心電図波形の名称と意味~幅と高さ|心電図とはなんだろう(3) | 看護Roo![カンゴルー]
誤り。 LD<200U/Lより,漏出液の所見です。 2. 誤り。 比重≦1. 015より,漏出液の所見です。 3. 誤り。 細胞数<1, 000/μLより,漏出液の所見です。 4. 正しい。 蛋白濃度≧4. 0g/dLより,滲出液の所見です。 5. 誤り。 中皮細胞主体より,漏出液の所見です。 PM 問8 蛋白漏出性胃腸炎の診断に有用な糞便検査はどれか。(難易度:10/10) 1.pH 2.ヘモグロビン 3.カルプロテクチン 4.トランスフェリン 5.α 1 -アンチトリプシン 難問中の難問。超が10個つくほどの超難問です。勿論解ける必要はありません。この問題が正答できなくても6割は取れます。たまにこういう問題が出題されるので,「解けなくてもいいや~」と割り切れる心が必要です。 1. 誤り。 2・4. 誤り。 大腸癌など,腸管内での出血があると陽性を示します。 3. 誤り。 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・Crohn病など)マーカーの1つであり,これらの疾患で高値を示します。 5. 理学療法士国家試験 心電図について~ステップ①正常の波形の特徴~「まとめ・解説」 | 明日へブログ. 正しい。 先天性肺気腫や肝硬変,蛋白漏出性胃腸症,ネフローゼ症候群で低値を示します。 PM 問9 PCR産物のアガロースゲル電気泳動で非特異的なバンドが見られた場合,対応法として試みるべきなのはどれか。(難易度:6/10) 1.サイクル数を増やす。 2.Mg 2+ の濃度を上げる。 3.サンプルの量を増やす。 4.プライマーの量を増やす。 5.アニーリング温度を上げる。 PCRについての勉強をしていないと解けない問題ですが,今後も遺伝子の問題は多く出題されると予想されるので,遺伝子検査法についてはよく対策をしておきましょう。 1~4. 誤り。 これらはいずれも増幅産物が確認されないときに実施すべき対策法です。 5. 正しい。 PM 問10 ヒトの減数分裂の接合期に生じる染色体の変化で正しいのはどれか。(難易度:8 /10) 1.染色体数が半減する。 2.相同染色体が対合する。 3.凝縮し長い糸状に変化する。 4.相同染色体間の交差が生じる。 5.キアズマが明瞭に観察される。 解答:2 高校で生物を履修していれば簡単なのでしょうが,生物を取っておらず,減数分裂の勉強もしていない人にとっては難問です。調べてもよくわからなかったので,解説は簡単に……。 1. 誤り。 第1分裂終期にあたります。 2.
- 理学療法士国家試験 心電図について~ステップ①正常の波形の特徴~「まとめ・解説」 | 明日へブログ
- 第53回(H30)理学療法士 国家試験解説【午後問題66~70】 | 明日へブログ
- 68 心電図の波形で正しいのはどれか。 - スタディメディマール
理学療法士国家試験 心電図について~ステップ①正常の波形の特徴~「まとめ・解説」 | 明日へブログ
5mm(2. 5コマ)=0. 25mV以上ならば、右房負荷を疑いましょう( 図6 )。 図6 右房負荷と左房負荷での平均ベクトル 左心房負荷では、左房に向かう方向、具体的にはⅠ誘導、Ⅱ誘導での左房成分が大きくなり、P波に山が2つできます。これを 二峰性P波 といいます。 さらに左心房の興奮終了に時間がかかるので、P波の幅が広くなります。V 1 、V 2 は、後半の左房成分の陰性部分が大きくなり深く広い谷となります。Ⅰ誘導、Ⅱ誘導で二峰性のP波で、幅が2. 1秒以上であれば、左房負荷を考えましょう。 また、V 1 の後半左房成分"広く深い"はどうするかというと、広く・深くですから、縦横を掛け算しましょう。V 1 の、P波の後半の陰性部分(基線より下の谷)の幅と深さのコマ数を掛け算して、1以上なら"広く深い"とします。 難しい話をしますと、陰性部分の、幅(秒)×深さ(mm)をPterminal forceといって、この値が0. 04mm・秒以上なら左房負荷を疑います( 図7 )。 図7 P terminal force 両房負荷とは、右房負荷、左心房負荷の両方の特徴をもっているP波です。 まとめ(洞性P波) 右房負荷はⅡ誘導、Ⅲ誘導、aV F 、V 1 、V 2 で2. 5コマ以上の高さ 左房負荷はⅠ誘導、Ⅱ誘導で二峰性2. 第53回(H30)理学療法士 国家試験解説【午後問題66~70】 | 明日へブログ. 5コマ以上の広さ、V 1 、V 2 の後半が深くて広い谷 両房負荷は、右房負荷+左房負荷 PQ間隔 P波の始まりから、QRS波の始まりまでの間隔です。 P波の始まりは洞結節の脱分極、QRS波の始まりはヒス束を通過した興奮が心室を脱分極させる時点です。このPQ間隔は、心房・心室間の通り具合(房室伝導の状態)を反映します( 図8 )。 図8 PQ間隔 PQ間隔が長いということは、房室間の通過に時間がかかっているということを意味し、逆に短ければ、通過時間が短いということですね。 ここではまず、P波の後にQRS波が出現しているか、各心拍でPQ間隔が一定か、その間隔はどうかの3点をチェックします。P波とQRS波がはっきりしているⅡ誘導での確認がおすすめです。 その 基準値 は、3~5コマ=0. 12~0. 20秒としましょう。短い場合(0. 12秒未満)は後述するWPW症候群など、特殊な場合を除いて問題になることは少ないです。しかし、5コマを超える場合(0.
