パニック障害 周りの対応
毎日が忙しく健康に気が回らない方に役立つ簡単な健康維持の情報や、いつも健康に気を使っている方でも知らなかった健康のコツなど、生活の中で役立つ健康情報をご紹介します! 監修:内山 登紀夫 先生 うちやま・ときお よこはま発達クリニック院長、大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。1983年3月、順天堂大学医学部卒業。同年順天堂大学医学部精神医学講座入局。順天堂越谷精神医学研究所付属病院、東京都立梅ケ丘病院精神科、都立八王子福祉園、都立梅ヶ丘病院などに勤務。梅ヶ丘病院に在籍中、1994年9月~12月までノースカロライナ大学医学部精神科部に留学。2000年4月、よこはま発達クリニックを開設し、発達障害の診療と啓発活動、専門家の養成などを行う。2009年4月国立大学法人福島大学人間文化発達学類教授就任。2016年4月、大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。『大人の発達障害ってそういうことだったのか』(医学書院)など著書多数。 最近、話題になることの多い"大人の発達障害"ですが、同僚や配偶者などにADHD(注意欠如・多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)等をもつ人がいると、その言動が性格所以のものなのか、障害なのか、戸惑い、翻弄されている人が多いのではないでしょうか。発達障害(およびその可能性)の人が身近にいる場合、どのように対応したらいいのかを専門家の先生に伺います。 そもそも、発達障害の定義って? 要件は3つ。「生来性の脳機能の偏り」、「症状が安定していること」、「発達期に特性が明らかになること」 そもそも"発達障害"とはどういうものなのでしょうか。その要件には3つあります。 1つめは「生来性の脳機能の偏り」、つまり生まれつき脳の機能に偏りがあるということで、育て方やしつけの方法、生育環境とは基本的に関係がないということです。発達障害は、遺伝的な要素が強いとされています。 2つめは「症状が安定していること」で、急に特性が消えることはないということを意味します。 3つめは「発達期に特性が明らかになること」で、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)の場合なら2~3歳、ADHD(注意欠陥・多動性障害)なら、就学する頃か遅くとも小学校のうちに明らかになるとされています。 これら3つの要件を満たすものを、発達障害と定義しています。 発達障害者支援法では、該当する発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠如多動性障害その他、これに類する脳機能の障害」と明記されています。 よく聞く、高機能の発達障害って何?
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反復性のパニック発作で、特別な状況や対象に一致してともなってくるものでなく、自然におこることが多い(すなわち、エピソードは予知できない)。パニック発作は、懸命な努力の必要な状況や危険にさらされる状況および生命を脅かされる状況にともなうものではない。 B.
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