丹沢大山 参拝者無料駐車場からぐるりと周回 - 2020年09月22日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
所在地 愛媛県今治市大三島町宮浦3327 祭 神 大山積神(三島大明神) 社 格 ・式内社(名神大)・伊予国一宮 ・旧国幣大社・別表神社 由 緒 伊予国風土記によると、仁徳天皇の時代、百済より摂津国に大山祇神を祀ったのがこの神社の始まりといいます。その後、594年に大三島瀬戸(現・今治市上浦町瀬戸)に遷座。719年、現在地に遷座したそうです。1322年、兵火に遭い、本殿と拝殿を焼失。平安時代、朝廷が日本総鎮守の号を下賜したそうです。山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集め、源氏・平家をはじめ多くの武将が武具を奉納し、武運長久を祈ったそうです。そのため、国宝・重要文化財の指定を受けた日本の甲冑のうち約4割がこの神社に集まっているといいます。 大山祇神社とは? ●境内図 広島県と愛媛県の間に浮かぶ 大三島 に鎮座しています 大山祇神社 に到着。 この大山祇神社は、全国に約10000社ある 山祇神社・三島神社の総本社 です。 伊予国一宮 のならびに四国唯一の大社ならびに 愛媛県内最古の神社 という! 大山祇神社周辺のグルメ 5選 【トリップアドバイザー】. 瀬戸内海の中央に位置する大三島は、その昔は 御島 と呼ばれていた 神の島 だったそうです。 祭神の大山積神の子孫・小千命が、神武東征に先駆けて伊予二名島に渡って瀬戸内海の治安維持につとめていた際、芸予海峡の要衝である大三島を神地として勧請したのが始まりといわれています。 古くからこの神社には、源氏・平家など多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈ったため、 国宝・重要文化財の指定を受けている甲冑のうち約4割 がこの神社に集まっているという! 何気にとんでもない神社なんです! そんなこんなで、参拝開始。 鳥居 ●鳥居 ●鳥居 ・1933年建立 ・明神鳥居 扁額には 日本総鎮守 大山積大明神 と書かれておりました。 これは、国の重要文化財に指定されている 木造扁額(藤原佐理 筆)の写し なんだって。 ちなみに、 藤原佐理とは日本三蹟 の1人です。 ~木造扁額 画像はポストカードより~ それにしても、日本総鎮守とは大きくでたなぁ(笑) とはいえ、瀬戸内海に浮かぶ島々は、平安時代〜戦国時代にかけて河野水軍・村上三島水軍などの 水軍の拠点 でした。 瀬戸内海を守るということは、中央政権のある畿内を外敵から守る意味もあったのだと思います。 畿内を守るということは、日本を守るということです。(勝手な持論) そういう意味では、日本総鎮守という社号は当然なのかも知れませんね!
大山祇神社周辺のグルメ 5選 【トリップアドバイザー】
エピソード イザナギとイザナミの神生みで生まれた山の神だよ。 スサノオがヤマタノオロチを退治するくだりで出会う老夫婦の足名椎命・手名椎命(アシナヅチ・テナヅチ)の親神だよ。 足名椎命・手 ●上津社と下津社 ●境内摂社 ・左 → 下津社 ・中 → 本殿 ・右 → 上津社 本殿の両サイドには摂社の 上津社 と 下津社 が鎮座していました。 もともと大山祇神社は大山積神だけが祀られていましたが、いつからか3柱を祀ることにより1つになると考えられ、雷神と高籠神が祀られるようになったそうです。 ちなみに、この 3社を総称して三島宮 と呼ぶんだって。 ●上津社 ・1394〜1428年再建 ・檜皮葺 三間社流造 ・上津姫・雷神を祀る ・愛媛県指定有形文化財 ●下津社 ・檜皮葺 三間社流造 ・下津姫・高籠神を祀る 高龗神は、古事記では淤加美神。 日本書紀では龗神と記されています。 貴船神社の祭神として有名なお方です。 ●御神体山・鷲ヶ頭山 ●鷲ヶ頭山 ・標高 436. 3m ・四国百名山の1つ 本殿越しに 御神体山 の鷲ヶ頭山を望むことができました。 神秘的! 思わず拝みたくなるようなビジュアルですね。 宝篋印塔とクスノキと狛犬と回廊 ●宝篋印塔 ●宝篋印塔 ・1318年建立 ・国指定重要文化財 社伝によると、この宝篋印塔は時宗の開祖・ 一遍上人 が参詣した際に奉納したという話しですが、一遍上人は1289年にお亡くなりになっています・・・はて、これはどういうことだい? もしかしたら、 一遍上人絵伝 に記載されている大山祇神社の参詣をもとに、後世の人が奉納したものかもね。 ちなみに 一遍上人 は伊予の豪族・ 河野通信の孫 といわれています。 この大山祇神社は 河野氏の氏神 なので、きっと一遍上人もその縁あって参詣したのでしょう(勝手に推測) ちなみに河野氏の家紋は大山祇神社の神紋と同じ 折敷に三文字 。 折敷に三文字は、 時宗の宗紋 としても使用されています。 この折敷に三文字は、大山祇神社を信仰する氏子たちが神紋を家紋として使用したんだって。 河野氏のみならず、一柳・来留島・稲葉氏などもこの紋を使用しています。 ●能因法師雨乞いの樟 ●能因法師雨乞いの樟 ・樹齢 約3000年 ・国の天然記念物 1041年の大干ばつの際、能因法師がこの神社で雨乞いを行ったそうです。 その際、このクスノキに幣帛を掛けたことから雨乞いの樟と呼ばれるようになったんだって。 樹齢はなんと 3000年!
道路に面しており、この横に駐車スペース(13台)がありました。 総門・翼舎 鳥居をくぐった先、大きな門が見えてきます。 これは大山祇神社の 総門 で、 総檜造り だそうです。 めっちゃデカい!