しつこい咳が続く...もしかしたら咳喘息?その原因と麦門冬湯の効果を解説 – Eparkくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報
0を加えて与えた。一週間後に、よろこびのあまり電話があった。咽喉がとても気持よい。苦しむことなく痰が出る。よい声が出るようになったということで、冬中この方を続けて数年来の悩みが解消した。 ・現代病名: 咽喉の枯燥 麦門冬湯の中薬一覧 (herb list) 生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 大分類 中分類 麦門冬 » 10 君薬 生津 止咳・化痰 補虚薬 補陰薬 人参 » 2 佐薬 補気健脾 補気薬 大棗 » 3 使薬 甘草 » 粳米 » 5 半夏 » 臣薬 理気 化湿・止嘔 化痰止咳平喘薬 温化寒痰薬 ・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 ・臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。 ・佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。 ・使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。 1. ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用)との飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止)・注意の薬](74件)【QLifeお薬検索】. 麦門冬は、滋養強壮作用によって粘膜を滋潤し、体液の分泌を増し( 滋陰潤燥)、鎮咳・祛痰・消炎・抗菌に働きます。 2. 半夏は、粘膜刺激による咳嗽を鎮め、気道内の痰を排出させ( 燥湿化痰)、悪心・嘔吐を治め、蠕動を調整します。 3. 麦門冬・人参・大棗・梗米・甘草(灸甘草)はすべて潤燥に働き( 生津)、痰を薄めて喀出しやすくします。 4.
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- ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用)との飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止)・注意の薬](74件)【QLifeお薬検索】
しつこい咳が続く...もしかしたら咳喘息?その原因と麦門冬湯の効果を解説 – Eparkくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報
2019年9月30日更新 喘息 熱や鼻水などの症状はないのに、なぜか咳だけが続いている。病院に行って風邪薬をもらっても効かないし、良くなってもしばらくするとまた咳が出始める。そんな症状に悩んでいる方は、もしかしたら「咳喘息」かもしれません。 今回は咳喘息の症状と原因について説明します。そして、咳喘息に効果があるとされる漢方薬「麦門冬湯」についても解説します。 この情報は、2019年6月時点の情報です。 1.咳喘息とは? もともと咳は、口や鼻から入ってきた異物が気管支に入らないよう外に出すための、体の防御反応の一つです。 ですから、特に風邪等の症状が無いときでも、何かが喉に入ってきた時に咳をすることでそれを外に出そうとします。 何らかの原因で喉に炎症が生じると、少しの刺激でも過敏に反応して咳が出るようになります。 風邪やインフルエンザの時に出る咳がこれにあたります。 しかし数日たてば、他の症状と一緒に咳もなくなります。 咳喘息の場合、熱や鼻水等の症状は無いのに咳だけが続きます。 一度咳が出始めると中々止まりません。 そして風邪の時に使うような咳止めを飲んでも、効果がありません。 咳喘息の原因は気管支の炎症です。これは喘息と変わりません。 喘息の場合、気管支の炎症が元となり、気管支の収縮が起こります。 そのため空気の通り道が狭くなり、息苦しさや咳、そして喉がヒューヒュー鳴る(喘鳴)というような症状が起きるのです。 咳喘息の場合、喘息と原因は同じですが、明らかな喘鳴はありません。 そのため、喘息とは思われずに普通の風邪からくる咳として扱われることも多いのです。 一般的な風邪症状への薬の処方では、原因となっている気管支の炎症は取れないため、咳喘息には効きません。 咳喘息をキチンと治療する場合には、気管支の炎症そのものを治療する必要があるのです。 2.咳喘息の治療法は? 咳喘息の原因は喘息と同じ気管支の炎症です。 そのため、喘息と同様の治療が行われます。 気管支の炎症を抑えるために使われるのがステロイド剤です。 重症例ではステロイド剤を内服・注射することもありますが、基本的には吸入薬を用います。 内服や注射よりも投与量が少なく、直接気管支に到達するため全身的な副作用は少なく安全性も高いです。 そして狭くなった気管支を拡げるために、テオフィリン等のキサンチン系薬剤や、ツロブテロール等のβ刺激薬が使われます。 しかしこれらの薬剤は、病院を受診しないともらうことができません。 しかも病状に合わせ、細かく使用量や回数を調節する必要があります。 そうとは言え、なかなか病院受診する時間が取れない方も多いでしょう。 その様な時に使えるのが「麦門冬湯」です。 聞き慣れない名前だと思いますが、漢方薬の一つです。 3.漢方薬って何?
ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用)との飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止)・注意の薬](74件)【Qlifeお薬検索】
「麦門冬湯」とは…どんな人・どんな症状にいいの? 夏風邪のなごりで、咳が止まらないような症状にもオススメ 肺を潤す成分が不足しているために起こる、咳やのどの乾燥、痛みに。 「麦門冬湯」の効果 咳、呼吸困難、咽頭炎、咽喉乾燥、肺炎、気管支炎、気管支喘息、百日咳など。なお配合されている麦門冬という生薬には、息切れ、動悸、不整脈などの改善に効果があるとされます。 「麦門冬湯」に入っているもの 麦門冬(ユリ科の塊根)、半夏(カラスビシャクの塊茎)、人参(オタネニンジンの根)、甘草(マメ科などの根やストロン)、粳米(イネ科の玄米)、大棗(クロウメモドキ科の果実)。 「麦門冬湯」が合わない人 熱を冷ます生薬が配合されていないので、炎症がある場合は桔梗・石膏を加味したり、竹葉石膏湯など清熱作用のある処方のほうがいいでしょう。 「麦門冬湯」の飲み方などの注意点 ■飲む時間 一般的には食事と食事の間の空腹時、食事をする1時間前など、お腹が空で胃に吸収されやすい時期に飲みます。胃腸が荒れやすい人には食後、排便をうながすタイプの漢方には、空腹時の服用を勧める場合もあります。なお、食間に飲み忘れたときは、食後でいいので飲みましょう。 ■「水」or「白湯」?