親知らず歯茎腫れ 引かない
2018. 10. 04 ロイテリ菌と虫歯 歯の痛みから歯茎が腫れていることに気づく方も多いと思います。 虫歯ができてしまうと歯茎が腫れてしまいますが、時には顎まで腫れている場合もあります。いったい歯茎や顎が腫れる原因はどこにあるのでしょうか。 歯茎や顎が腫れてしまう場合、口腔内はどうなっているのか、もし腫れてしまったらどうすればよいのか?少しくらいなら放っておいて大丈夫なのか?など、歯茎や顎の腫れについては疑問に思うことも少なくないと思います。 今回は、虫歯によって歯茎や顎が腫れてしまう原因や対処法をご紹介していきます。 1. 虫歯が原因で歯茎や顎が腫れる理由 虫歯ができると歯茎や顎が腫れる理由は、 虫歯の菌が歯の根や顎の骨にまで広がっていくことにあります。 虫歯は始め、歯の表面を菌が溶かしながら進行しますが、虫歯が進むと歯の奥にある歯髄(しずい:神経や血管が入っている場所)に到達し、炎症を起こします。この頃痛みが出始めて、虫歯に気づく方が多くなります。 これを放置するとさらに奥の方まで菌が入り込み、さまざまな病気を引き起こし、歯茎や顎が腫れてしまいます。 歯茎や顎が腫れてしまう理由となる主な病気は次の4つになります。 理由①. 歯槽膿瘍(しそうのうよう) 理由②. 根尖性歯周病(こんせんせいししゅうびょう) 理由③. 親知らずが埋まっている状態は危険!?生え方に合わせた対策を | 大崎の歯科・歯医者【大崎シティデンタル】丁寧で痛くない治療. 顎骨炎(がっこつえん) 理由④. 蜂窩織炎(ほうかしきえん) 歯槽膿瘍は、歯茎に膿が溜まった状態を言います。 白血球や菌の残骸、組織の壊死した物質などが溜まり、ピンポン玉のように膨れ上がります。歯茎にできたものを歯槽膿瘍と言い、他にも頬部膿瘍、口底膿瘍、顎下膿瘍などがあり、膿瘍が現れる個所で呼び方が変わります。 理由②. 根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん) 根尖性歯周炎とは、歯の根元で菌が増殖してしまい炎症が起きる病気です。 歯髄(しずい)に菌の浸食が進み、歯髄が死んでしまうと、ほとんどは痛みがいったん治まります。しかし菌はなくなったわけではなく、浸食を続けています。 歯の根元に神経や血管の通り道となる小さな孔(根尖孔)があり、この部分に菌が浸食することで炎症が起き、膿が溜まるようになります。この頃には激しい痛みと歯茎や顎の腫れがみられるようになります。 顎骨炎は、根尖性歯周炎が局所的な炎症だったものに対し、その奥の歯槽骨まで炎症が広がった状態のことを言います。 顎骨炎まで進行すると、局所的な膿瘍ではなく患部が赤く腫れあがったり、場合によっては発熱などの全身に渡る症状が現れたりします。 蜂窩織炎とは、顎骨の炎症がさらに進行し、口底や顎下、頸部にまで炎症が広がった状態を言います。 顎の下や頬の部分が大きく腫れあがり、嚥下困難や呼吸困難などを引き起こすおそれがあります。 2.
親知らずが埋まっている状態は危険!?生え方に合わせた対策を | 大崎の歯科・歯医者【大崎シティデンタル】丁寧で痛くない治療
仮にもしそうであれば、それは抜歯後の正常反応としての腫れではない可能性も考えられると思います。 【5】 なお、 >バイアスピリンの服用が怖くて勝手に控えているのですが、それがいけないのでしょうか? との事に関しては、お薬の服用は内科・ 口腔外科 双方の担当の先生の指示通りに、正しく服用されてください。 また、 >気になってついつい触ってしまうのですがそれもいけないのでしょうか? については、確かにあまり触り続けることは好ましくありません(肉体的のみならず精神的にも)。 >固いものを食べたらよくないとかありましたら教えてください。 術後の日数から考えて、決して固いものを食べてはならないということはありません。 ですが、現在の状況からすると、無理に固いものばかりを食べられるのではなく、柔らかいものを食べられた方が、負担は多少軽くなるかもしれません。 最後に、ご不安な点は、次回の受診日の際にも担当の先生にしっかりと確認されてくださいね。 以上ご参考になれば幸いです。 お大事にどうぞ。
親知らずは10代後半から20代にかけて生えてくる人が多いと言われています。 ただでさえ現代人の狭い顎に、永久歯が生えそろった後に生えてくるわけです から、まっすぐ生え揃うことはまれといえます。そして親知らずはその生える位置や生え方などから、歯ブラシが当たりづらく、どれほど気をつけていても虫歯や歯周病などのトラブルを抱えやすい歯でもあります。 この記事では、そんなトラブルメーカーともいえる親知らずが腫れる原因や、抜歯をする場合、抜歯をせずに上手くつきあっていく場合についての対処法について詳しくお伝えしていきます。 1. 抜歯前の親知らずの腫れについて 1-1 原因 細菌が残ったままになっている 親知らずは別名、智歯(ちし)と呼びます。親知らずは狭いスペースに無理矢 理生えてくるため、曲がって生えていたり歯茎の奥に一部埋もれたままになりやすくなります。そうなると親知らずのまわりには口内の汚れや細菌が残りやすく、これが腫れとなって炎症を起こすことがあります。これを智歯周囲炎といいます。 疲れがたまっている 親知らずの腫れは、口内の汚れ以外にも、疲れているなど体調が悪いと起こりやすく、通常腫れや痛みは1週間程度でおさまってきます。しかし一度痛み出してしまうと、一旦は腫れが引いてもまた同じことを繰り返すケースが多いため、抜歯をする人がほとんどです。ただ、腫れている間は親知らずの抜歯を行うことはできないため、抜歯は炎症が治まった後に行うことになります。 2.