第53回(H30)理学療法士 国家試験解説【午後問題66~70】 | 明日へブログ
みんなの心電図 〜非専門医のための読み方〜 第3回 心電図でわかること,わからないこと どんな検査にも言えることですが,「心電図」にも, 循環器疾患を対象としたときに「わかること」と「わからないこと」があり, 検査としての限界が存在します.まずは心電図という検査の有用性を 以下の3つに分類して整理してみましょう. ①心電図「にしかわからないこと」 心電図が最も威力を発揮する場面は「不整脈」の診断 です. 逆に,心電図以外の検査で不整脈の証拠を得ることは困難です. 言い換えれば刺激伝導系の異常を確認するうえでは 心電図が唯一無二の検査となります. ②心電図「でもわかること」 「STが上がっています」と聞くと「心筋梗塞だ!」と 反射的に答える医療者は多いのではないでしょうか? 確かに,「鏡面像を伴うような限局した誘導のST上昇」を診た際には 一発診断で心筋梗塞を含めた急性冠症候群(ACS)を疑う必要があります. しかし,非ST上昇型ACS(non-STEACS)というという概念があるように 急性冠症候群は必ずしもST上昇を伴うとは限りません. 68 心電図の波形で正しいのはどれか。 - スタディメディマール. 急性冠症候群は 「胸部症状」 +「バイオマーカーの上昇(トロポニンなど)」 +「心電図虚血所見」 の組み合わせで診断 されます. 「虚血疾患」の診断において心電図は,鋭敏にその変化を捉えやすいため スクリーニングという意味では中心的な役割を果たしますが, 総合的判断をする要素のあくまで一部でしかないとも言えるでしょう. ③心電図「にはわかりにくいこと」 心電図では,心臓の"形"を直接みることはできません . "形"をみることが得意な検査には, 超音波などのいわゆる画像検査があります. 心臓超音波の分野では心筋や弁などの 形態異常を伴う心疾患(例えば心筋症や弁膜症など)を 総称してSHD(Structural Heart Disease)と呼びます. こうした形態異常は画像で異常を実際にみることが確定診断には重要です. 心電図でも心肥大や心房拡大,心臓の回転などの 有力な情報を捉えることもありますが, あくまで副次的所見に留まるのでことを知る必要があります. ……… 「限界を知る」というと,なんだかアスリートのコメントのようですね. 救急外来を含めて実際の臨床現場では, 1枚の心電図読影に与えられる時間はほんの数秒~数十秒しかありません.
68 心電図の波形で正しいのはどれか。 - スタディメディマール
04秒ですから、25×0. 04=1秒。心室の収縮は1秒に1回です。1分間は60秒ですので、これを1分に換算すると、60÷1=60回/分。心拍数は60回/分です。 では、RR間隔が50mmではどうでしょうか。50×0. 04=2秒で、2秒に1回の収縮です。心拍数は60÷2=30回/分です。つまりRR間隔をmmから秒に直すには0. 04倍します〔RR(秒)=RR(mm)×0. 04〕。 それを心拍数に換算するには、60÷RR(秒)です。 この測定値から計算すると、心拍数=60÷(RRmm×0. 04)※カッコ内が秒に換算する計算です。これをまとめると、 心拍数=60÷(RRmm×0. 04)=60÷0. 04÷RR(mm)=1500÷RR(mm)となります。 ここは丸暗記ですね。 心拍数(回/分)=1500÷RR〔mm(コマ)〕=60÷RR(秒) 1つ簡易法を教えましょう。記録紙は方眼紙になっていて、5mm(5コマ)ごとに太い線です。5mmは、5×0. 04=0. 2秒です。太い線の上にあるR波を探して、次のR波がどの間隔で出現するかで心拍数がわかりますよね。 もし、次の太い線つまり5mmのところなら、心拍数=1500÷5あるいは60÷0. 2で300回/分です。実際にはありえませんが……。 同様に2回目の太い線、10mmなら10×0. 4秒 心拍数=1500÷10あるいは60÷0. 4=150回/分 以下同様に15mmでは100、20mmでは75です。つまり5コマごとに、300・150・100・75・60・50・43・38・33・30……となります。 太い線上のR波を探して、5コマごとの太い線を数えながら、たとえば、25コマと30コマの間に次のR波があれば、300・150・100・75・60と50の間で、その心拍数は50から60の範囲ですね( 図2 )。ここも数字を丸暗記です。 図2 心電図波形からわかる心拍数 ところで、心拍数は下限50回/分、上限100回/分としましたね。50回/分未満を 徐脈 、100回/分以上を 頻脈 といいます。 RR間隔なら、心拍数50回/分がRR間隔30mm(30コマ)=30×0. 04=1. 2秒、心拍数100回/分がRR間隔15mm(15コマ)=15×0. 6秒に相当します。RR間隔が15mm以下に短縮すると 頻脈 、30mmを超えると徐脈ですね。つまりRR間隔の正常値は、15~30mmの間です。 心拍数(回/分)=1500÷RR(mm)あるいは60÷RR(秒) 簡易法は5コマごとに、300・150・100・75・60・50・43・38・33・30…… 正常では規則正しいリズムで50~100回/分、RR間隔は15~30mm(0.
