身を守るには
津波や雷によって起こるひがいを知り、いざというときのために命を守る方法を学ぼう! 雷から身を守るには 日本大気電気学会. 動画で学ぼう! (NHK for School) (外部サイト) 学ぼうBOSAI 竜巻は、いつどこで起こるか予測が難しい災害の一つ。竜巻が発生するしくみを知って、より安全な避難の仕方を考えよう。 子ども安全リアル・ストーリー 夏場、日中は天気がよくても、急な天候悪化による雷や大雨で被害を被ることがある。どのように察知し、いかに避難すればよいのか?自らの身を守る具体的な方策を伝える。 クイズと実験で、雷の性質や発生する仕組みを知って、落雷から身を守る方法を考えよう。 おすすめのサイト(外部サイト) 竜巻(たつまき)の前兆現象や、身を守るための安全な場所について学ぼう。 落雷(らくらい)の危険が高い場所・安全な場所を知り、いざというときに備えよう。 竜巻が起きたときの避難のポイントについて学ぼう。 竜巻や雷(かみなり)について、どのぐらい知っているかな? クイズにチャレンジしてみよう。 インターネットでしらべてみよう すべてのページのいちらんを見る
雷から身を守る 姿勢
落雷回避のウソ・ホント 前回のコラムで紹介した落雷位置評定システムにより、1個1個の落雷が捉えられるようになりました。日本ではひと夏でどのくらいの落雷が観測されるでしょうか? 多い年で100万回、少ない年でも10万回程度観測されます。このように年によって大きな差がありますが、落雷は身近な現象であり、私たちは案外落雷の危険と隣り合わせにいることも少なくありません。 特に今年は、雷の多い年になりました。大阪ではすでに年間の雷日数を超えており(2012年9月現在)、8月18日には公園の林で雨宿りしていた女性が落雷で亡くなりました。木の下は危ないと分かっていても、突然の雷雨に思わず林に逃げ込むことはよくあることです。そこで今回は、雷から身を守るための正しい知識を解説していきたいと思います。では、ここで問題です。次の6つの質問の中で正しいものはいくつあるでしょうか? Q1 雷が近づいたら貴金属を身体から外す。 Q2 車の中は絶対安全である。 Q3 家の中にいれば絶対安全である。 Q4 海水浴中に雷に遭ったら海中に潜ればよい。 Q5 木の下は危険だが、林や森の中は安全である。 Q6 キャンプ時に雷に遭遇したらテントの中に逃げればよい。 正解はゼロ、いずれも「×」です。例えば、Q1については、最近ではほとんどの人が「金属を身につけていても、いなくても雷は高いところに落ちるので変わらない」と答えるでしょう。ところがQ2やQ3では、車中や家の中で感電した事例もあり、100% 安全とはいえないのです。(図1)に落雷時の安全な場所、危険な場所や行動をまとめました。 九死に一生? 落雷からの避難方法とは?安全な場所、身を守る方法を徹底解説! | とはとは.net. の直撃雷 では万一、落雷に遭うと私たちの体にはどのような影響があるのでしょうか。主な傷害は次の4つに大別されます。 1. 直撃雷 平地、海岸、山頂や尾根など周囲の開けた場所では、雷雲から直接人体に放電が生じます。実際に雷撃を受けたケースとして、ウインドサーフィン中の雷撃、テニスラケットへの雷撃、登山中の雷撃などさまざまな事例が報告されています。雷に打たれると感電死して生存は難しいというイメージがありますが、実際には2割の人が一命を取り留めています。ただし、多くの場合障害が残ります。重要なのは早い段階で蘇生措置を施すことです。 2. 側撃雷 落雷を受けた樹木や人に接近していると被害を受けることがあります。木の下で雨宿りをしているときに遭遇する雷による死傷事故のほとんどは側撃によるものです。 3.
空にうかんでいる雲は、太陽の光であたためられた地面のしめった空気が、空で水てきになって集まったものなんだ。空は「高くなるほど寒くなる」から、雲の中の水てきは、高い空にのぼっていくと氷のつぶに変わって、少しずつ大きくなっていくんだ。そして、大きくなった氷のつぶは、だんだん重たくなって、今度は地面に向かっておりていくんだ。 高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。 それが「落雷(らくらい)」=「雷が落ちる」という現象なんだ。