健診結果の見方 ウロビリノーゲン
5%以上なら糖尿病と判断します。 5. 5以下 5. 6-6. 5以上 (単位%) *将来、脳・心血管疾患発症しうる可能性を考慮した基準範囲 血球系検査 赤血球(RBC) 赤血球は肺で取り入れた酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を回収して肺へ送る役目を担っています。 赤血球の数が多すぎれば 多血症 、少なすぎれば 貧血 が疑われます。 _ 血色素(Hb)(ヘモグロビン) 血色素とは赤血球に含まれるヘムたんぱく質で、酸素の運搬役を果たします。 減少している場合、 鉄欠乏性貧血 などが考えられます。 男性 血色素 12. 0以下 12. 1-13. 0 13. 1-16. 3 16. 4-18. 0 18. 1以上 女性 血色素 11. 0以下 11. 1-12. 0 12. 1-14. 5 14. 6-16. 0 16. 1以上 (単位 g/dL) ヘマトクリット(Ht) 血液全体に占める赤血球の割合をヘマトクリットといいます。 数値が低ければ 鉄欠乏性貧血 などが疑われ、高ければ 多血症、脱水 などが考えられます。 MCV・MCH・MCHC MCVは赤血球の体積を表します。 MCHは赤血球に含まれる血色素量を表します。 MCHC赤血球体積に対する血色素量の割合を示します。 MCVの数値が高いと、 ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、過剰飲酒 が疑われます。 低いと、 鉄欠乏性貧血、慢性炎症にともなう貧血 が疑われます。 白血球(WBC) 白血球は細菌などから体を守る働きをしています。 数値が高い場合は 細菌感染症 にかかっているか、 炎症、腫瘍 の存在が疑われますが、どこの部位で発生しているかはわかりません。たばこを吸っている人は高値となります。 少ない場合は、 ウィルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血 などが疑われます。 3. 0以下 3. 1~8. 4 8. 健診結果の見方 pdf. 5~9. 9 10. 0以上 (単位 10 3 /μL) 血小板数(PLT) 血小板は、出血したとき、その部分に粘着して出血を止める役割を果たしています。 数値が高い場合は 血小板血症、鉄欠乏性貧血 などが疑われ、低い場合は 再生不良性貧血 などの骨髄での生産の低下、 特発性血小板減少性紫斑病 などの体の組織での亢進、 肝硬変 などの脾臓でのプーリングが考えられます。 9. 9以下 10.
健診結果の見方 Pdf
1以下 6. 2-6. 4 6. 5-7. 9 8. 0-8. 3 8. 4以上 A/G比 蛋白質の成分バランスをみます。アルブミンアルブミンは総蛋白の50~70%を占めており、低栄養や消化吸収障害、肝疾患などで低値を示します。 1. 2以下 1. 2-2. 2 2. 3以上 アルブミン アルブミンは総蛋白の50~70%を占めており、低栄養や消化吸収障害、肝疾患などで低値を示します。 3. 9以上 3. 7-3. 8 3. 6以下 総ビリルビン・直接ビリルビン 赤血球が古くなって壊れるときにできる黄色い色素で、処理臓器である肝臓に障害が起こると増加します。高度の増加では黄疸が生じます。 総ビリルビン 0. 3以下 0. 4-1. 5 1. 6以上 直接ビリルビン 0. 4以下 0. 5以上 膵機能 血清アミラーゼ・尿アミラーゼ 糖類を分解する消化酵素で、膵臓に最も多く含まれています。そのため、膵機能障害や腎不全等で増加します。 血清アミラーゼ 43以下 44-132 133以上 尿アミラーゼ 56以下 57-813 814以上 腎機能 クレアチ二ン 老廃物の一種で、腎臓が正常に働いていれば尿中に排泄されますが、腎臓の機能が低下すると血液中に増えてきます。 1. 00以下 1. 01-1. 29 1. 30以上 0. 70以下 0. 71-0. 99 1. 00以上 (単位 mg/dL ) 尿素窒素 蛋白質の最終産物で、腎臓で処理され尿中に排泄されます。腎障害があると増加します。 7. 9以下 8. 0-20. 0 20. 1以上 eGFR 慢性的に腎臓の働きが低下しているとこの値は低くなります。 60. 0以上 45. 0-59. 9 44. 9以下 尿酸 老廃物の一種で、大部分は尿と一緒に排出されますが、食生活の乱れや腎臓の働きの低下により血液中に増え、痛風発作や腎臓の障害等を引き起こすことがあります。 7. 0以下 7. 1-8. 9 9. 0以上 血清学検査 CRP 組織に炎症が生じ、壊れたときに血液中に増えます。 0. 30以下 0. 健診結果の見方 一覧. 31-0. 99 RF 慢性関節リウマチや、膠原病等で高値を示します。 15以下 16以上 (単位 IU/mL ) ASLO 扁桃炎などの原因である溶血性連鎖球菌に感染したときに値が上昇します。 240以下 241以上 TPHA 梅毒感染の有無を調べます。 偽陽性の場合もあり、治癒後も長期間陽性が続くことがあります。 (-) (+)以上 HBs抗原 B型肝炎ウィルス感染の有無を調べます。 0.
