二 次 性 副 甲状腺 機能 亢進 症
教えてドクター! 透析の合併症に「二次性副甲状腺機能亢進症」があると聞きました。腎臓と関係なさそうですが、どんな病気ですか。 腎機能低下で血液中のカルシウムが減り、リンが増えたために起こる病気です。副甲状腺から血液中のカルシウムを増やすホルモンが分泌されるため、骨の中のカルシウムが溶け出して骨が弱くなったり、過剰に増えたカルシウムが血管などに沈着したりします。 2018. 03.
医療用医薬品 : ウパシタ (ウパシタ静注透析用25Μgシリンジ 他)
テオフィリンの血中濃度が上昇するようですがその作用機序は不明との事です。 織部 利休 とりあえず2つとも併用禁忌薬は無いのは助かるのう。 低カルシウム血症 13. 7% 16. 2% 悪心 11. 4% 5. 0% 嘔吐 6. 0% 4. 4% 腹部不快感 9. 1% 3. 2% QT延長 5. 3% 0. 6% オルケディアはレグパラの消化器系副作用を減らそうと開発された薬です。なので吐き気や嘔吐などの副作用はレグパラよりオルケディアの方が少ないです。 織部 利休 オルケディアが出る前は気持ち悪くなっても根性でレグパラを飲むしか無かったからのう。そこは大きなメリットじゃ。 ただそれよりも大きな違いがQT延長という副作用頻度です。 織部 利休 QP人形? 不整脈の一種です。QT延長は命に係わる深刻な副作用で怖いです。それがレグパラよりも頻度が少ないというのは助かります。 織部 利休 吐き気止めのドンペリドンにもQT延長の副作用があるからレグパラの吐き気にドンペリドンとか処方されたら嫌な予感がするのう。 ただQT延長は直接レグパラが起こすのではなく血清カルシウム濃度の低下と負の相関という報告があるので血清カルシウム濃度をコマメにモニタリングして使っていけばそこまで恐れる必要は無いです。 織部 利休 血液検査は大事じゃのう。 治療効果はほぼ同じ(非劣勢) オルケディアはCYPの関与が無いので併用薬の制限が少ない 2つとも併用禁忌が無い テオフィリン服用中だとオルケディアは注意 オルケディアはレグパラよりも消化器系の副作用が少ない 不整脈のリスクもオルケディアの方が少ない オルケディアは妊娠中だと禁忌 投稿ナビゲーション