聖地・熊野に向かう巡礼の道、世界遺産「熊野古道」の巡礼風景を守りたい! – 田辺市熊野ツーリズムビューロー
「高野七口再生保存会」事務局の入谷和也さん=橋本市で、藤原弘撮影 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する高野参詣道の保全や調査に取り組んできた橋本市の入谷和也さんが亡くなり、21日に葬儀が営まれた。63歳。市と高野山を結ぶ「黒河道(くろこみち)」などの世界遺産への追加登録(2016年)に県職員として関わり、13年結成のボランティア団体「高野七口再生保存会」の事務局を担い、活動をリードしてきた。関係者からは悲しみとともに、世界遺産を「守り、生かす」ことへの遺志を継ぐ決意の言葉が聞かれた。 追加登録に向けた調査を担当した高野山大密教文化研究所受託研究員の木下浩良さん(61)は「調査をした10年ほど前からの付き合いで、当時ルートもはっきりしていなかった黒河道を2人で歩いて調べた。5月9日に電話で話したばかり。まだまだこれからという時に悲しい」と話した。
紀伊山地の霊場と参詣道
熊野詣の巡礼道として、また近年は生活道や山仕事の道としても活用されることで、熊野古道は1000年以上続く道として現在まで存続してきました。 地域ぐるみによる持続的な観光活用により、熊野古道の自然環境と文化的景観を次の1000年につないでいきたい! 紀伊山地の霊場と参詣道 構成資産. 今は無理でも、近い将来熊野古道に行きたいと思っていただいている皆様が、いつ来ていただいても安心して歩いていただけるように準備しておきたい! そんな思いでこのプロジェクトを立ち上げました。 ご支援金は、熊野古道の保全・保存をはじめ、これからも国内外の方々に安心・安全に歩いていただけるための環境づくりに活用させていただきます。 熊野古道の補修箇所 及び 案内看板の調査 熊野古道の補修作業 及び 案内看板設置作業等のサポート 熊野古道ルートマップの制作・更新 和歌山県世界遺産センターの協力による熊野古道補修イベント「道普請ウォーク」の開催 熊野トラベルの機能強化 など 1000年以上変わらずに歩いてきた道を、次の1000年に橋渡しするためのサポートをお願いします! 投稿ナビゲーション