認定 理学 療法 士 症例 報告 例
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【2017年度取得の人は必見】認定理学療法士の更新(現行制度から新生涯学習制度移行時の私の更新実体験) | もう一つの理学への道
2021年度の認定理学療法士の更新申請をする為に、必要な点数や事例・症例報告10例の準備を始めようと思っていたら・・・お知らせの封筒が届いていた。開封すると・・・ 認定理学療法士の更新方法が変わる えっ!どうしたらいいの?
認定徒手理学療法士の症例報告。フォーマットにそった10例
通所リハビリテーションサービスの中で下肢筋力トレーニング・バランストレーニングを実践するとともに,自宅でできるトレーニングメニューを作成し自主トレーニングとして指導した. また通所リハビリサービス利用により週2回十分な食事摂取を行うとともに,管理栄養士による栄養・食事指導を行った. 3ヶ月の介入により,TUG:9. 1秒,CS-30:12回,10m歩行速度:0. 8m/sと運動機能にも改善が得られ,歩行時に左側へのふらつきにも改善が得られ,自宅内での転倒も無くなった. MFESは110点まで改善し,生活の広がりはLSAで80点であった. Alb値もが3. 2 g/dlと低栄養状態にも改善が得られた. 6ヶ月後には介護保険認定は自立となり,通所リハビリテーションの利用は終了となったが,近隣の通いの場を利用して週1回いきいき百歳体操を実践するまでとなり,1年後には通いの場におけるリーダー的な役割を果たすまでになった. 認定徒手理学療法士の症例報告。フォーマットにそった10例. 考察 本症例は自宅退院後に活動量が低下したことで,下肢筋力低下およびバランス能力低下が顕著であった. また身体活動量の低下に加えて,食事摂取量の減少に伴う低栄養が下肢筋力低下およびバランス能力低下を助長しており,それに伴って自宅内での転倒も多い状況であった. 3ヶ月の運動機能向上を目的としたプログラムおよび栄養指導によって,栄養状態・運動機能にも改善が得られたものと考える. 虚弱高齢者における運動機能向上には運動機能に対するアプローチに加えて,栄養状態に着目したアプローチが重要であると再認識できた. 運動機能改善に伴ってMFESやLSAにも改善が得られたことで,活動範囲が増えたことで,結果的に通いの場での運動実践が可能となった. 通いの場で社会的な役割を得たことで,特別なトレーニングを行うことなく運動機能を維持することが可能になっており、短期集中的に運動介入を行って生活範囲を拡大することは非常に重要であると考える. 医歯薬出版 2017年01月 奈良勲/神戸晃男 文光堂 2014年07月 今回は認定理学療法士(介護予防)症例報告レポートの例をご紹介させていただきました. 私なりに仮想症例で記載してみたものの不十分なところもあると思います. あくまで1つの参考にしていただけると嬉しいです. その他にも認定理学療法士に関する記事をまとめておりますので是非参考にしていただければと思います.
例えば、先行研究では、〇〇だったので、こういった内容でこの回数で行うといいとあったので本症例にも応用してみました。といった感じです! 聞いてる人はどの症例かわかる場合もあればわからない場合もあります。 先行研究を参考にして決めたとなれば突っ込みどころも減るはずです! ④考察 この項目も大変書きにくいと思います。 なぜ書きにくいか? 【2017年度取得の人は必見】認定理学療法士の更新(現行制度から新生涯学習制度移行時の私の更新実体験) | もう一つの理学への道. それは上記の二つの項目が考えが不十分で、 何を叶えるべく何をしたか が自分自身で理解できていないからです。 例として、 〜を改善したくて〜をしました。【症例と理学療法介入の内容】 〜の介入がうまくいき〜ができるようになり〜に繋がりました。【うまく行った時の考察】 のうまく行った時の考察の書き方になるか、 〜の介入では〜といった結果になり、〜は達成できませんでした(うまくいきませんでした)。なぜなら〜の介入の〜が不十分だったからと考えます。そのため〜と言った介入を考えました(実施しました)【うまくいかなかった時の考察】 と言ったうまくいかなかった時の考察の大きく2パターンに分かれます。 理解を深めた上で今後の介入につながるような書き終わり をしてみると、 しっかり考えられているな! と受け取ってもらえます。ここが考察のポイントでもあります。 理学療法は日々試行錯誤の連続でもあります。 1回で良い成果が出てそれでお終いではないのでどうやって次に生かすかを考えましょう! ⑤解釈からの提言 考察で自分の考え通りに行ったため 介入効果のみ で改善が図れました!は NG です。 症例検討では実験的研究と異なり、 はっきりとした関連性や因果関係を示すということは困難と言えます。 なぜなら、対象者が普段と違う生活を送っていたら?頑張って自主トレをしていたら?OTさんとはじめとする他職種の方が介入していたら? と考えると自分の成果が100%ではなく「考察結果を手助けした」という程度になると思います。 また、 経過中の自然回復による変化 なども介入以外の要因としてかかわってくることも 忘れてはいけません。 それらに合わせえて、 再評価時と初回評価時の変更点 も併記する必要があります。 どんな症例が発表しやすい? 学生さんや新人さんは発表の候補にする対象者が少なくあまり選択の余地は多く内容に思います。 もしも、多数いる対象者の中から選ぶことができたら、 発表しやすい症例を選んだ方がまとめるのも早かったり、発表も気が楽ですよね。 そんな発表しやすい対象者の発表のパターンをお教えします!