住宅ローン控除(減税)とは|知らないと損する条件と繰上返済のコツ
この記事は会員限定です 2020年12月5日 0:00 ( 2020年12月5日 5:13 更新) [有料会員限定] 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 政府・与党が2021年度税制改正で検討する住宅ローン減税の見直しの全容が判明した。13年間の控除が受けられる特例は入居期限を22年末まで延長する。対象物件の面積要件も緩和し、戸建て・マンションとも床面積50平方メートル以上から40平方メートル以上に広げる。50平方メートル未満の場合は1千万円の所得制限を設ける。 近く与党の税制調査会で最終決定し、10日ごろにまとめる与党税制改正大綱に... この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 残り859文字 すべての記事が読み放題 有料会員が初回1カ月無料 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 関連トピック トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。 経済 政治 住宅ローン
住宅ローン減税、期間10年から13年へ延長か…年収1千万以上の高額所得者のみ恩恵大
不動産会社に言われるがままに住宅ローンの審査を受け、住宅ローンを組むのは不利になる可能性が高いと思いませんか? 住宅ローンを組む相手は自分で選べるのです。 1つの銀行の審査に通るなら、他の銀行でも通る可能性は高い です。ですから、数ある銀行の中で最も自分に有利なところを選びましょう。 「どこで見てもほとんど同じですよ」「0. 1%程度の差ですよ」 こんな言葉で丸め込まれてはいけません。 金利がどこを見ても同じならば、手数料や保険料などの部分で交渉出来ます 2000万円借りるならば0.
収入合算では妻は住宅ローン減税を受けられない! 夫婦で住宅ローンを受けられるのは、どのような場合かまずは確認しましょう。 住宅ローンの借り方によっては、妻が住宅ローン減税を受けることができない場合があるので要注意です。夫婦で住宅ローンを借りるときは次の3つのパターンがあります。 1. 夫婦連帯債務による住宅ローン 夫と妻ともに債務者になり、連名で住宅ローンの契約をすることになります。連帯債務で住宅ローンを3, 500万円借りた場合、例えば夫が2, 500万円、妻が1, 000万円というわけでなく、夫も妻も住宅ローンの契約上は3, 500万円返済する責任があります。 住宅ローン減税については、条件を満たせば夫も妻も受けることができます。しかし、夫も妻も住宅ローンの契約上それぞれ3, 500万円借りている責任はあるものの、住宅ローン減税の要件では、夫、妻のそれぞれの住宅ローンの借入金を3, 500万円として住宅ローン減税を受けることはできません。 2. 夫婦それぞれ単独債務による住宅ローン 金融機関によっては夫婦連帯債務を認めていないところもあります。その場合は、次の例のように夫婦それぞれが単独債務で住宅ローンを借りることになります。夫も妻も債務者になりますが、それぞれ個別に住宅ローンの契約をすることになります。 例えば、住宅ローンで3, 500万円必要な場合、夫名義で2, 500万円、妻名義で1, 000万円というように、それぞれ借りる金額が分かれます。その結果、住宅ローンの契約書も2部に分かれることになります。実質2つの住宅ローンを借りることになります。なお、夫は妻の、妻は夫の連帯保証人になります。 この場合、条件を満たせば、夫、妻とも住宅ローン減税を受けることができます。 3. 妻の収入を夫の収入に合算した収入合算による住宅ローン 債務者は夫のみですが、妻の収入の一部を夫の収入に合算して、借入金額を増やして住宅ローンを借りるケースです。 このとき、妻は住宅ローンの契約上、債務者ではなく連帯保証人となります。よって、住宅ローン減税は住宅ローンの借入者でないと受けることができないので、妻に収入があって所得税を納税していても、残念ながら住宅ローン減税を受けることができません。 夫婦連帯債務のときの住宅ローン減税の注意点 上記で説明したとおり、連帯債務による借入金額の全額が、夫、妻それぞれの住宅ローン減税の対象にはなりません。具体的にいうと、連帯債務による住宅ローンの金額が3, 500万円のとき、夫、妻とも3, 500万円を住宅ローン減税の対象にすることはできないということです。 それでは、夫、妻は、住宅ローン減税の対象となる住宅ローンの借入額のそれぞれいくらにすればよいのでしょうか?