雇用 調整 助成 金 申請 件数
雇用調整助成金について、ここまでチェックしてきました。 長期化するコロナ禍で、頭を悩ませる企業や人は今後も増加するでしょう。今後も支援策は期限が延長されたり、拡充されたりする可能性もありますので、チェックすることをおすすめします。 また、厚生労働省は雇用調整助成金についての問い合わせ先として、コールセンターを設けています。 雇用調整助成金・産業雇用安定助成金コールセンター ・電話番号…0120-60-3999 ・受付時間…9:00~21:00(土日・祝日含む) 雇用調整助成金について不明な点などあれば、上記に相談してみることをおすすめします。 参考資料 ・厚生労働省「雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)」 ・厚生労働省「令和3年5月から9月までの雇用調整助成金の特例措置等について」
第6回 上場企業「雇用調整助成金」調査 : 東京商工リサーチ
公開日付:2021. 01. 15 新型コロナウイルス感染拡大に伴う雇用調整助成金の特例措置は、2020年4月の開始から8カ月が経過した。特例措置が開始された4月から12月までに、雇用調整助成金を計上、または申請した上場企業は616社にのぼることがわかった。11月末の599社から17社増加した。上場企業3837社のうち、16. 0%が雇用調整助成金の特例措置を活用したことになる。 上場616社の雇用調整助成金の計上額は、合計2469億8920万円に達する。11月末の2414億5420万円から55億3500万円増加した。外食、小売業、運送業などの労働集約型の業種を中心に、コロナ禍で雇用維持に苦慮する側面が浮き彫りになった。 受給額の上位は、コロナ禍で利用者が激減した交通インフラ関連やインバウンド消失に加え、緊急事態宣言下での休業と催事などの縮小を余儀なくされた百貨店、長引く外出自粛のあおりを受けるレジャー、旅行関連が並ぶ。 ※ 本調査は、雇用調整助成金の受給または申請を情報開示した上場企業を対象に集計した(対象期間2020年4月1日~12月31日)。金額、活用や申請の旨を開示資料に記載している企業を集計。 計上額別 1億円未満が約半数、業種によって今後増加が見込まれる可能性も 計上額別では、最多は1億円未満で279社(構成比45. 2%)だった。次いで、1億円以上5億円未満が179社(同29. 0%)、10億円以上50億円未満と5億円以上10億円未満がそれぞれ49社(同7. 9%)と続く。 11月末に比べ、構成比では50億円以上100億円未満が0. 7%から0. 第6回 上場企業「雇用調整助成金」調査 : 東京商工リサーチ. 1ポイント、1億円以上5億円未満が28. 9%から0. 1ポイントそれぞれ上昇した。 一方、1億円未満が45. 6%から0. 4ポイント低下し、中堅企業での計上が目立った。 今後もBtoC業種や受注急減や市場が縮小した業種では、年明け以降も受給の増加が見込まれ、特例措置が一部終了する2月以降の雇用環境に変化が生じる可能性を残している。 雇用調整助成金の計上・申請を記載した616社の業種別では、社数トップは製造業の242社(計上額551億6150万円)。 次いで、小売業122社(同463億3790万円)、サービス業117社(同482億6110万円)、運送業41社(同741億5500万円)と続く。 全上場企業での産業別の利用率では、小売業が34.
雇用調整助成金の支給額が3兆円を超え、財源が枯渇するおそれが出てきたことが明らかになった。新型コロナウイルス流行の長期化により、支給額・件数は増大を続け、3月17日時点の支給決定額は3兆278億円、支給決定件数は284万4854件、申請件数は293万7407件に上った。 雇調金の財源となる雇用保険二事業は、昨年度当初予算では1兆4556億円の積立残高があったがすでに枯渇し、現在は失業等給付から約1兆円を貸し出す状況に陥っている。今年度の保険料率は昨年度から据え置き、一般の事業は1000分の9としたが、財政悪化を受け、来年度の以降の料率は跳ね上がる可能性がある。