平成16年版 観光白書:33ページ
文化の違いに戸惑う ・冷たい飲み物が出てくる 中国では常温の飲み物かお湯を飲むことが一般的。そのため日本を訪れた中国人観光客は、店舗などで冷たい飲み物が出てくることに戸惑うことがあります。 ・キャッシュレスに対応していないところがある 中国ではスマホ決済が急増中。日本のキャッシュレス普及率はまだ2割程度で、中国人観光客にとっては不便と感じることもあります。 やはりコミュニケーションの壁は高い 2017年の観光庁の調べによると、訪日中国人観光客が最も困ったこととして「施設などのスタッフとのコミュニケーションがとれないこと」があがっています。 コミュニケーションをとる上で困った場所としては、飲食店(28. 5%)が最も多く、次いで「鉄道駅」(17. 4%)、「小売店」(16. 2%)、「城郭・神社・仏閣」(9. 8%)、「宿泊施設」5. 中国人通訳ガイドが語る、日本観光で中国人が感じた6つのホンネ - LIVE JAPAN (日本の旅行・観光・体験ガイド). 4%となっています。 「飲食店への道順」「交通情報」「多言語対応の可否」など、中国人観光客が求めるいずれの場面においても、コミュニケーションがうまくいっていません。 [参照] 国土交通省観光庁:「訪日外国人旅行者の受入環境整備における 国内の多言語対応に関するアンケート」結果 受け入れ側の日本人は、翻訳アプリ等で対応することは可能です。しかし早さや正確さが求められる店舗での顧客対応となると、それでは追いつかないケースが多いでしょう。 中国人が多く訪れる店舗であれば、中国人スタッフを置くことで迅速な顧客対応が望めます。 まとめ 年々増え続ける中国人観光客。日本ならではのサービスや民度の高さは、彼らに感動を与えていることがわかりました。 しかし一方で、中国人観光客は「コミュニケーションがとれないこと」に困っている事実があります。インバウンドの重要性が高まる時代において、こうしたことを着実に解決していくことが求められています。
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中国人通訳ガイドが語る、日本観光で中国人が感じた6つのホンネ - Live Japan (日本の旅行・観光・体験ガイド)
浅香来AsakaLai ライター、編集者。JR 新宿 駅で、大きなスーツケースを持った3人組の中国の方に、丸の内線の場所を聞かれて、一緒に行ったことがあります。言葉でうまく説明できなかったので連れて行ったほうが速いなと思っただけですが、ちょっとした交流になって楽しかったです。 ※記事掲載時の情報です。 ※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。 ※特記以外すべて税込み価格です。 この記事をシェアする
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するとその人は30分に一度しか走っていないそのバスを一緒に降りて, 少し離れた電車の駅まで案内してくれました。さらに, 電車の中の人に向かって, 「○○に行く人はいないかー? 」「この子, ○○まで行くから連れて行ってやってくれ」と見ず知らずの人に丁寧にも頼んでくれたんです。あのときほど, 人は見かけによらないなあと思ったことはありません。そのことがあって以来, 私も日本に来ている外国人を見かけるたびに笑顔で話しかけるようにしています。