工藤 新 一 夢 小説 - 賢者の孫 最終回
米花町2丁目! ?」 思わず声に出してちょっと恥ずかしくなったけどそんなのは些細なことだ。 米花町とか……現実世界に同じ名前の町があるかどうかまで詳しく知らないけど、でもそれって間違いなく「名探偵コナン」に出てくる地名でしょ! ここってもしかしてコナンの世界ですか!? ……いやいやいやいや、若返りトリップ、っていうのはまあ認めない訳にはいかないとは思ったけど、それが都合よくコナンの世界とかありえないっしょ! 手っ取り早く確かめる方法がとっさに思いつかなかったんだけど、ふとリビングの和ダンスに卒業証書やアルバムが入ってることを思い出して。 ダメもとで確かめたところ、ありました。 帝丹中学の文字と、工藤新一、毛利蘭、鈴木園子の名前がついた写真が……! いや、確かにコナン好きだけど、新一落ちの夢小説読んでニヤニヤしてたのは私だけど、でもそれが現実になって嬉しいかっていえばぜんぜんそんなことないんだけど! だって、新一っていわゆるあれでしょ? 工藤新一 夢小説. 新聞に載るような有名人で学校のアイドル的存在。 対する私は、キャーキャー騒いでる女子、ですらない、そのうしろでこっそり見ているような(むしろ恥ずかしくて視線を送ることすらできないような)内気でオタクな女子な訳で。 どうやら家は近所らしいし、同じ学校だったのは間違いなさそうだけど、賭けてもいいぜったい話したことなんか一言だってなかったはず! そんな女がいきなり「ほら、今から工藤新一と同じ世界で過ごせるよ、楽しんじゃいなよ!」とか言われたって、夢小説の主人公みたいに親しく話しかけたりとかぜったい無理なんだから!! でも、たとえ話はできなくても興味はあったから、私はもう一度卒業アルバムを見つめた。 帝丹中学の卒業アルバムの前半は集合写真で、見開きの左右に2クラス分の写真があって。 左のページに私の夢小説ネームが、その右のページに工藤新一、毛利蘭、鈴木園子の名前があった。 写真はもちろんアニメ調なんかじゃなくて、ちゃんと実写だったんだけど……。 不思議だった。 それまでマンガやアニメでしか見たことがなくて、実写の彼らなんか想像すらつかなかったけど、私には一目で彼が工藤新一だって判ったし、見れば見るほどその写真の人が工藤新一以外には見えなくなっていったんだ。 うん、やっぱかっこいいわ、工藤新一。 毛利蘭も可愛い、鈴木園子も可愛い。 対して隣のクラスの私は……そういえば中学の頃の私って、前髪を上げてゴムで2つに縛ってたんだっけ。 (ちなみに今は前髪は下ろしてうしろで1つ縛りだったりする。だってその方が頻繁に美容院行かなくてすむんだもん) ムダに背ばっかり高くて、雛壇のいちばん上でぴょこんと飛び出してるのが目立つだけの平凡な容姿。 まあね、トリップ特典で容姿も可愛くなってたら、なーんて夢見てた訳じゃないけどさ。 容姿がこうなら性格も変わらないだろうし(髪型ってけっこう性格出るよね?
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え? ていうか、ここどこ?? うちの前の道、確かバス通りで目の前は商店街だったはずなのに……なんで住宅街になってるんだ……? 放心状態のまま部屋に戻って、三面鏡を開いてその場に座り込む。 目に映るのは確かに私なんだけど……。 それは今の45歳の私なんかではなくて、30年近く前の、おおむね高校生くらいだった頃の私の顔 ―― 夢じゃないのは確かだ。 いくら私だって、45年も夢と現実との世界を行き来していれば、今どちらの世界にいるのかくらい空気で判る。 ―― なんか、いろんなことが、やっとすとんと納得できた。 ううん、納得なんかしてないけど、なんかちょっとだけ判った。 これってあれだ、夢小説にありがちな、そう若返りトリップってヤツ。 でもさ、今までそんなのぜんぜん関係なく45年も生きてきて、いきなりこんな目にあうなんてまず思わないじゃん!
