嵐 を 呼ぶ 男 石原 裕次郎
0 out of 5 stars 白木秀雄の雷鳴のような怒濤のドラムが全編を占める Verified purchase 裕次郎・北原三枝夫妻のコンビによる、ドラマー一家の出世物語。必ず期限内・予算内に映画を仕上げるという映像職人、井上梅次監督の代表作。原作、脚本も手がけている。ストーリーは、母子家庭の乱暴息子がジャズ・ドラマーとして出世し、その弟もクラシック作曲家としてデビューするという立身出世物語。恋愛あり、母子関係の修復あり、悪者たちの妨害あり、というおとぎ話構造を持っている。北原三枝や芦川いづみというスター女優を出演させながら、川島雄三監督のようなゾクゾクする美しさを引き出しているとはいいがたい。 北原三枝役のモデルは渡辺プロの渡辺美佐氏と言われている。当時のロカビリーブームやジャズブームの大衆的熱狂を伝えるのに成功している。特に裕次郎のドラムのアテレコを担当した白木秀雄のけれんみ溢れるドラムスがすごい。最後のガーシュイン風クラシック演奏会でもドラム役で登場している。当時白木秀雄はまだレコードデビュー前。映画で皮肉られている、「テング」になったドラマーではなかった。 2 people found this helpful Rock Reviewed in Japan on October 6, 2020 3.
嵐を呼ぶ男 (カラオケ) 石原裕次郎 - Youtube
芦川いずみの記念シリーズで扱いは渡哲也メインでないのが不満だけど、作品中身に変わりはない。注目すべきは裕次郎版で、笈田敏夫が演じていたドラマーの役を山田真二が演じている点。哀愁の街に霧が降るで一世を風靡した山田真二も、この頃は落ち目だったろうに敵役を好演している。藤竜也も渡哲也の弟役で出演。芦川いずみと後に結婚しているのも運命的で面白い。 Reviewed in Japan on July 12, 2019 Verified Purchase の作品では一番好きかもしれません。アラサーの私でもカッコよさがわかるほど、かっこいいです。おいらはドラマー、やんちゃなドラマー。 Reviewed in Japan on March 28, 2017 Verified Purchase ドラムをたたく 裕次郎 最高!
嵐を呼ぶ男/鷲と鷹 - Wikipedia
ドラマーなのに両手をケガする男 。 1957年。児井英生。北原三枝、石原裕次郎、青山恭二、芦川いづみ。 石原裕次郎の代表作にして日本映画黄金時代を象徴する作品。ジャズ界を舞台に、流しの若者がトップドラマーにのし上がっていく業界の裏側を描いた、昭和32年のトレンディー・ドラマ。(NIKKATSUより) おはぴ。 白い靴下を履くことに抵抗があるんだけど、まあ今日は前書きはいいでしょう。だるすぎる。とりあえず記事を更新するな。 そんなわけで本日は 『嵐を呼ぶ男』 だ。何かが高鳴るぜ!
0 out of 5 stars 石原裕次郎の天真爛漫オーラは唯一無二、と改めて思う Verified purchase 「嵐を呼ぶ男」と言えば、手の怪我でドラムをたたけない石原裕次郎が、マイクを引き寄せながら歌うというドラム合戦のシーンを、TVで何度も見せられて来た。本作を初視聴して、石原裕次郎演じる国分正一は、元々、ドラムをたたきながら歌う設定だったと初めて知った。歌うドラマーは、思いつくだけでもリューベン、CCBと極めて数少ないが、本作が元祖だったことに驚いた。 国分兄弟が、少し靄のある夜の街を歩き語り合うシーンは、街の陰が終戦後の雰囲気を感じさせ印象的。 映画内の音楽を担当したビッグバンド、ドラムの演奏は紛れもなくハイレベルである。 One person found this helpful ななし Reviewed in Japan on June 18, 2020 5. 0 out of 5 stars やっぱりすごいや Verified purchase 初めて石原裕次郎をみたのは小学校6年のとき太陽にほえろで、最後にちょろっと出るくらいでした 嵐を呼ぶ男は30年位前にちらっと見たくらいでじっくり見るのは初めてです。存在感がすごい! 2 people found this helpful シャケ Reviewed in Japan on January 26, 2021 3. 嵐を呼ぶ男 石原裕次郎 歌詞. 0 out of 5 stars 嵐はそんなに呼ばない。筋が散らかっているものの大事なところはキチンと押さえられていてラストは涙ぐむ。 しょっぱなからドラムの軽快な音で始まるこの映画。 ランデブーとかハンサムボーイ、ハートブレイクホテル(!?)とかやべー日本語が飛び交う中、稲妻のようなビートが画面を切り裂く!暴れる! この辺の日本映画は何故か上品ですね。 朝露に濡れた白百合のように暴れん坊すら上品な出立ち。言葉のチョイスが実に良い。流行語がやべーけど。 あからさまに音とスティックの動きが合ってないのは妥協なのか? もうちょい合わせた方が良かったのでは。 母親に認められず弟と話ながら見つめる昭和の夕陽が本当に素晴らしい。夕日と走る鉄道。かっこええ。めちゃ良い画や……。 裕次郎の魅力が分からんのですがこのシーンは素晴らしかった。 裕次郎、顔も美形ではないし歌声も良いけど言うほどか〜?となるのでやっぱりあの時代にしかない熱狂があったんでしょうね。 今はもう無理でしょう。SNSの発達で人に夢を見れる時代ではなくなってしまった。 色々詰め込みすぎて筋が散らかってしまったものの一番大事なところはきちんと押さえてありちょっと涙ぐんだ。 とはいえ悪役連中に裁きがないのが玉に瑕。 左京も令和ではお役御免でしょう。市民ケーンも無理。SNSってすごいわ〜。