戦争に行かなくていい職業
2015年10月06日 (火)更新 過激な性描写にも関わらず、若い女性客を多く集めた『ニンフォマニアック』や爆発処理にあたる兵士を描いた『ハート・ロッカー』、『私が、生きる肌』……と、一筋縄ではいかない洋画作品を配給し続けているブロードメディア・スタジオ。10月1日に公開された最新作は、ドローンを使った新たな戦争の形を描いた『ドローン・オブ・ウォー』だ。 これらの、ある意味"扱いの難しい"作品群を観客に届ける宣伝プロデューサーは、一体何を考え、どんな仕事をしているのか。ブロードメディア・スタジオで宣伝プロデューサーを務める小口心平さんに話を聞いた。 話は邦題のつけ方から、SNS普及の前と後での宣伝方法の変化、さらには、間口の狭い、映画業界の入り方にまで及んだ。 首相官邸への落下事件でタイトルに「ドローン」を ――『ドローン・オブ・ウォー』の冒頭で『GOOD KILL』という原題が出てきて、邦題との差に驚きました。邦題をつけるのも宣伝プロデューサーの重要なお仕事のひとつだと思うのですが、どのようにこの邦題をつけられたのでしょうか? 「この映画は、無人戦闘機・ドローンを遠隔操作し、殺戮を行う兵士たちの苦悩を描いた作品です。ちょうど、この作品の邦題を決めている今年の春頃に、首相官邸にドローンが落ちる事件があったんです。もともと、ドローンという言葉は、ほとんど日本人に浸透していなかったのですが、この事件を機に、かなり報道もされて、広く浸透しましたよね。そこで、最初はタイトルを『ドローン』だけにしようとも思ったんですが……。さすがにそれだけだと伝わらないので、戦争映画だということを分かりやすく伝えるために『ドローン・オブ・ウォー』という邦題に決めました」 ――『GOOD KILL』も本編を見た後に反芻するといいタイトルですよね。 「そうなんです。ただ『良い殺人』というちょっと皮肉を込めた言葉でもあるんですよね。映画を見れば、反戦の意味も伝わると思うんですが『GOOD KILL』というタイトルだけだと、殺人を推進してしまうような、作品とは逆の意味で広まっていくのを避けたかったので。まあ、コアな映画ファンからは「原題のほうがよかった」とか言われますけどね。でも、もう邦題をつけるときには、何かしら言われるので気にしないようにしています(笑)」 ――『ドローン・オブ・ウォー』以外でうまくいったな、と思う邦題はありますか?
大学に行かないとなれない職業はある?進学・就職を決定するまとめ
「山本夏彦とその時代② 意地悪は死なず 夏彦・七平対談」 山本夏彦・山本七平 ワック株式会社2011年1月発行・より (初出は「正論」昭和56年9月号~57年5月号) <山本夏彦> ただ当時は長男なら兵隊に行かなくてよかった。 <山本七平> そうでした。 <夏彦> だから、みんな名義だけの養子になって、長男になっていますね。 <七平> いや、それがね、その証拠が私の山本っていう姓なんですよ。 私のうちは元来ね、「西」っていう姓なんですよ。 ところがねぇ、うちの親父は三男坊なんです。 日清戦争の後でね、あの時は戸主だけは戦争に行かなかったって、うちのじいさんばあさん、知ってたわけです。 ところが、三男坊だ大変だ、戦争があるととられる。なんとかせにゃいかん。 その当時はまだ役場に話のわかる人がいて、こういう家があって子供がない、おまえさん幾らか出してこの戸籍買わないか。買いましょう、というわけでね、 うちの親父だけ山本になったんですよ。 (略) ところがね、日清戦争の時、法律が改正になって親父は結局戦争へ行ってるんですよ。 全く無駄だったわけ(笑)。 和光樹林公園の桜(埼玉・和光市)4月12日撮影
“学校行きたくない”と言われたらどうする?Ngワードは?【会話例】 | Lee
1人 がナイス!しています ヤクザと言うか、侠客の万年東一は軍隊に行ってます。 兵隊やくざのモデルです。
監督/製作/脚本:アンドリュー・ニコル 『ガタカ』『TIME/タイム』 製作:ニコラス・シャルティエ 『ハート・ロッカー』 出演:イーサン・ホーク 『6才のボクが、大人になるまで。』 ブルース・グリーンウッド ゾーイ・クラヴィッツ他 【STORY】 アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐の赴任地はアジアでも中東でもない。 ラスベガスの基地に設置されたコンテナ内で無人機ドローンを遠隔操作し、1万キロ余りも離れた異国でのミッションを遂行している。クリックひとつでミサイルを発射する爆撃は、まるでゲームのように現実感が欠落しているのだ。 一日の任務を終えると、車でラスベガスのきらびやかな歓楽街を通り抜けて、整然と区画された住宅街のマイホームへ帰り、美しい妻モリーとふたりの幼い子供との生活に舞い戻る。繰り返されるこの毎日がトミーの日常であり、異常な現代の戦争の姿だった。