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「あー、つかれたー」 夜、仕事から帰ってきて、ただいまの代わりにつぶやく。 「おかえり。今日は早かったね」 「うん。定時に上がれたから」 「ほら、また! なんであんたはいつもいつもそうやって脱いだもの丸めとくの!」 年老いた、というかすでに老人といって間違いない75歳の母のお小言。 聞き慣れ過ぎててもうなんの反応をする気も起きないけど。 まあ、生まれてこの方45年も聞かされてれば、何をどう反応しても無駄なのは判り切ってる。 「灰皿は?」 「あんた煙草吸い過ぎでしょ。いいかげんに」 「そうやってあなたがストレス与えるからね」 「んもう。身体壊してもお母さん知らないよ」 だからさ、こっちは1日仕事してきて疲れてんだって。 まして今日は金曜日、今週はぜんぜん休み取れなかったし、40代の身体には週5日の労働がめっちゃ堪えるんだよ。 リビングからふすまを隔てた自室に入るとさっそく煙草に火をつける。 万年床に腰を落ち着けて、ケータイを充電機にセットして、目の前のノートPCのスリープ状態を解除。 すると、今朝まで読んでたコナン夢小説サイトの画面が現われる。 内容は確か、原作沿いの新一落ちだったっけか? 工藤新一 夢小説 裏. やっぱ、現実忘れるには夢小説だよね! 現実の私はとりたててなんの長所もないしがない会社員、しかも45にもなって独身で、お局様通りこしてオバサンの域に達してるし。 でもさ、でもさ、夢小説読んでる間は、こんな私でも高校生になれるんだよ? 工藤新一くんと恋愛関係になれるんだよ? コナンくんに「愛夏姉ちゃん」なんて呼んでもらえるんだよ? あ、ちなみに愛夏は夢小説用の私の名前ね。 ほら、本名はやっぱ恥ずかしいし、でも馴染んでる名前の方が自分だって気がするから、夢小説読む時は決まって「高久喜愛夏」って名前を打ち込んでるんだ。 無意識に煙草を吸いながら夢の世界に浸ってると、世話好きの(というかもうおせっかいの域だけど)母が勝手に夕食を運んできてくれる。 適当に食べ散らかして、空気清浄機の上にお盆ごと置いておくと、時間を見計らった母が再び文句を言いながらお盆を下げてくれる。 PC画面の時刻表示が23時を過ぎたら就寝の目安。 トイレに行って、そのまま万年床でおやすみなさい。 そんな、45歳独身オタク女の夜は、いつものように更けていって。 でもまさか、これが最後の夜になるとか、ふつう思わないじゃない?
「工藤新一」タグが付いた関連ページへのリンク 新一「幸せに出来なくてごめんな」初めから彼の隣には私の居場所なんてなかった________________こんにちは完結してない作品がある中、新作を作ってしまっ... キーワード: 工藤新一, 片想い, 名探偵コナン 作者: かな ID: novel/pikakana23 シリーズ: 最初から読む 『工藤くーん!!!』「!?」『大好き〜!!!』今日も私は立ち入り禁止の屋上から愛を叫ぶーーーーー新作ですこちらもオリジナルでっすバリバリ恋愛にした... 「新一」の小説・夢小説検索結果(2246件)|無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO. キーワード: 名探偵コナン, 幼児化, 工藤新一. 江戸川コナン 作者: おむたこ ID: novel/omutako0912 新一「元の関係に戻ろう」そう言って私の前から姿を消した________________こんにちは完結してない作品がある中、新作を作ってしまった是非、こちらも見て... キーワード: 工藤新一, 片想い, 名探偵コナン 作者: かな ID: novel/pikakana022. (center:米花町2丁目20番地) (center:工藤邸の隣の家) (center:そこで私は平和に暮らしていた。が……)(center:あやしい大学... キーワード: 名探偵コナン, 赤井秀一, 工藤新一 作者: あおい ID: novel/b52bf5837615
「魔人を発見したって、本当なのか?」 魔人領で順調に魔物を討伐していたある日の定期報告で、オーグから衝撃的な報告がもたらされた。 俺達は、魔人達が拠点にしているであろう旧帝都を、魔物を討伐しながら目指していたのだが、クルト方面連合軍の偵察部隊によって魔人達が集まっている街を発見したと言うのだ。 「罠の可能性は?」 『私も確認しに行ったのだがな、人気のない街で、魔人達が憂さ晴らしをするように建物を壊してまわっていた。待ち伏せで、あれはないだろう』 確認しに行ったって。何を危ないことしてやがる。 「見つかってないだろうな?」 『魔力制御の訓練のお蔭だな。制御量が増えただけでなく、小さく抑えることもできるようになった。加えて魔力遮断の魔法も使ったからな、全く気取られていないさ』 「それならいいけど……で? シュトロームはいたのか?」 