知っているようで知らないプラークコントロールのまとめ | 歯のアンテナ
歯周病 歯間ブラシ おすすめ
プラークコントロールの目的 2-1 歯石の付着の予防 プラークは口内で形成されてから、48時間経過すると歯石になります。歯石は非常に硬く頑固で、どんなに丁寧に歯ブラシでブラッシングしても、落とすことはできません。歯石は細菌の住処となり、細菌が増殖して虫歯や歯周病などのトラブルを起こす原因となります。 特に歯周病は歯の周囲の骨を溶かすだけでなく、糖尿病や脳卒中、癌などの重篤な合併症を引き起こす可能性もある厄介な病気です。日々のプラークコントロールでしっかりプラークを除去することは、トラブルの元となる歯石の形成を防ぐことに繋がります。 2-2 虫歯、歯周病の予防 プラークは細菌の塊で、わずか1ミリグラム中に300種類以上もの細菌が数億以上存在しています。これらの菌が毒素を排出することによって、あらゆる歯科疾患を引き起こします。 プラークの中にはミュータンス菌という虫歯を作る菌が存在しており、酸を出して歯を溶かしてしまいます。またプラークの中には歯周病菌も存在しており、毒素を排出して歯茎が腫れたり血が出たり、歯を支える骨を溶かしてしまいます。 プラークを取り除くことは、虫歯や歯周病を未然に防ぐ効果があります。 3.
「プラーク(歯垢)が掻き出せて気持ちいい」「食後のお口のマナーとして最適」と歯間ブラシを利用する人が増えています。でも、どれを選んでいいのかわからない、使う頻度もわからないなど、使っている人もまだ使ったことのない人も疑問に思うことがあるようです。そこで、最適な使い方について星子さんと一緒に専門家に聞いてみましょう。 今回の相談相手 サンスター株式会社 オーラルケアマーケティング部所属。 普段の業務ではG・U・Mブランドのハブラシや歯間クリーナーに関する企画業務に従事している。 歯間ブラシにはいろいろなタイプがある 西村さん、私、歯間ブラシを使いはじめたのですが…どうにも使いづらくて…。 どのような使いづらさですか? 前歯は気持ちよく掻き出せているようなのですが、奥歯に使うと届いていないような気がするんです。歯間に入っていかないですし、力を入れると折れちゃったりして。 なるほど。原因はわかりました。 え!これだけでわかりますか!? 星子さんが使っているのは、もしかしたら、写真の④のタイプではないですか? ええっ!?そうです。④のタイプです! ④はゴムタイプのI字型。前歯の歯間を手軽に優しく清掃するのにオススメの歯間ブラシなんです。ですので星子さん、前歯は気持ちよく掻き出せてますよね。 はい、特にランチの後に気持ち良く使っています。 いいですねー。前歯の歯間にはお使いの歯間ブラシがあっているようですね。でも、奥歯の歯間にはあっていない可能性が高いです。歯間ブラシが折れてしまうというのは、星子さんのお口にあっていない合図かもしれません。 なるほど。実感があります。歯間に無理に入れようとするのも良くないんですよね? 歯周病 歯間ブラシ 血を出す. はい。歯間ブラシを無理に入れるのはよくありません。まずはサイズを確認してください。前歯をはじめ、お口全体の歯間が比較的狭い方であれば細いサイズのもの、歯間が広がってきたと感じている方は、ある程度サイズの太めのもののほうが歯間清掃の実感は得られるでしょう。パッケージに目安が書いてありますので参考にしてください。 サイズ!あまり気にしていませんでした。 ええ、サイズがあるということをご存じない、またはサイズが効果に関わるということまでご存じではない方もいらっしゃるようです。また、前歯と奥歯では奥歯の方が狭いなど、お口の中でも歯間の幅が違うということもあります。その場合は細いものと太めのものと2種類を使い分けるという方法もあります。 そうかぁ、自分の歯間の幅を知っておくと効果が上がるんですね。 はい。でも難しく考えないでください。星子さんは前歯の歯間についてはサイズがあっていそうですし。使っていくとだんだんわかってくることですので。さて、歯間ブラシ選びの最初のキーワードが「サイズ」とすれば、あと2つのキーワードを押さえておくと良いので、ご紹介しますね。 教えてください!