04秒(1コマ)以上 としましょう( 図14 )。 図14 異常Q波の定義 R波の1/4、幅0. 04秒ですから、「 異常Q波の4の定義 」と覚えましょう。異常Q波は、心室筋の障害を反映しています。 正常心でもこの定義に合うQ波が見られることがあります。aV R は、aV L と対称形で、Q波から始まることがよくあります。Ⅲ誘導は、心臓の向きによって異常Q波が出ることがあります。V 1 、V 2 は、とくに心臓の長軸が下に向いている(立位心)場合は、最初の興奮ベクトルがプラスにならないことがあります。 つまり陰性波のみが出て、QS波となります( 図15 )。 図15 QS波 QRS波のチェックポイント 幅:2. 5コマまでは正常。3コマ以上は脚ブロック 高さ:四肢誘導5コマ未満、胸部誘導10コマ未満は低電位 V 5 のR波は25コマ、V 1 のS波+V 5 のR波は35コマ以上は左側高電位 方向:Ⅰ誘導とaV F がプラスなら軸は正常 R波はV 5 で最大、S波はV 2 で最深。移行帯はV 2 ~V 5 で正常 Q波:R波の1/4以上の深さ、幅0.
× 性腺刺激ホルモン放出ホルモンは、下垂体からではなく、 視床下部 から分泌される。 68. 心電図の波形で正しいのはどれか。 1. P波はHis束の興奮を意味する。 間隔は房室伝導時間である。 3. QRS波はPurkinje線維の興奮を意味する。 間隔は心室内興奮到達時間である。 5. T波は心室の脱分極を意味する。 解答・解説 解答:2 解説 1. × P波は、His束の興奮ではなく、 心房の興奮 を意味する。 2. 〇 正しい。PR間隔は 房室伝導時間 である。 3. × QRS波は、Purkinje線維の興奮ではなく、 ヒス束、プルキンエ線維、 心室筋の興奮 を意味する。 4. × ST間隔は、心室内興奮到達時間ではなく、 心室の脱分極が完了し、興奮が冷めるまでの時間 ある。心室内興奮到達時間であるのは、QRS波である。 5. × T波は、心室の脱分極ではなく、 心室の脱分極からの回復時に生じる波形(再分極) を意味する。心室の電気的回復などと呼ばれる。 苦手な方向けにまとめました。参考にしてください↓ 15分でマスターする理学療法士国家試験の心電図問題の勉強の仕方 一休みに・・・。 69. 随意運動の制御に関与する部位はどれか。 1. 海馬 2. 歯状核 3. 松果体 4. 青斑核 5. 扁桃体 解答・解説 解答:2 解説 1. ×:海馬は、 長期記憶 に関与する。 2. 〇:正しい。歯状核は、小脳核の一つで、 随意運動の制御 に関与する。 3. ×:松果体は、メラトニンを産生し 日内リズム に関与する。 4. ×:青斑核は、脳幹にある。 覚醒、注意、情動 に関与する。 5. ×:扁桃体は、 情緒と本能行動 の中枢である。 関連する問題をまとめました。 理学療法士国家試験 運動に関する部位ついての問題5選「まとめ・解説」 70. 阻嚼筋はどれか。2つ選べ。 1. 咬筋 2. 側頭筋 3. 口輪筋 4. 小頰骨筋 5. オトガイ筋 解答・解説 解答:1, 2 解説 咀嚼筋は一般に、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4種類である。 したがって、選択肢1~2. 咬筋 、 側頭筋 である。 3~5. × 口輪筋/小頰骨筋/オトガイ筋は、 表情筋 の一つである。 苦手な方向けにまとめました。参考にしてください↓ 【暗記用】咀嚼筋、頚部筋の起始・停止・作用・神経を完璧に覚えよう!