判定区分の説明 A 異常を認めません 今回の検査では異常を認めません。 B 軽度異常 わずかに異常を認めますが、日常生活に差し支えありません。 C・C0 要経過観察 軽度の異常を認めます。経過観察が必要です。 C1~C6 要再検査 異常を認めます。再検査をお受けください。 (数字は受診時期を示しています) D1 要治療 治療が必要です。医療機関を受診してください。 D2 要精密検査 精密検査が必要です。 E 治療中 治療を継続してください。 検査内容の説明 ※パンフレットの閲覧には AcrobatReaderが必要です。 ダウンロードはこちらから。
健診結果の見方 一覧
1以下 6. 2~6. 5~7. 9 8. 0~8. 3 8. 4以上 (単位 g/dL) アルブミン 血液中に最も多く含まれているたんぱく質です。肝臓で合成されるため、肝機能の評価に用いられます。そのほか、腎臓の機能が低下した場合や低栄養状態でも減少します。 基準範囲 要注意 異常 3. 9以上 3. 7~3. 8 3. 6以下 ▼腎機能検査 腎臓の働きは、血液から老廃物や塩分などをろ過して尿として排泄することです。老廃物などのろ過は、腎臓の糸球体で行われます。 腎臓の機能は、「老廃物を濾過する力」で評価します。 クレアチニン(Cr) 筋肉に含まれているたんぱく質の老廃物です。筋肉量に比例するため、女性に比べ男性は高くなります。クレアチニンは腎臓でろ過されて尿として体の外に排出されます。しかし、腎機能が低下すると体外に尿として排出される量が減少し、血液中のクレアチニンが増加します。つまり、腎機能が低下すると数値が上昇します。 基準範囲 要注意 異常 男性 1. 00以下 1. 01~1. 29 1. 3以上 女性 0. 70以下 0. 健診結果の見方 リーフレット. 71~0. 99 1. 0以上 eGFR(推定糸球体ろ過量、estimated glomerular filtration rate) 糸球体が老廃物を尿へ排出する能力を反映します。クレアチニン値は筋肉量に影響を受けるため、血液中のクレアチニン値を年齢、性別で補正して算出された値です。クレアチニン値とは逆に、腎機能が低下すると値が低下します。 基準範囲 要注意 異常 60. 0以上 45. 0~59. 9 44. 9以下 (単位 mL/分/1. 73m 2 による) ▼尿検査 腎臓病は無症状のことがほとんどなので、尿検査は非常に重要な情報を与えてくれます。 健診で行われる尿検査では、尿たんぱく、尿潜血、尿糖などがわかります。それぞれ蛋白質、赤血球、糖分を検出しますが、これらは体に必要なものですので、通常尿に出てくることはありません。なんらかの問題があったときに尿から検出されることになります。 尿たんぱく 慢性腎臓病を早期発見するためには、検診時の尿検査が欠かせません。腎機能が低下すると尿中にたんぱく質が多く排出されますが、運動時・発熱時など一時的で病的意義のない良性のものと、病的なものがあります。 基準値 要注意 異常 陰性(-) (+)(±) (+2以上) ▼呼吸機能検査 WHO(世界保健機関)では、生活習慣病や慢性閉塞性肺疾患(COPD)を含め、生活習慣の改善により予防可能な疾患をまとめてNCDs(非感染性疾患)として位置づけています。呼吸機能検査では、息を吸う力や吐く力などを調べます。 肺活量 ゆっくりと呼吸して、息を最後まで吐き切ったところから、胸いっぱい息を吸い込んだところまでの、空気を吸える量のことです。性別、年齢、身長から算出された予測肺活量に対して何%かを調べます。肺が硬くなっていたり、胸が変形していたり、肺の容積が小さくなっている場合に低下します。 基準範囲 異常 80.