『さすがに街全部を見回れる訳もないからな……街全体で五十前後の魔力があるのは確認したのだが……』 「動き回ってちゃ、正確な数は確認できないか……」 『すまんな』 「しょうがないさ。待ち伏せの可能性がないって分かっただけでも儲けもんだけど……」 それにしても、なぜ帝都ではなく途中にある街に集まってるんだ? 賢者の孫 - 最終局面を迎え……るはずでした. それに、憂さ晴らしをするように建物を壊して回ってるって……二度に渡る襲撃の失敗に苛立ってるのか。 あんな稚拙な襲撃で? そのことに苛立つだけで、次の襲撃を仕掛けてこないのもおかしい。 「なんだか様子がおかしいな……」 『ああ、私もそう思う。ひとまず、クルト方面連合軍には、街から離れたところで陣を張らせて待機させている。街からは見えない位置にな』 「そうだな。今回は、俺達が合流するまで待った方がいい」 『既に厳命してある。魔人どもは、お前達の手に負えるものではないから手を出すなとな』 一体二体ならともかく、さすがに、数十体もの魔人を相手にするのは、俺達が全員集まってからでないと無理だ。 『もうすぐ、そちらの陣営にも報告が入るだろう。急ぎ、こちらに集まってくれ』 『「了解!」』 いよいよ大詰めだな。 もう二回も取り逃がしてるんだ。もう失敗は許されない。完全に取り囲んで逃げられないようにして、必ず殲滅させる! そしてオーグが言ったように、各方面連合軍と情報を交換した兵士が戻り、その旨をダームの指揮官ラルフ=ポートマンさんを始めとするエルス、イースの指揮官も含めた首脳陣に報告した。 その場には、俺達三人もいる。 「なんだと!?
勇者?賢者? いえ、はじまりの街の《見習い》です~なぜか仲間はチート級~(旧題:初めてのVrmmo始まりの街がチートでした)
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賢者の孫 - 最終局面を迎え……るはずでした
え?…え?何でスライムなんだよ!! !な// 完結済(全304部分) 4914 user 最終掲載日:2020/07/04 00:00 賢者の孫 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。 世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫// 連載(全260部分) 4003 user 最終掲載日:2021/07/25 17:45 聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂// 連載(全396部分) 4149 user 最終掲載日:2021/06/03 22:00
法術無双! ~エナドリから始めるセカンドライフ~(旧題:ゼロから始める異世界賢者生活)(モノクロ) - カクヨム
魔人達が動き始めました!」
【バック・アロウ】24話最終回感想 なんでもありの相応しいラストだった : アニはつ -アニメ発信場-
そんなもの、奴らが勝手に言っているだけではないか! 大方、自分たちの功績を増やすために、我らに手を出させないようにそんなことを言っているのであろうよ」 本当にそうだろうか? 法術無双! ~エナドリから始めるセカンドライフ~(旧題:ゼロから始める異世界賢者生活)(モノクロ) - カクヨム. 進言した兵士は首を傾げる。確かに、ダームとカーナンは魔人を直接見ていない。 どれ程の強さなのか、実際にその目で見た訳ではない。 「それが証拠に、見ろ。クルト王国では、人的被害など出ていないではないか」 「ですが、スイード王国では……」 「大方、奇襲に対応できなかったのだろう。その際も、奴らが簡単に追い払ってしまったではないか。本当は大したことないのだよ。魔人など」 三国会談前、シン達が懸念していた『魔人は大したことはない』という風潮が、こんなところで影響を与えていた。 「しかし……」 「ええい、煩いぞ! 先ほどから、否定的なことばかり言いおって! 貴様、創神教の教えに背くつもりか! ?」 創神教の教え。 いつの間にそんな話になったのか? 第一この集まりは、シン達が神の御使いや聖女と呼ばれることを快く思っていない人間の集まりで、称号を取り下げさせる手段を考える集まりではなかったのか?
魔人の拠点を発見しただと! ?」 「はい。クルト方面連合軍の偵察部隊がこれを確認。複数人で確認したため、間違いないとのことです」 「ク、クルト方面連合軍には、アウグスト殿下がいらっしゃるだろう? 討伐はされなかったのか?」 「それなのですが、数が多いので、討ち漏らす可能性があり、各方面連合軍に分散しているアルティメット・マジシャンズの皆様の合流を待って、行動にあたるということです」 「そうか……まだ討伐されていないのか……」 討伐されていないことに、ホッとしたようなため息をこぼすポートマン指揮官。 何で、討伐してないことにホッとするんだ? 「よし!