勿忘草 花言葉:私を忘れないで-花言葉ラボ
花を観賞するために植物を栽培する、という文化は、世界中どこでも共通してありました。古代から、他地域との交易が進む度に、各地原産の花々が世界へ広がっていきました。21世紀の現在、栽培種の多くは、世界中どこでも見られるようになっています。 ヨーロッパ発祥の花言葉の文化が世界に広まったのは、19世紀でした。アジアやアメリカ大陸などでは、自国原産の花や、中世以前にわたってきて根付いていた花には、ヨーロッパとは違う意味付けができあがっていたものもあります。ヨーロッパの中でも、国により花言葉が違うこともあります。 一方、世界的に有名な花言葉を持つ花もあります。 ヨーロッパからアジア地域の原産で、現在世界中の温帯地域に分布している「忘れな草」は、ほぼ全世界共通で、花名がそのまま花言葉・メッセージとなっている花です。 忘れな草の花言葉 忘れな草全般の花言葉 『私を忘れないで』 『真実の愛』 『誠の愛』 『真実の友情』 西洋の花言葉 『Do not forget me. (私を忘れないで)』(英) 『true love(真実の愛)』(英) 『memories(思い出)』(英) 『Vergiss mein nicht(私を忘れないで)』(独) 『Du sollst an mich denken(汝、私について考えよ)』(独) 『Hore, was das Blumchen spricht.
悲しい花言葉を持つ花35選!絶望や片思いの悲しい花言葉一覧表 - 占い - Noel(ノエル)|取り入れたくなる素敵が見つかる、女性のためのWebマガジン
「花言葉」とは? 花言葉とは 「一つ一つの花の特質にふさわしい意味を持たせたもの」 を指し、起源はトルコの風習にあるとされています。 17世紀頃のトルコでは、恋人への愛を文字や言葉ではなく 「思いを託した花」 を贈ることで表現していました。 その習慣が各国にも広がり、日本には19世紀末の明治初期に花言葉が輸入されたのです。 やがて日本人の風習や歴史に合わせ、日本ならではのオリジナルな花言葉ができあがったと言われています。 友情の花言葉を持つ花 では、友情の花言葉を持つのはどのような花なのでしょうか?
Forget-me-not~恋人のために岸辺に咲いた花に手を伸ばし、あやまって川に落ちた一人の騎士ルドルフ。重い鎧を身につけた自分の死を悟り、恋人ベルダに向けて叫んだ最後の言葉は「僕を忘れないで(Forget-me-not)」のひと言でした。残されたベルダは、騎士ルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉「Forget-me-not」を花の名に残しました。 ドイツでは、この花を身に付けると恋人は自分のことを忘れないと言い伝えられ、またフランスでは古くから友情のシンボルとされています。小さな花に込めた想いは大きく深く。今日もいちりんあなたにどうぞ。 忘れるにまかせるということが、 結局最も美しく思い出すということなんだ。川端康成 投稿ナビゲーション