健診結果の見方 リーフレット
0以下 12. 1-13. 0 13. 1-16. 3 16. 4-18. 0 18. 1以上 女性 血色素 11. 0以下 11. 1-12. 0 12. 1-14. 5 14. 6-16. 0 16. 1以上 MCV・MCH・MCHC MCVは赤血球の体積を表します。 MCHは赤血球に含まれる血色素量を表します。 MCHCは赤血球体積に対する血色素量の割合を示します。 MCVの数値が高いと、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、過剰飲酒が疑われます。 低いと、鉄欠乏性貧血、慢性炎症にともなう貧血が疑われます。 血球容積(ヘマトクリット) 血液全体に占める赤血球の割合を示すものです。数値が低ければ鉄欠乏性貧血などが疑われ高ければ、多血症、脱水などが考えられます。 40. 6以下 40. 7-50. 1 50. 2以上 35. 0以下 35. 1-44. 健康診断の結果で見るべき3つのポイントと変動しやすい数値 | NHK健康チャンネル. 4 44. 5以上 (単位 %) 血小板数 出血を止める重要な役割をします。減りすぎても、増えすぎても出血しやすくなります。 9. 9以下 10. 0-14. 4 14. 5-32. 9 33. 0-39. 9 40. 0以上 白血球数 主に細菌やウィルス感染の際の炎症反応を示します。 3000以下 3001-8499 8500-9999 10000以上 (単位 uL) 血液像 体内に細菌や異物が侵入すると、血液中の白血球が増えます。病態によって、白血球分画の比率が変化します。画一的判断が難しく、原因や症状、経過を総合して判定されます。 赤沈 感染症など炎症性疾患の有無や経過を知る手がかりとなります。 10. 0-19. 9 14. 9以下 15. 0-24.
健康診断の結果を見たら「要再検査」の文字。そんなときどうすればいいのか、医師の視点からご紹介します。 健康診断の結果は、どう捉えれば良い? 「再検査が必要」と診断されてにもかかわらず、放置していませんか? 健診結果の見方. 「何も自覚症状はないし、大丈夫だろう」とか「何を言われるか怖いので、つい受診を先延ばしにしてしまう」という方の気持ちはよくわかるのですが、症状が無いときに受け、疑わしきは罰するのが健康診断です。 できるだけ迅速にその指示に従って医療機関を受診してください。 出典: 検診結果の読み方・活かし方・再検査 [健康診断・検診・人間ドック] All About 「再検査の必要あり」と診断された検査項目は? たんぱく尿の原因は腎臓そのものではなく、高血圧や糖尿病などによる二次的な腎臓への負担が現れている可能性もあります。腎臓の症状が進行すると、透析が必要になる可能性もあります。 2/2 要チェック! 尿タンパクと歯の健康 [健康診断・検診・人間ドック] All About 痔だと自己判断し放置するのは禁物。原因となる病気は、痔、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など様々です。しかし大腸癌ではないか…と不安になりすぎるのもよくありません。「便潜血陽性」になる原因や、受診すべき診療科について解説します。 要精密検査?健康診断で「便潜血陽性」になる病気 [健康診断・検診・人間ドック] All About レントゲン検査で、「肺に影がある」「左下肺野に結節影」という結果が出ると、咳などの自覚症状がなくても「もしかして肺がん?」と不安なるものです。肺に影がある場合に考えられる病気と対処法についても解説します。 健康診断で肺に影があると言われたら…再検査?病気? [健康診断・検診・人間ドック] All About 胸部レントゲン写真は、主に肺や気管支に病気がないか、あるいは心臓の形や大きさに異常がないかを見つけるために行う検査です。肺や心臓の他、大動脈瘤が見つかることもありますし、本当にごく稀ですが甲状腺、胃・脾臓などの異常が疑われることもあります。 胸部レントゲン結果で「胸膜肥厚」…原因・症状は? [肺・気道の病気] All About 健康診断で行われるバリウム検査の目的は、胃がんや食道がんの早期発見です。他にも、胃潰瘍や胃のポリープ疑いなど、いくつかの代表的な異常所見によって、再検査・要精密検査という指示が出る可能性があります。 バリウム検査でわかること・検査結果で異常があったら [健康診断・検診・人間ドック] All About 子宮がん検診を受けることで、がんになる前の前癌病変や、がんの早期発見が可能。早期に発見できれば、子宮を摘出することなく治療することもできます。一方で発見が遅れると、大切な子宮を失うばかりか、命を落とすことにもなりかねません。 子宮がん検診で「要精密検査・再検査」結果だったら [子宮の病気] All About 再検査でなくても大切な「血液検査」結果もチェック!