化粧水がしみる 乾燥
保湿効果の高い化粧水を選ぶ 肌がゆらいでいるときは、角質層の天然保湿因子や細胞間脂質、皮脂といったうるおい成分が不足している状態です。保湿効果の高い化粧水で、不足しているうるおいをサポートしてあげましょう。 天然保湿因子の成分に近いアミノ酸、細胞間脂質の成分に近いセラミド、皮脂膜の成分に近いスクワランなどが配合された保湿化粧水がおすすめです。 ポイント2. 敏感肌用の化粧水を選ぶ ゆらぎ肌で肌がヒリヒリしたり、赤くなったりしているときは、敏感肌用の化粧水を選ぶのがおすすめです。 アレルギーテスト、パッチテスト、スティンギングテストなど、低刺激処方の「テスト済み」の表記があるものを選びましょう。 植物由来の成分配合、弱酸性、パラベンフリーなど、肌への負担に配慮した化粧水も良いですね。 化粧水がしみる肌におすすめの商品 ここでは、上質のエレガンスを追求するメゾンレクシアから、化粧水がしみやすいゆらぎ肌におすすめの化粧水を紹介します。 メゾンレクシア オラクル クラリファイング トナー ダマスクローズ、ヒマワリなどの保湿効果のある植物成分を配合した、ドロップタイプの化粧水です。とろみのあるテクスチャーで、肌をしっとりとやわらかく整えます。 メゾンレクシア アルケミー プライマリー ローション 植物由来の酵母発酵エキスVEGAL®*を配合した化粧水。肌なじみの良いみずみずしいテクスチャーでキメを整え、使うたびに「うるおいを抑え込む力」を高めます。 *整肌保湿成分 化粧水がしみるときは、ゆらぎ肌対策に力を入れて 季節の変わり目や環境の変化などで肌はゆらぎやすくなります。いつもと調子が違うなと感じたら、ゆらぎ肌対策のスキンケアに切り替えるのが得策です。睡眠や食生活といった生活習慣も見直して、美しい肌を保ちましょう。
化粧水がしみる
化粧水がしみる理由とは 特別何かあったわけではないのに、化粧水をつけた後に顔がヒリヒリしたり、痛みを感じたりするときには以下のような理由が考えられます。 理由1. 「ゆらぎ肌」になっている 一時的に肌のバリア機能が低下し、肌が敏感になっている状態が「ゆらぎ肌」です。 人間の肌は、外側から順に表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。肌のバリア機能とは、表皮の一番外側にある厚さ約0. 季節の変わり目にいつもの化粧水がしみる…それってゆらぎ肌かも?その原因と対処法を理解して正しいスキンケアを!│無添加化粧品・健康食品・サプリメント通販のファンケルオンライン. 02ミリの角層がうるおいを保つことで、乾燥や刺激から肌を守るはたらきのことです。 角層ではうるおいを蓄えた角層細胞が重なり合い、その隙間を細胞間脂質が満たし、表面を皮脂膜が覆っています。 このバリア機能が何らかの原因で低下すると、肌は刺激に敏感になり、炎症を起こしやすくなるのです。 バリア機能低下の原因には、寒暖の差や花粉、生活習慣の乱れ、間違ったスキンケア、ストレスなどが挙げられます。季節の変わり目はゆらぎ肌になりやすいといわれ、特に、冬から春、夏から秋など季節の変わり目は肌が不安定になりがちです。 理由2. 化粧水が肌へ刺激を与えている 肌のバリア機能が低下して、敏感になっている状態だと、普段は問題なく使えている化粧水がしみることがあります。 防腐剤、界面活性剤などは多くの化粧品に含まれる成分ですが、肌の状況によっては刺激となる場合があるのです。その他、香料や着色料も肌に刺激を与えることがあります。 化粧水を使用していて、痛みを感じた場合や皮膚トラブルがあった場合は、すぐに使用を中止しましょう。 肌の状態を見ながら、必要に応じて皮膚科を受診するのがおすすめです。 理由3. 摩擦や異物が肌へ刺激を与えている 肌のバリア機能が低下しているときは、普段よりもさらに刺激に敏感です。肌をゴシゴシ洗ったり、こするように拭いたりすると、摩擦が肌への刺激になってしまいます。 強い紫外線を浴びたり、花粉や黄砂などが付着したりするのも刺激になるので注意が必要です。その他、コットンやマスク、寝具などが顔に触れても刺激になります。 ゆらぎ肌になって化粧水がしみるときの対処法 ゆらぎ肌を放っておくと、さらなる肌トラブルにつながる可能性も。化粧品がしみるときは、肌に負担をかけない生活を心がけましょう。 対処法1. 保湿効果の高いクレンジング剤を使う ゆらぎ肌になっているときは、メイクがしっかり落とせる洗浄力がありながら、保湿成分が含まれたクレンジング剤がおすすめ。 肌になじませる際は、中指と薬指を使ってやさしく円を描くようにします。肌に負担をかけないよう、摩擦を抑えることが大切です。 対処法2.
皮膚科を受診するかどうかの判断基準は? 赤みと水っぽいブツブツが一緒になった局面がある、熱感や腫れを伴って、他の部位まで広がっているような場合は、アレルギーや内臓疾患などが潜んでいる場合もありますので皮膚科受診をお勧めします。化粧品皮膚炎の可能性が高いとパッチテストを行って化粧品やその含有成分のアレルギーが見付かることもあります。ニキビのようなのに「かゆみ」を伴う場合は(「痛み」であれば、通常のニキビでしょう! )全身型金属アレルギーのこともあります。アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、酒さと診断されているような方は化粧品かぶれと勘違いして肌を守るための化粧品をやめてしまってかえって肌状況の調整がうまくいかないこともあります。遠慮せずに皮膚科専門医に相談してみてはいかがでしょうか。 教えてくれたのは… 東邦大学 医療センター 大森病院皮膚科 臨床教授 関東裕美 先生