整理整頓だけじゃダメ!トヨタ式「片づけの文化を浸透させる方法」│Conote
この「ハサミを探している時間」も、「ガムテープの発注にかけた時間」も、きちんと整頓がされているオフィスであれば、他の業務を行うために使えたはずです。「たったの5分や10分くらい」と思うかもしれませんが、社員一人ひとりの小さなむだが積み重なると、結局は膨大な人件費と時間をムダにすることになりかねません。 では、こうしたムダを避けるためにはどうしたらいいのでしょうか。トヨタの答えは、使う頻度の低いものはシェアすること。そして、シェアをする際に重要なのが「定位置を決める」ことです。定位置を決めたら、置き場所をテープで囲ったり、チョークで描いたりして誰にでもわかるようにしましょう。使った後に戻す場所が明確になるだけでなく、使用中である、ということも一目でわかるようになります。 それでも出てくる捨てられないものは? 「書いてあることを実践してみたけれど、整理・整頓できないイベントグッズや、門松などの季節のグッズもある。」 そんなときにおすすめなのが、 ストックマモル です。 ストックマモル(物品保管サービス) 預けた物品を Web上 で 写真 で確認することができ、さらに 取り出しの依頼 なども Web上 でできてしまいます。 普段は使わない物品 をストックマモルに預ければ、 限られたオフィスのスペースを「整理・整頓」すること が出来るでしょう。 具体的な利用方法やメリット・デメリットは過去の記事「 【比較検証】東京都内の一畳と宅配収納サービスの一畳はどっちがお得? 」にまとめてあるので、興味のある方は見てみてください。 まとめ 今回の記事では、「トヨタの片づけ」に書いてあることのほんの一部を編集部で抜粋してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。どれも今すぐに始められることなので、まずは総務で働かれているご自身で試してみるのも良いでしょう。 また、同書には今回ご紹介した以上に、さまざまな方法や考え方、そしてコツが紹介されています。すでに文庫版も出ていますので、「もっと知りたい」という方には、実際の本を手に取ってみることをお勧めします。
「トヨタの片づけ」に学ぶ、整理整頓したオフィスを作るコツとは?
ですね。 ご訪問、ありがとうございます! 今日も、良い一日を〜♪
整理整頓のコツ!片付けの参考に。コクヨ式とトヨタ式とは | 居酒屋Barオーナーの電脳せどりで未来を変える!
「3定」を徹底 収納場所を決めるときの基準が「3定」。 「定位置(どこに)」「定品(何を)」「定量(どのくらい)」 をまず考えます。 2. 予備は持たない! 予備を持つということは同じものが複数あるということ。 そうなると使う時に"選ぶ"行為が発生し、仕事効率が下がると言います 。トヨタ式では「姿置き」と言う方法があります。引き出しのトレーに文具の絵や名前を書いて目視しやすくし、使ったら必ず戻すことを習慣化、それにより同じものを複数持つことがなくなったそうです。 3. 名刺は捨てる! 自分のルールを設けて定期的に捨てることを推奨しています。 1年間付き合いがなければ捨てるのが原則 。捨てづらい名刺ですが、"片付けに聖域なし"と言い切ります。 4. 整理整頓のコツ!片付けの参考に。コクヨ式とトヨタ式とは | 居酒屋BARオーナーの電脳せどりで未来を変える!. 書類は「先入れ先出し」が原則 来た書類を時系列順に処理します。処理は3通りのみ。 「読んで破棄する」「読んで保存する(決めたファイルに整理)」「すぐに処理できない(未決箱へ)」 。「先入れ先出し」はいかに保持する書類を減らすかの手段です。トヨタはモノが滞留することをとても嫌うのだそうです。 どのポイントも、とにかく「ものを減らすこと」が最重要なのがわかります。 【コクヨ式|引き出しそれぞれに役割を持たせる収納法】 コクヨが設立した働く環境を考えるワークスタイル戦略情報メディア『WORK SIGHT LAB. 』が提唱する「コクヨ式」片付けのモデルはなんと"すし屋のカウンター"。 適材適所に物がスッキリ収められている究極の形なのだそうです 。片付けのポイントは各引き出しに役割を持たせること。詳しく見ていきましょう。 1. 引き出しから文具を「解放」する! 使っていないペンやメモ帳が引き出しの中に幾つ埋もれているでしょうか?先ずはそれらを選別しましょう。 使うものだけを残し、頻繁に使うものは引き出しにしまわず机の上に出しておくこと 。時々使うものを1段目の引き出しに。その際もボックスなどを使いペン、ハサミ、付箋などそれぞれの定位置を決めましょう。ただあまり細く分けすぎると本末転倒になりがちですので、大まかに区切るくらいで大丈夫です。 2. 3段目にはファイル 深さがある3段目はファイル(書類)専用に 。クリアフォルダーやファイルボックスを利用して細く分類することと使ったら必ず手前に戻すことがコツ。ボックスやファイルを色分けすると目視でさらにわかりやすくなるのでオススメです。 3.
山積みの資料で溢れかえるデスク。壁際に積み上げられた段ボール。何年も開けられていない魔の引き出し…。 こうした乱雑な職場環境を改善するのは、総務の仕事の一環。整理・整頓は総務だけの力でできることではなく、社員一人ひとりの意識改革と習慣づけを必要とします。一方で、締め切りやノルマに追われている社員に対して「片づけをしましょう」と声かけをするのは、簡単なことではありません。 では、社員一人ひとりに片づけの大切さを理解してもらい、整理・整頓されたオフィスを作るには、どうしたらいいのでしょうか? 今回の記事ではその答えを知るべく、その経営手法で注目を集める「トヨタ」の片づけ哲学とコツを抜粋してご紹介します。 ※この記事は、 『トヨタの片づけ』 (株式会社OJTソリューションズ著 KADOKAWA) を参考にしています。 まずは「整理・整頓」の定義付けをしよう 皆さんは、「整理・整頓」の定義を知っていますか? 「整える」という字が入っているので、「きれいに並べて収納すること」だと考えている人も少なくないのではないでしょうか。広辞苑を引いてみると、「整理」とは「乱れた状態にあるものをととのえ、秩序正しくすること」。「整頓」とは「よく整った状態にすること。きちんとかたづけること」と書かれています。 一方、トヨタの定義する 「整理」は「『いるもの』と『いらないもの』を分け、『いらないもの』は捨てる」、「整頓」は「『必要なもの』を『必要なとき』に『必要なだけ』取り出せるようにする」 です。 机の上に物が置いていなかったら整理整頓ができていると思う人もいますし、引き出しの中のファイルが整列していれば、整理整頓ができていると思う人もいます。 整理・整頓の話を社内でするのであれば、まずは整理・整頓という言葉の 共通認識 を持てるように、言葉の定義付けをしましょう。そうすることではじめて、整理・整頓という言葉が力を発揮するようになります。 整理するためのコツ 総務のあなたは普段、会社に置いてある不要なものを捨てるための 「明確な判断基準」 を持っていますか?