長芋と山芋の違いは
とろろを食べると口の周りがかゆくなり、アレルギーが出て困るという人もいるでしょう。この現象は、シュウ酸ナトリウムが含まれていることに原因があるとされています(諸説あり)。この成分は、針状の小さな結晶がとろろにすることでバラバラになり、肌に少し触れただけでも、その針が肌を刺激してかゆみとなって表れるのです。 シュウ酸ナトリウムは熱や酸に弱いので、皮をむいた山芋をすりおろす前に酢水につけておくことでかゆみを抑えることができます。また、手にも酢水をつけるとよいでしょう。すでにかゆみが出てしまった場合は、酢水やレモン水でかゆみが出た部分をよく洗うと、かゆみが軽減されます。 まとめ 山芋はさまざまな食感が楽しめます。栄養価も優れた食材であり、健康も美容もサポートしてくれます。特徴を知ったうえで適した調理法を意識すれば、よりおいしく食べられるでしょう。また、「食べるとかゆくなる」という人も、手軽に対処できる場合があります。食材の特徴を踏まえながら、より山芋の魅力を味わいましょう。
長芋と山芋ととろろ芋の違いは?
普段の食卓に並ぶとろろは、年間を通して流通している 「長芋」がほとんど です。 業務用のスーパーに行くと「とろろそば」や「マグロの山かけ」用の袋詰めにされたとろろが販売されています。 その原材料を見ると 長芋のみ 長芋と大和芋のミックス 大和芋のみ の3パターンがありました。 ここでまたまた大和芋が現れましたが、長芋と同じ種類として考えると外食先で出てくるとろろはほとんどが 長芋 だったのです。 山芋はそう簡単にお目にかかれないみたいですね…(^^; もし、 自然薯(=山芋) が手に入ったらとろろを作って食べてみたいですよね! そのときは次の動画のようにとろろを作ってみてくださいね♪ ガスコンロで自然薯のヒゲ根をあぶる 1が終わったら、水でキレイに洗い流す 自然薯をすり鉢に円を描くようにする(おろし金でもOK) すりながら、だし汁をちょっとずつ加えていく これでおいしくて貴重な自然薯とろろのできあがりです! だしを加えない自然薯のとろろはお餅にそっくりなので、海苔を巻いて 磯辺揚げ にしてもおいしいですよ(^^) このように、「馴染みのある長芋」と「高嶺の花的な存在の山芋」ですが、栄養などにも差があるのか知っておきたいところですよね。 次の章では、 山芋と長芋の栄養や効能 についてまとめました。 山芋と長芋の栄養価で大きく違うのは「 カロリー 」です。 山芋100gあたり 121kcal 長芋100gあたり 65kcal なので、 長芋 の方が 約半分 のカロリーです。 水分量は 山芋が 68. 8g 長芋が 82. 6g なので、水分量がカロリーに影響しているようです。 これ以外はそれほど大きな違いはないので、 ダイエット中 に食べるなら 長芋 をチョイスするとよさそうですね! 長芋と山芋の違いは. また、山芋や長芋には「 カリウム 」が豊富に含まれています。 このカリウムは体の 塩分濃度 を調整する働きがあるため、 むくみ を防ぐ効果があるのです。 そして、山芋や長芋には共通して「 ムチン 」という成分が含まれています。 ムチンは粘りに関係する成分で、実は 色んな効能 を持っているのです! そんなムチンの効能で、代表的なものをいくつか挙げていきますね。 1)疲労回復 ムチンには たんぱく質を分解する酵素 が含まれており、たんぱく質の消化吸収を助ける働きがあります。 このため、たんぱく質をエネルギー源として効率良く利用できるため、 疲労回復 の効果が期待できるのです(^^) 疲れたときには「 マグロの山かけ丼 」がよさそうですね!
秋~冬になると、いろいろなお芋がお店に並ぶようになり、それを見るたび季節の移ろいを感じさせられますね。 我が家も、毎年この時期になるとお芋を使った料理を作って美味しくいただいています。 なかでも、年末年始の時期に人気が出てくるお芋が、 粘り気と独特の食感 をもつ 「長芋」 や 「山芋」 。 長芋や山芋は、他のお芋と違い 「生で食べられる」 特徴をもつ珍しい品種で、熱々のご飯に 「とろろ」 をかけて食べる 「とろろご飯」 には、ホント幸せを感じさせられますよね。 ところで、 この「長芋」と「山芋」は似ているようで、チョッとした違いがあるのをご存知でしたか?。 「とろろ」に向いている種類 はどちらでしょう?。 今回は「呼び方」に違いがあっても、同じお芋と思われがちな 「長芋」と「山芋」の違い を、食感や栄養、カロリーなどの面から探りながら、 「とろろに向いている種類」 はどちらなのかを含めて見ていきましょう。 スポンサーリンク 長芋と山芋の違いとは?! 気になるこの 「長芋」と「山芋」の違い。 分類上は同じ仲間のお芋になるようですが、性質や味、食感など細かく比較してみると、かなりの違いがみられます。 長芋と山芋の「分類上」の違いは? 私たちが、スーパーなどで「長芋」や「山芋」と区別して呼んでいるお芋の種類に、どんな違いがあるのでしょう。 分類上で比較すると… 長芋とは? 長芋と山芋ととろろ芋の違いは?. ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。 または、その肥大した担根体の通称である。漢名の山薬(さんやく)、薯蕷(しょよ)とも呼ばれる。 長芋・つくね芋・いちょう芋 などの品種群がある。 山の芋の名で扱われる事があるが、種としての「ヤマノイモ(自然薯)」と混同してはならない。 引用: Wikipedia|ナガイモ 山芋とは? ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。 または、この植物の芋として発達した担根体のこと。 日本原産、粘性が非常に高い。 ジネンジョウ(自然生)、 ジネンジョ(自然薯) 、ヤマイモ(山芋)とも呼ぶ。 引用: Wikipedia|ヤマノイモ もうお気づきですね。 そう、長芋と長芋は、分類上「科・属」まではまったく同じなんです。 長芋と山芋は、大きくみると「同じ仲間」のお芋 だということがわかります。 しかし、長芋と山芋は「科・属」の下「種」の分類階級で分かれ、遺伝子レベルでも違う種類のお芋であるといえます。 山芋分類である 「ヤマノイモ科・ヤマノイモ属」 をさらに分けると、 ・ジネンジョ(自然薯) ・ダイショ ・ヤマノイモ の3種類に大別されます。 長芋は、この3つめの「ヤマノイモ」の種類に属しています。 また、長芋は中国などから渡ってきた外来種という説が多いことに対し、山芋は日本原産といわれています。 そこでここからは、その代表格である 自然薯(ジネンジョ)を「山芋」 という言葉で統一して、 粘りや味、栄養やカロリー など、 長芋と山芋の違い を比較してみましょう。 長芋と山芋の「粘り」の違いは?食感は?