カード ローン 住宅 ローン バレる
住宅ローン審査を通すために、「完済してカードローンを解約してほしい」と銀行員から言われるケースがあります。 ここで大事な点は、住宅ローンが借りられるという言質をとることです。返済だけさせられて、挙げ句の果てにローンが通らないという場合もあるのです。 銀行の審査は銀行員一人では完結しないので注意が必要 「カードローンを完済してくれたら審査が通ります」。これは言い換えれば審査がまだ通っていないということになります。 銀行も会社組織です。住宅ローンなど融資審査は銀行員→直属上司→支店長→場合によっては本社というプロセスを経て、はじめて審査決定となる仕組みです。その点をぜひ覚えておいてください。 銀行員の発言に注意する 「なになにしてくれたら審査を通します」→「まだ審査は通っていない」 「審査を通すには〇〇が条件です」→「〇〇してくれたら上に話しを通す」 これらはいわば口約束なのです。あなたが銀行員の言うとおりにしたとしても、銀行員から見れば、上の人間から命令された前提条件をただあなたが承諾したに過ぎないのです。つまり、審査はまだこれからということです。 銀行員のいうとおりにした→審査の結果を待った→だめだった。 この場合、銀行員は責任を取ってくれるでしょうか?そんなことはしません!
カードローンありは住宅ローンの審査で不利? | 知っ得 ! カードローン
5%前後というところもあります。おもに銀行が取り扱っていますが、銀行ではない会社が扱う住宅ローンもあります。 借入金の用途は基本的に居住目的の住居に限られますから、賃貸あるいは販売目的での住宅購入に使うことはできません。その代わり、新築でも中古でも、一軒家でもマンションでも、そこに住むことを目的としているのであれば、どんな物件でも融資対象になります。 住宅ローンの返済期間は35年や50年と長いものがあり、融資金額は数百万円から数千万円(場合によっては億単位)と大きくなります。そのため、万一の事態に備えて、購入する住宅に住宅ローンを提供する会社の名義で抵当権を設定することや、契約者は団体信用生命保険に加入することを契約条件とすることが一般的です。 なお、住宅ローンは、総量規制の対象にはなりません。 カードローンを持っていると住宅ローンに影響する? カードローンと住宅ローンの関係については、さまざまな臆測があるようです。「複数社のカードローン契約があると、審査に通らない」「約定返済が遅れると、審査に落ちやすい」などです。 これらの意見について、ひとつずつ見ていきましょう。 複数社のカードローン契約があると、審査に通らない? 複数の会社からカードローンを借りているとしても、総量規制(または、それに準じた独自の規制)によって、借入れの総額は年収の3分の1に抑えられているはずです。しかも、住宅ローンは総量規制の対象となりませんので、現在借入れがあったとしてもその額と住宅ローンの借入額は別物として取り扱われるため、この理由だけで審査に落ちるということはありません。複数のカードローン契約があるからといって、必ずしも審査に落ちるとはいえないのです。 複数のカードローン契約がある場合でも、返済に滞りもなく、十分に年収があり、住宅ローンを組んでも問題のない返済能力があると判断されれば、審査に通る可能性があります。 約定返済が遅れると、審査に落ちやすい? 約定返済は、カードローンを提供している会社と契約者との「約束」です。カードローンは担保も保証人もなく、契約者自身の信用を根拠とした貸付ですから、その信用が揺らぐような行為には、遅延損害金の加算や新規借入れの停止など、相応のペナルティが科せられます。 とはいえ、それがすぐに住宅ローンの可否に直結するかといえば、そうともいえません。入金の遅れや残高の確認漏れなどで、返済日に銀行口座から引き落としができなかったということもありえますし、数日のうちに返済されれば、カードローン提供会社の記録には残っても信用情報機関の記録には残らない場合もあります。信用情報機関に記録されていなければ、当然住宅ローンの審査を行う会社も参照することはできません。 ですから、約定返済が遅れたら、住宅ローンの審査に落ちるというのも、断定はできません。 住宅ローン審査に落ちた原因を知りたいときは?
消費者金融での借り入れを住宅ローンに借り換えることはできない 消費者金融からの借り入れが良くないというのなら、いっそのこと消費者金融からの借り入れを住宅ローンにまとめてくれればいいのに…。 そんなふうに思う人もいるかもしれません。 確かに住宅ローンは大きな金額を借りることになるのですから、 そこに消費者金融の借り入れをまとめてくれれば同時に返済していけるのに、そう思いますよね。 ところが住宅ローンは、住宅の購入を目的とする顧客のために特別に低金利で提供されている商品なので、住宅取得に必要な資金だけしか融資できない仕組みになっています。 カードローンのように資金使途を定めていないローンとは目的が異なるので、住宅ローンにまとめてしまうことができないのです。 住宅ローンを扱っている銀行カードローンへの借り換えで審査通過? 金融機関は、住宅ローンを契約してもらえば申込者に口座を開設してもらえますし、 住宅ローンの利息収入も見込めますので、できるだけ住宅ローンの契約を取りたいと考えています。 そのため住宅ローンの申込者が消費者金融から借り入れをしていた場合でも、申込者の収入条件や借入の状況などによっては、金融機関が扱っているカードローンに借り換えることで住宅ローン審査に通過できるケースもあります。 ただこれはあくまでも金融機関がさまざまな検討をしてOKが出た場合にのみ認められるケースですので、誰もが利用できる方法ではないということを覚えておいてください。 おわりに 消費者金融での借り入れは、借り入れ状況によっては住宅ローン審査に大きな影響を与えます。 しかし消費者金融で借り入れをしたから、あるいは借入をしているからといって、絶対に住宅ローン審査に通過できないわけではありません。 もし消費者金融から借り入れをしていて住宅ローン審査に通過できないかもしれないと心配な場合は、事前に金融機関に相談してみるとよいでしょう。